2015年04月22日
トヨタ自動車、「第26回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を開催
トヨタ自動車(株)の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、自動車文化の醸成と継承を目的とし、地域に根ざしたイベントとして「第26回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を5月24日(日)に開催する。
本イベントは、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)をメイン会場とし、1985年以前の日米欧の一般参加のクラシックカー約100台による恒例の公道パレードを行う。併せて「ナショナルカラーをまとった戦前のレーシングカー」をテーマに、国の威信をかけた「ブガッティ タイプ35B」などのクラシックレーシングカー3台や昨年レストア中の姿を披露し、この程完成した「フランクリン シリーズ9」等、当館所蔵車両の展示・走行披露を行う。さらにClassic Car Circuit(CCC)、Classic Car Studio(CCS)といった来場者がより楽しめるプログラムを展開している。
また、トヨタ博物館開館25周年を機に、2014年秋より、これまで愛知(春)・東京(秋)で異なっていた名称を「クラシックカー・フェスティバル」に統一し、グラフィックイメージも東京と統一したロゴを、今回初披露する。
本イベントの実施に際し社長の豊田章男は、「クラシックカー・フェスティバルはファンの皆様と地域の皆様に支えられ、毎年2万人もの方が来場されるまでに成長してまいりました。たくさんの方にお越しいただき、クルマの楽しさを体感いただければと思います。」と述べた。
開催概要は、以下のとおり。
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- 日時
- 5月24日(日) 9:00~16:00(入場無料)
雨天決行(但し、天候等 諸事情によりプログラムが変更となる場合があります)
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- 会場
- 愛・地球博記念公園(モリコロパーク) 大芝生広場ほか
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- 参加車両
- 一般参加車両 約100台、 当館所蔵車両 11台
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内容
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- クラシックカーパレード
- 出発式(9:00~9:15)
- スタート(9:15~10:00)
- ゴール(10:00~11:00)
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- 車両展示はじめ走行披露、記念撮影、同乗試乗会
- 車両展示(11:00~15:30)
- Classic Car Circuit(CCC) クラシックカーが会場内を走行(11:50~12:40、13:40~14:30)
- Classic Car Studio(CCS) 特設ブースから会場の様子を実況(10:00~14:45)
- 記念撮影(9:30~16:00)
- 同乗試乗会(12:30~13:00、13:30~14:00、14:30~15:00)
- プログラム詳細は別紙参照
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- 各種イベント
- 交通安全ゾーン
- 親子で楽しめる交通安全イベントやペダルカーの運転などができる。
- 東日本大震災被災地支援ブース(9:30~16:00)
- ココロハコブプロジェクトの一環として、本年も東日本大震災被災地支援募金を行い、日本赤十字社に義援金として寄付。募金された方先着2,000名にピンバッジ進呈。
- リニモ新緑ウォーキング(スタート時間9:30~11:30、ゴール時間14:30まで)
- はなみずき通駅から長久手温泉ござらっせを経由し愛・地球博記念公園にゴール。
ゴールした方先着2,000名様にピンバッジ進呈。
- マーケットゾーン
- 「ミュージアムショップ」でトヨタ博物館名物「トヨタ博物館カレー」や「ミニカー」などを販売する他、長久手市内の飲食店なども出店。
- 当日、イベント会場で配布されるパンフレットと入館券(当日のみ)を当館・本館受付にてご提示いただくと先着1,000名様に粗品をプレゼント。
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- 交通案内
- 会場周辺の渋滞が予想されるため、リニモ利用者への特典や無料巡回バス等、利用促進施策を実施。
- リニモ利用者への特典
- リニモ「愛・地球博記念公園駅」改札口で配布(8:30~16:00)する「乗車証明書」を、愛・地球博記念公園大芝生広場のインフォメーションか、トヨタ博物館本館受付にご提示いただくと「トヨタ博物館当日無料ご招待券」をプレゼント。
- 長久手市内無料巡回バス
- 長久手市内3箇所のバス停を9:00~17:00の間、15分間隔で運行。
- バス停 … 愛・地球博記念公園駅、長久手温泉ござらっせ、トヨタ博物館
- お車でお越しの方へ「パークアンドライド」
トヨタ博物館の南側に「臨時駐車場(400台・無料)」をご用意。芸大通駅からリニモに乗り換え、愛・地球博記念公園駅まで3分。
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後援・協賛等
- 後援
- 愛知県、長久手市、愛知県教育委員会、長久手市教育委員会、長久手市観光交流推進会議
- 協賛
- 公益財団法人愛知県都市整備協会、愛知高速交通株式会社、長久手温泉ござらっせ・あぐりん村
- 協力
- 公益財団法人豊田市文化振興財団 豊田市ジュニアマーチングバンド、長久手市商工会
詳細はトヨタ博物館ホームページ参照 http://www.toyota.co.jp/Museum/
取材のご案内
ご取材いただける場合は、お手数ですが事前に下記までご連絡ください。
(お車でお越しの方は駐車券を送付させていただきますので、5/19(火)までにご連絡ください。
事前にご連絡がない場合は有料駐車場をご利用いただくことになりますので予めご了承ください。)
(お車でお越しの方は駐車券を送付させていただきますので、5/19(火)までにご連絡ください。
事前にご連絡がない場合は有料駐車場をご利用いただくことになりますので予めご了承ください。)
なお、当日ご取材いただける方は愛・地球博記念公園 大芝生広場 「インフォメーション」にお越しください。
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トヨタ博物館企画・広報グループ
- 担当
- 大部・吉田
- TEL
- 0561-63-5151
- 当日のみ 090-2343-3009
以上
別紙
プログラム
プログラム | 時間 | 内容 | |
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クラシックカーパレード (一般参加車両約100台) |
9:15~11:00 |
沿道の「はなみずき広場」と「長久手温泉ござらっせ」でトヨタ博物館グッズの抽選会を実施(9:00~抽選券付きパンフレットを2か所で、先着300名に配布)
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車両展示 | 11:00~15:30 | パレードから帰ってきた一般参加車両・トヨタ博物館車両を展示 | |
Classic Car Circuit(CCC) | 11:50~12:40 13:40~14:30 |
トヨタ博物館所蔵車両5台(下記参照)、オーナー車両20台(予定) | |
Classic Car Studio(CCS) | 10:00~14:45 | CCCやオーナーインタビュー、会場の様子を実況 | |
記念撮影 | ジャガー XK150S (1961・イギリス) |
9:30~16:00 | ジャガーXKシリーズはスポーツカーの代表車種として人気を博していた。ル・マンでジャガーに大勝利を導いたサーボ付きディスクブレーキをXK150のセリングポイントとし全輪に採用した。 |
シボレー インパラ (1959・アメリカ) |
水平方向に伸びた巨大なテールフィンとキャッツ・アイ(猫の目)を思わせるリア・スタイルが特徴。当時のアメリカは大衆車でさえ全長が5mを超え、排気量も5リットルを超えるという、世界でも類を見ない独特の市場が形成されていた。 | ||
同乗試乗会 | フォード モデルT デポヘック (1914・アメリカ) |
フォード・モデルTのシャシーに外部の架装専門業者が人と荷物を運ぶボディを架装したもの。現代のステーションワゴンの原形。100年以上前に作られた車に乗れる貴重なチャンス! | |
ジープニー (1991・フィリピン) |
12:30~13:00 13:30~14:00 14:30~15:00 |
フィリピンで庶民の足として活躍している乗合バス。米軍払い下げのジープを改造したのが始まり。現在は主に日本の小型トラックにフィリピン製のステンレスボディ、各種の中古部品を利用して製作。人目を引く派手な装飾も特徴。 | |
LTI TX1(ロンドンタクシー) (2001・イギリス) |
1958年以来、ロンドンタクシーとして40年近く親しまれたオースチンFXの後継として1997年に誕生。狭い所まで入り込むロンドンタクシーの伝統で、回転半径3.8m! | ||
各種イベント | 9:30~16:00 |
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クラシックカーパレード先導車
車両名(年式・国名) | 特徴 |
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トヨペット クラウン RS21型 (1960・日本) |
初代クラウンの改良型で、エンジン性能の向上ほか内外デザインも細部が変更され、ボディパネルの品質も向上した。オーバードライブ付き3速オートマを国産車で初採用。 |
CCC企画展示「ナショナルカラーをまとった戦前のレーシングカー*」 他
*ブガッティ タイプ35B (1926・フランス) |
フレンチブルーに身を包むブガッティの傑作。機能美を徹底的に追求し、自動車を芸術ともいうべき造形に昇華させた。量産レーシングスポーツカーとして大成功を収め、世界中を驚嘆させた。 |
*ベントレー 4 1/2リットル (1930・イギリス) |
ベントレーは1920年代から1930年代初頭に、ル・マンで5回優勝。大型ボディと大排気量エンジンの4.5リットルのツアラーは、ブリティッシュグリーンのボディカラーとともに、力強いジョンブル魂を象徴。 |
*アルファロメオ 6C 1750グランスポルト (1930・イタリア) |
ライバルたちよりもはるかに小さなエンジンで、公道レース ミッレ・ミリアで史上初めて平均時速100km以上で走破し見事優勝した。軽快なイタリアンレッドの名車。 |
ドラージュ タイプD8-120 (1939・フランス) |
ドラージュは極めて進歩的で優秀なレーシングカーメーカーで、1930年代には盛んに高級ツーリングカーを開発。D8-120は最も美しいモデルのひとつで、フランスらしい容姿は、オートクチュールを想わせる。 |
フランクリン シリーズ9 (1918・アメリカ) |
多くのメーカーが性能を求め大型化する中、フランクリンは空冷エンジンと軽量化により優れた性能を誇ったユニークなメーカー。空冷直列6気筒エンジンやアルミボディ等、当時の先端技術を満載。 |
雨天の場合は一部車両が展示されない場合があります