トヨタ、マークＩＩ をマイナーチェンジ

　今回のマイナーチェンジでは、外観について、フロントは、バンパー、グリル、ヘッド ランプを、リヤは、コンビネーションランプ、ガーニッシュのデザインを変更し、華やかさとシャープ感を向上させるとともに、外板色にブラックマイカ、ブラキッシュレッドマイカの新色２色を設定している。"ｉＲシリーズ"については、スーパークロームメタリック塗装を施したアルミホイール、メッシュ調グリルや、スモークタイプのヘッドランプ、 リヤコンビネーションランプを新たに採用するなど、スポーティグレードとしての独自性をアピールした。 
　また室内では、木目調パネルの採用をドアスイッチベースにも拡大するとともに、ステアリングセンサーからの信号により後退時の予想進路を計算し画面表示する音声ガイダンス機能付バックガイドモニター(カラータイプ)や、有料道路自動料金支払いシステム(ＥＴＣ)対応のビルトイン式ＥＴＣユニットなど、高級車にふさわしい装備を一部グレードにオプション設定している。 
　さらに、2.0リットルグランデと"ｉＲシリーズ"のサスペンションについて、それぞれコイルスプリングのバネ定数の変更などにより、走行安定性とフラットな乗り心地をレベルアップ。 特に"ｉＲシリーズ"では、微低速域での減衰力を高め、安定感のある快適な走りを追求している。
　これに加え、"ｉＲシリーズ"に2.0リットル１Ｇ－ＦＥエンジン搭載車を新設定するなど、ラインアップを変更している。

　ウェルキャブについてもベース車と同様の改良を施している。助手席回転スライドシート仕様("Ａタイプ""Ｂタイプ")では、操作レバーを変更、全自動助手席回転スライドシート仕様("Ａタイプ""Ｂタイプ")では、助手席シートに車内での前後スライド機能を加え、一段と使用性を向上したうえ、求めやすい価格を実現した。