2008年04月17日
トヨタ、インターネット上の3次元仮想都市「TOYOTA METAPOLIS」 をオープン
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、株式会社ココア(東京都渋谷区、代表取締役:森山雅勝)が開発したインターネット上の3次元仮想都市(3Dバーチャルコミュニティ)である「meet-me」内に、カーライフをテーマとした未来都市「TOYOTA METAPOLIS」(以下、「トヨタメタポリス」 専用サイトhttp://metapolis.toyota.co.jp/)の試行版を、4月17日(木)に開設した。 昨今、インターネット上のブログやSNS(ソーシャルネットワークサービス)、およびセカンドライフに代表される3次元仮想空間が幅広く認知されてきており、企業の新たなマーケティングの場としても全世界で注目を集めている。 「トヨタメタポリス」は、トヨタの新たな情報発信媒体として、特に若年層のお客様に、クルマをより身近に楽しんでいただくことを目的とした、人とクルマ、地球と未来・夢・楽しさ、自然との共生を実現する、トヨタ独自の3次元仮想都市である。 「トヨタメタポリス」には、トヨタ車が展示されている「オートモール」、歴代の名車や未来のクルマが体験できる「ミュージアム」などのクルマ関連施設を中心に、さまざまなイベントが開催される「イベントホール」、仲間が集まる「コミュニティ広場」、住居施設の「レジデンス」など、幅広いお客様に楽しんでいただくための施設が設置されている。お客様は、自分の分身となるアバター(*)を無料で設定し、ポイントと引き換えに、新型車やコンセプトカーなどのトヨタのバーチャルカーを入手でき、「トヨタメタポリス」内の専用道路を運転するなど、ユニークなカーライフを体験できる。 また、「トヨタメタポリス」の都市デザインは、「近未来の都市空間」をテーマとし、アニメーション監督である押井守氏が監修にあたっている(デザインは平田秀一氏)。 なお、「トヨタメタポリス」では、本年5月12日(月)に「TOYOTA METAPOLIS(β版)オープン記念イベント」を開催する予定であり、参加者(限定1000名)に対して、トヨタの新パーソナルモビリティである「バーチャル i-REAL(アイ リアル)」を提供する。そして、本年10月には、ファクトリーでのモノづくり体験やコミュニティ広場での各種展示会など、よりサービスを充実させ、「トヨタメタポリス」をグランドオープンする予定である。 |
* | 2D/3Dのビジュアルチャットやワールドワイドウェブ上の、比較的大規模なインターネットコミュニティで用いられる、「自分の分身となるキャラクター」、または、そのサービスの名称。漫画のような姿のキャラクターが用いられる場合が多い。 |
以上 |
<別紙>
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〈「TOYOTA METAPOLIS」の概要〉 |
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〈施設紹介〉 |
■オートモール |
バーチャルカーの見学や情報の取得、試乗や購入体験などができる展示場(試行版では一部のバーチャルカーの展示・情報の取得のみ)。 |
■ミュージアム |
歴代の名車、次世代のコンセプトカーなどの見学および試乗ができる自動車博物館(試行版では未公開)。 |
■イベントホール |
トヨタメタポリス限定のクルマの常設展示や音楽会など各種催しが行われる多目的ホール。 5月12日にはスペシャルイベントを開催予定。イベント概要は以下のとおり。 |
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・ | 1000人参加可能な大規模なスペシャルバーチャルイベント |
・ | 5月12日15:30より開催予定 |
・ | 参加の応募は4月21日(月)11:00からトヨタメタポリス内「ビギナー広場」にて受付・抽選。 |
同時に、先着5000名様に専用インストールDVD&解説ブックレットの応募受付を専用サイト(http://metapolis.toyota.co.jp/) にて受付 |
■コミュニティ広場 |
トヨタメタポリス内の最新情報を入手したり、他の住人と自由に交流できるコミュニティスペース。 |
■レジデンス |
トヨタメタポリスの会員だけが利用できるトヨタメタポリス内の居住施設。住居には3台までクルマを保管できるガレージが付属(ガレージは試作版では未公開)。 |
〈デザイン監修 押井守氏の略歴〉 |
1951年8月8日生まれ。アニメや実写映画を中心に活動している日本の映画監督、演出家。 さらに、ゲームクリエイター、小説家、脚本家、漫画原作者と活動は幅広い。代表作は『うる星やつら2ビューティフルドリーマー』『機動警察パトレイバー2 the Movie』『攻殻機動隊/GHOST IN THE SHELL』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』。 |