2017年10月04日

東京モーターショーに出展したトヨタ車の歴史(1954-1963)

 

1954第1回全日本自動車ショウ

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展示車両267台の内、乗用車はわずか17台。商用車需要が高いことが伺える。
1953年(昭和28年)まで日刊自動車新聞主催で開催されていた「自動車展覧会」が発展的に解消し、「全日本自動車ショウ」として新たに誕生した。

開催会場 日比谷公園
開催期間 4月20日~4月29日
来場者数 547,000人
出展会社数 267社
トヨタ出展車両 「トヨペット RHK セダン」「トヨペット RHN セダン」「トヨペット FR バス」「トヨタ FA ダンプ」「トヨタ FA トラック」など

1955第2回全日本自動車ショウ

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小型4輪トラックが登場したことにより、純国産による本格的な乗用車時代の到来と、トラックの3輪から4輪の時代への幕開けを伺わせた。

開催会場 日比谷公園
開催期間 5月7日~5月18日
来場者数 784,800人
出展会社数 232社
トヨタ出展車両 「クラウン」「トヨペット マスター」「トヨペット RK型」「トヨタ FA型」「トヨタ リヤーダンプ」など

1956第3回全日本自動車ショウ

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1955年5月に通産省(当時)が発表した国民車構想の影響により、商用車から乗用車に人気が移った。この回より、従来から各社が個々に展示していたのを、乗用車、トラックなどの車種別に展示する方法に改められた。

開催会場 日比谷公園
開催期間 4月20日~4月29日
来場者数 598,300人
出展会社数 267社
トヨタ出展車両 「クラウン デラックス」「トヨペット マスターライン RR17 ライトバン」「トヨペット マスターライン RR18 ピックアップ」「トヨペット マスター」「トヨタ ランドクルーザー」「トヨタ FA63型AA」「トヨペット ルートバスRK」など

1957第4回全日本自動車ショウ

  • 会場風景
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ショー事務局が「自動車なんでも相談室」の看板を掲げるなど、単なるショーから実質的な商談の場として変わりつつあった。

開催会場 日比谷公園
開催期間 5月9日~5月19日
来場者数 527,200人
出展会社数 278社
トヨタ出展車両 「コロナ」「トヨタ ランドクルーザー EJ25」「トヨペット トラック 1500」「コロナ カットボデー」「トヨエース SKB」「トヨエース パネルバン SK-18A」「消防車 FH24JA」など

1958第5回全日本自動車ショウ

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この年、国産乗用車がアメリカに本格輸出をはじめた影響からか、ショーにも外国人の姿が目立つようになった。会場が日比谷公園から後楽園競輪場へ移り、開催時期も春から秋に変更した。

開催会場 後楽園競輪場
開催期間 10月10日~10月20日
来場者数 519,400人
出展会社数 302社
トヨタ出展車両 「クラウン デラックス」「コロナライン」「トヨタ ディーゼル リヤ10型バス」「トヨペット ルートトラック 高所作業車」など

1959第6回全日本自動車ショー

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乗用車に新境地を見出す小型高速ディーゼルエンジンを出展し、人気を呼んだ。会場が晴海国際貿易センターへ移り、室内展示になった。

開催会場 晴海国際貿易センター
開催期間 10月24日~11月4日
来場者数 653,000人
出展会社数 303社
トヨタ出展車両 「クラウン デラックス」「コロナ」「トヨペット マイクロバス」「トヨタ トラック」「トヨエース カットボデー」など

1960第7回全日本自動車ショー

  • 会場風景
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この年、国内初の外車ショーが開催。貿易為替の自由化など、日本の自動車産業を取り巻く環境が大きく変わろうとしていた。

開催会場 晴海国際貿易センター
開催期間 10月25日~11月7日
来場者数 812,400人
出展会社数 294社
トヨタ出展車両 「クラウン カスタム ステーションワゴン RS37LG」「クラウン 1900 デラックス」「コロナライン PT26V ライトバン」「コロナライン PT26 ピックアップ」「トヨペット スタウト RK45」「トヨペット スタウト RK45 ライトバン」「コロナ カットボデー」など

1961第8回全日本自動車ショー

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  • スカイパーキング模型

消費革命が急速に進展し、スポーツカーなどが登場。
トヨタでは「トヨペット スポーツカー」が注目を集めた。各社も1000cc以下の乗用車が意欲的に出展された。

開催会場 晴海国際貿易センター
開催期間 10月25日~11月7日
来場者数 952,100人
出展会社数 303社
トヨタ出展車両 「トヨペット スポーツX」「コロナ 1500 デラックス」「クラウン 1900 デラックス」「パブリカ」「パブリカ カットボデー」「クラウン エアポート リムジン」「スカイパーキング模型」など

1962第9回全日本自動車ショー

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  • パブリカ スポーツ

入場者数が100万人を超え、クルマへの興味が高まってきたことが伺える。出展車両もスポーツカー、オープンカーが人気があり、2年後に迎える貿易の自由化を前に各社も意欲的に出展していた。

開催会場 晴海国際貿易センター
開催期間 10月25日~11月7日
来場者数 1,049,100人
出展会社数 284社
トヨタ出展車両 「パブリカ スポーツ」「パブリカ オープンカー」「クラウン デラックス」「コロナ 1500 デラックス」「コロナ 1500」「トヨグライド パネル」「トランジスタ テレビ」など

1963第10回全日本自動車ショー

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乗用車中心のショーへ変化。
トヨタは国産初のV8エンジンを搭載した「クラウン エイト」や、「クラウン」「コロナ」「パブリカ」のコンバーチブルを出展し、豪華さと軽快さを調和させた展示となった。

開催会場 晴海国際貿易センター
開催期間 10月26日~11月10日
来場者数 1,216,000人
出展会社数 287社
トヨタ出展車両 「コロナ スポーツ クーペ」「パブリカ コンバーチブル」「クラウン コンバーチブル」「コロナ 1500S コンバーチブル」「ドリームカー(デラックス リムジン)」「コロナ 1900S」など

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