2002年07月01日
トヨタ、燃料電池ハイブリッド乗用車の限定販売計画を前倒し
-本年末を目処に日米で限定販売を開始-
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トヨタ自動車(株)(以下トヨタ)は、このほど燃料電池ハイブリッド乗用車の公道走行試験が1年の節目を迎えることを機に、当初の開発計画を早め本年末を目処に、日本および米国で限定販売を開始することとした。
トヨタは、FCHV-4(Fuel Cell Hybrid Vehicle:燃料電池ハイブリッド乗用車) による公道走行試験を昨年6月より日本で、続いて7月より米国で開始し、これまでの1年間で公道およびテストコースを合わせ、延べ約11万kmの走行試験を行って来ており、今後も継続することとしている。 今回の決定は、この成功裡に進行している走行試験の成果を踏まえた上、社会要請に、より早く応えることを念頭に、当初計画の前倒しを図るものである。 今回限定販売を予定している新型燃料電池ハイブリッド乗用車では、FCHV-4のシステムの信頼性や、航続距離など使用性を一段と高めることで、市販車に求められる性能レベルを確保する計画である。 しかしながら、コスト面や、氷点下の低温適応性などに課題が残るため、その販売は、台数を日本向けと米国向けを合わせ、向こう1年間で20台程度とするとともに、販売先は、政府関係、研究機関、エネルギー関連企業などに限定し、地域も水素供給体制、点検整備体制など必要なインフラが整っていることを確認できた一部地域に限定し、行なう予定である。 今回の販売は、将来の燃料電池車普及に向けた規格・基準づくり、インフラ整備、そして水素燃料の社会的受容性醸成に向けたテストマーケティングと位置づけている。 本格的な市場導入には、こうした基準、インフラが整い、水素燃料に対する理解が浸透するという社会基盤ができることが必要で、その時期は早くとも 2010年以降になるものと予測している。 なお販売方法はリース販売とするが、リース料、リース条件などは今後決めて行く 計画である。 |
| 以上 |
<参考資料>
| 【新型燃料電池ハイブリッド乗用車 主要諸元(計画値)】 |
| 車両 | ベース車両 | クルーガーV |
| 全長/全幅/全高(mm) | 4,735/1,815/1,685 | |
| 重 量(kg) | 1,850 | |
| 最高速度(km/h) | 150以上 | |
| 乗車定員(人) | 5 | |
| 燃料電池 | 種 類 | 固体高分子形 |
| 出 力(kW) | 90 | |
| モーター | 種 類 | 交流同期電動機 |
| 最高出力(kW(PS)) | 80(109) | |
| 最大トルク(N・m(kg・m)) | 260(26.5) | |
| 燃 料 | 種 類 | 純水素 |
| 貯蔵方式 | 高圧水素タンク | |
| 最高充填圧力(MPa) | 35 | |
| 2次電池 | 種 類 | ニッケル水素電池 |



