2002年04月22日

トヨタ、ハイブリッド車の販売累計10万台を突破

 

 トヨタ自動車(株)(以下 トヨタ)のハイブリッド車の販売累計台数が、本年3月末までに国内・海外合わせ約10万3千台と10万台を突破(トヨタ調べ)した。

 トヨタは、国内において1997年12月に世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売し、2001年6月に「エスティマ ハイブリッド」、同年8月に「マイルドハイブリッドシステム搭載クラウン」を発売した。
  また海外では、「プリウス」を2000年7月から北米、同年9月から欧州で販売を開始し、現在20ヶ国以上で販売している。

 「プリウス」の開発では、アトキンソンサイクルエンジン、駆動用ニッケル水素バッテリーや、電気式無段変速システム、「エスティマハイブリッド」では、走行性能を革新する量産世界初の電気式4輪駆動システム、4輪の駆動・制動力統合制御、「マイルドハイブリッド」では、42V電源システムの世界初の実用化など、トヨタは、低燃費・低エミッション、新しい走りを実現したハイブリッドシステムの普及を先導してきた。

 この結果、全世界のハイブリッド車におけるトヨタ車は、約9割に達している。
 トヨタは、今後も、燃料電池ハイブリッドシステムを含め積極的にハイブリッド車の開発を進めていく予定である。

【ハイブリッド車の販売累計台数】
(トヨタ調べ 単位:台)

以上