2002年10月01日

<ご参考>

トヨタ博物館 第24回特別展を開催

 

 トヨタ自動車(株)の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手町)では、10月8日(火)から12月8日(日)にかけて、第24回特別展「ミニチュアカー展」を開催する。
 あわせて、10月5日(土)から12月8日(日)にかけては、"モノづくりの楽しさ"と"体験"をテーマとした恒例のイベント「わくわくウィークエンド 2002」を開催する。

 特別展およびイベントの概要は以下のとおり。

- 記 -
1.第24回特別展の概要
 (1) 期  間:  10月8日(火)~ 12月8日(日)
 (2) 場  所:  トヨタ博物館 本館2階 特別展示室 
 (3) 内  容
   a. テーマ 「ミニチュアカー展」
子どもだけでなく、大人にも多くの愛好家をもつミニチュアカーにスポットを当て 当館所蔵品を中心に1950~60年代の懐かしいティントイ(ブリキの玩具)や精巧なダイキャスト・ミニチュアカーなど約2000点を紹介する。
   b. 展 示 品 ◇ ブリキ製玩具 約300点、ダイキャスト模型 約1700点 等【詳細別紙】
2.「わくわくウィークエンド 2002」の概要
 (1)期  間: 10月5日(土)~12月8日(日)
 (2) 内 容
イベント 日 時 参加数 内 容 場 所
クラシックカー
試乗会
10/5(土)~11/23(土)の
各土曜日
13:00~14:00
15:00~16:00
先着
 64組/日
クラシックカーに試乗 走行コース
(当館敷地内)
ボンネットバスに試乗



ウレタン
クラフト
10/6(日)~11/24(日)の
各日曜日
9:30~17:00(受付終了は16:30)
先着
 200名/日
フォルクスワーゲンやトヨタ AA型乗用車をウレタンで作る 新館1階
大ホール
木の
クルマ
10/8(火)~12/8(日)
9:30~17:00
希望者全員 木のオリジナルカーを作る 本館2階
特別展示室
スタンプラリー 10/5(土)~11/24(日)の
各土・日曜日、祝日
9:30~17:00
先着
 500名/日
各ポイントのイラストスタンプ゚を探しながら楽しく見学 本館
*クラシックカー試乗会・・・クラシックカー・ボンネットバスとも、運転不可。
*料金・・・・・・・・・・・・・・ 「クラシックカー試乗会」で、クラシックカーに試乗は、有料。
ボンネットバスに試乗は無料。
「ウレタンクラフト」は、入館料は無料だが、材料費が必要。
「木のクルマ」は、入館料・材料費とも必要。
「スタンプラリー」は、入館料が必要。
◆ご案内
 (1)  所在地 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41-100
(東名・名古屋IC、東名阪・本郷ICより東4kmグリーンロード沿い)
 TEL0561-63-5151  FAX0561-63-5159
 (2)  開館時間 9:30~17:00  ※休館日は、原則月曜日(祝日の場合は翌日)
 (3)  入館料 特別展見学は無料ですが、博物館入館料が必要
(大人 1,000円  中高生 600円 小学生 400円 団体割引あり)
以上
<別紙>
1.<特別展の主な展示品>
展 示 構 成 主 な 展 示 品  備 考
第1部
ブリキコーナー
国産自動車がまだ本格的にアメリカに輸出されていない1950~60年代に、既に輸出されていた日本製ブリキ自動車玩具を中心に約300点を展示。
 a.戦後の金属玩具のはじまりとなったジープ(1945年頃・日)  
戦後第1号と推定される小菅(こすげ)松蔵氏の手によるブリキ製ジープの玩具。戦争直後は材料がなく、占領軍から出た空缶の廃材を利用して作られた。
個人蔵
 b.昭和天皇が御幼少の頃遊ばれたブリキ玩具(1900年代・独)  
ドイツの老舗メーカー、レーマン社が製作したブリキ自動車玩具。昭和天皇のお母様である貞明(ていめい)皇后のご実家の九條家の御殿医が、宮中に参内された節に皇后よりいただいた貴重な品である。
大阪府立大型児童館ビッグバン所蔵

 c.ブリキ自動車玩具の不朽の名品(1951・日)  
ブリキ自動車玩具の最高峰といわれるマルサンのキャデラック。アメリカでは日本製ブリキ自動車玩具が当時爆発的な人気 を博 しており、輸出の花形製品であった。
当館
所蔵
第2部 
ダイキャストコーナー
日本初の本格的ダイキャスト模型をはじめ、エンジンルームや計器など細部まで作りこまれた、精巧なミニチュアカーを中心に約1700点を展示。
 a.日本初の本格的ダイキャスト・ミニチュアカーの誕生(1959・日)  
日本で初めて誕生した本格的なダイキャスト・ミニチュアカー のトヨペット クラウンデラックス。今でも再現技術の優秀さは高く評価されている。
個人蔵
 b.黎明期の国産メーカーと世界の主要メーカーのミニチュアカーを一堂に  
世界各国のミニチュアカー約1700点を展示。特に5段のひな壇に国別に展示された1/43スケールのミニチュアカー約500台で作られたトンネルは見ごたえがある。
当館
所蔵
2.<試乗会出展車両(予定)>
期  間 車 両 名 解    説 備 考
10/5~10/26
の各土曜日
ベンツ 14/30HP
(1912・独)
モダンなスタイルが特徴のスポーティなツアラー。ラジエターはデザインや効率が良いことから他社への影響も大きく、次第に普遍的なものなっていった。 常設
展示車両
パッカード ツインシックス
(1920・米)
航空機用に開発されたV12気筒エンジンをいち早く搭載した量産車。またアメリカ初のアルミピストンを採用し、信頼性・技術面ともアメリカが誇る最高級車であった。 収蔵車両
11/2~11/23
の各土曜日
メルセデス ベンツ300D
(1961・独)
1951年発表の復興期のベンツを象徴するモデル。当時、排気量3000cc以上の車には高い税率が課せられたため、この2996ccのモデルがベンツの最高級モデルであった。 初公開
フォード モデルA
(1929・米)
大量生産方式によるコストダウンや運転を簡素化するメカニズムで大衆化を果たした「モデルT」の後継車。スタイルは上級モデルの「リンカーン」にならった魅力的な車両であった。 収蔵車両
10/5~11/23
の各土曜日
トヨタ ボンネットバスFB80
(1963・日)
鼻先の突き出たスタイルのボンネットバスは、戦前・戦後を通じて昭和40年代まで公共交通機関として全国で活躍した。 常設
展示車両