Woven Capital、フリート事業のデジタル・トランスフォメーションを手掛ける米国Ridecell社に出資

グローバル投資ファンド、ウーブン・キャピタル(以下 Woven Capital)は、フリート事業のデジタル・トランスフォメーション及びIoTオートメーションのプラットフォーム企業、Ridecell, Inc.(以下 Ridecell)に出資を行いました。Woven Capitalは、トップクラスの安全性をもつモビリティの実現を目指すウーブン・プラネット・グループ(以下 Woven Planet Group)の投資機能を担っており、モビリティ、自動化、人工知能、データ・アナリティクス、コネクティビティ、スマートシティ等の分野における革新的なグロース・ステージの企業を対象とした、8億米ドルのグローバル・ファンドです。

Ridecellの自動化・モビリティプラットフォームにより、企業はテレマティクス、フリート管理、内部システムを統合的に確認することができ、そこから得られる情報を活用してビジネス・オペレーション及びワークフローを自動化できます。本プラットフォームを活用することで、ユーザーはデジタル・トランスフォメーションを促進するとともに、膨大な量のデータを活かして自動化・効率化されたビジネス・オペレーションを構築することが可能になります。

本投資に加え、Woven Planet GroupとRidecellは、今後モビリティ・サービスの分野にて、協業の機会を検討してまいります。

Woven Capital プリンシパル 加藤 道子のコメント

Ridecellは、フリートのコネクティビティ及びワークフローの自動化を拡大し、モビリティ業界における重要なデジタル・トランスフォメーションを加速させる役割を担っています。Ridecellへの投資を通じて今後パートナーシップを検討できることを嬉しく思います。Woven Capitalは、今後も安心・安全、効率的かつシームレスなモビリティを可能とする革新的なテクノロジーに重点を置いた投資を行ってまいります。

Ridecell 創業者・CEO アージャブ・トリヴェディコメント

Woven Capitalの投資は、Ridecellが新市場に拡大していく上で、戦略的に重要なものと考えています。オートメーションとデジタルなフリートコントロールを用いたRidecellのイノベーションを活用し、安全で安心なモビリティに向けてWoven Planet Groupと緊密に連携していけることを楽しみにしています。

Woven Capitalについて

Woven Capitalは、モビリティ分野におけるテクノロジーやイノベーションを生み出すグロース・ステージの企業に投資する8億米ドルのグローバル投資ファンドです。Woven Planet Groupのコーポレート・ベンチャー・キャピタルとして2021年に設立されました。Woven Capitalは、モビリティ、自動化、人工知能、データ・アナリティクス、コネクティビティ、スマートシティなどの分野を中心として、グローバルに投資を行います。

ウーブン・プラネット・グループについて

ウーブン・プラネット・グループは、トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社の事業を更に拡大、発展させるために、2021年1月、ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社、ウーブン・コア株式会社、ウーブン・アルファ株式会社、ウーブン・キャピタルの新体制のもと、事業を開始しました。ウーブン・プラネット・グループ4社は、自動運転技術、ロボティクス、スマートシティなどの分野において、新しいイノベーションの創出とパートナーシップの拡充を通して、人々の働き方や暮らしを変えていきます。コネクティッド技術に支えられた安全なモビリティにより、地球(プラネット)上の人々に幸せを届け、ビジョンとして掲げる「Mobility to Love, Safety to Live」を実現していきます。
詳細はこちらをご参照ください。https://www.woven-planet.global/jp/

Ridecell(ライドセル)について

Ridecellはフリート事業におけるデジタル・トランスフォメーションを推進している企業です。RidecellのIoTによるオートメーションやモビリティプラットフォームは、データからのインサイトとデジタルなフリート車両制御を組み合わせ、既存のマニュアルな作業を自動化されたワークフローに変えることで、企業によるフリート事業の先進化・収益化を可能にします。これにより、シェアードサービス、社用車、レンタカー、物流車両の効率を大幅に改善し、デジタルでコントロールできるようになります。Ridecellは米国・欧州で、AAAのGig Car Share等、様々なフリート事業に活用されています。Ridecellは、サンフランシスコを本拠地とし、マドリッド、パリ、ベルリン、インドのプネにオフィスを構えています。

本件に関するお問い合わせ先

ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社
Public Relations
pr@woven-planet.global
https://www.woven-planet.global/jp/

以上

Sustainable Development Goals

トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。

SDGsへの取り組み
https://global.toyota/jp/sustainability/sdgs/

今回の取り組みを通じて特に貢献可能なSDGsの目標

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • パートナーシップで目標を達成しよう

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