トヨタは、カーボンニュートラル実現という目標に向けてCO2の削減を更に加速するため、全社の取り組みを強化しております。今回、その一環として、グローバル投資ファンド「Toyota Ventures Climate Fund」を設立しました。
カーボンニュートラル実現に向けては、自社での取り組みに加え、志を同じくするパートナーとの連携が必要と考えています。「Toyota Ventures Climate Fund」は、カーボンニュートラルに取り組む企業、中でもアーリーステージの企業全般を対象として投資してまいります。
「Toyota Ventures Climate Fund」は、米国シリコンバレーに拠点を置くベンチャーキャピタルファンドToyota AI Venturesからこの度名称を変更した「Toyota Ventures」がファンド運営者(GP)となり、運用総額約1.5億米ドル(約160億円)の出資を受けています。
「Toyota Ventures Climate Fund」概要
所在地 | 米国 |
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投資先 | カーボンニュートラルに取り組むアーリーステージの企業全般 |
ファンド規模 | 1.5億米ドル(約160億円) |
運用期間 | 15年 |
以上
トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。