人と自然が共生する
未来づくりへのチャレンジ
現在、世界では森林が減り、そこで生活する動物や植物などが生きにくくなって
います。人と自然が一緒(いっしょ)に生き、豊かな森や自然を守っていくために、
WWF(世界自然保護基金)やIUCN(国際自然保護連合)などの国際機関の
自然保全活動に協力しています。
また、日本や中国、フィリピン、ブラジルなど世界のトヨタの工場で、その土地に
あった木を植え、森をつくる活動を、地域の人たちと一緒に行っています。
トヨタの堤工場の森づくり
(愛知県豊田市)
2008年に工場で働く人とその家族、工場のまわりに住んでいる地域の人たちの手によって、約5万本の木を植えました。
今では豊かな森に成長して、貴重な鳥も飛んでくるようになりました。
また、2018年には、トヨタの国内工場で最大規模のビオトープを開設。地域に生息する絶滅(ぜつめつ)する可能性がある植物や魚類を保護し、生息数を増やす取り組みを行っています。