2013年11月14日

トヨタ自動車、中国にハイブリッド用電池製造合弁会社を設立

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、常熟新中源創業投資有限公司、プライムアースEVエナジー株式会社、トヨタ自動車(中国)投資有限公司と4社で共同出資し、江蘇省常熟市にハイブリッド用電池製造会社「新中源トヨタエナジーシステム有限会社」を設立した。

 トヨタは現在、トヨタ自動車研究開発センター(中国)有限会社(以下、TMEC)を中心に、2015年頃に発売する車両への搭載を予定し、中国産ハイブリッドユニットの開発に取り組んでいる。今回設立した新会社では、TMECで開発をしているハイブリッドユニットの主要コンポーネントの一つである、電池の組み立てを行う。

 新会社は今後、電池の組み立てに関する施設の建設、設備の導入を行い、2015年中の稼動開始を目指していく。

 これからもトヨタは、ハイブリッドをはじめとする環境技術で中国社会に貢献していくとともに、中国のお客様により一層喜んでいただけるクルマづくりに取り組んでいく。

<新中源トヨタエナジーシステム有限会社 概要>
名 称 (中国語) 新中源豊田汽車能源系統有限公司
(英語名) SINOGY TOYOTA AUTOMOTIVE ENERGY SYSTEM CO.,LTD.(略称:STAES)
所 在 地 江蘇省 常熟高新技術産業開発区
代表 董事長(会長)曹芳(常熟新中源創業投資有限公司 執行董事 )
総経理(社長)山田錠之(トヨタ自動車(株) 主査)
資 本 金 975万米ドル
総投資額 2,437万米ドル
出資比率 常熟新中源創業投資有限公司:50%(487.5万米ドル)
トヨタ自動車(中国)投資有限公司(TMCI):5%(48.75万米ドル)
プライムアースEVエナジー(株):10%(97.5万米ドル)
トヨタ自動車(株):35%(341.25万米ドル)
土地面積 約1.6万m2
生産能力 約11万基/年
従業員数 約70名を予定
設 立 日 2013年11月12日

以上