トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、幼児など送迎時での置き去り防止を支援する『車内置き去り防止支援システム』を、販売店装着の純正用品として、コースター(幼児専用車)、ハイエース(幼児バス)向けに4月より発売予定です。
この商品は、エンジン停止(IG/ACC OFF)後、運行スタッフに音声案内で車内の確認を促した後、確認が実施されない場合や、確認を実施したものの万一車内に置き去りにされた幼児などが自ら助けを求める場合に、車外へ警報を発します。
商品機能詳細
- 運行スタッフへ確認を促す音声案内と確認未実施時の車外警報(降車確認ボタン)
- エンジン停止(IG/ACC OFF)後、運行スタッフに車内の確認を促す音声案内を開始します
- 運行スタッフが車内に残っている幼児などがいないか確認し、車内最後尾に設置した降車確認ボタンを押すと音声案内は停止します
- 音声案内開始から一定時間経過しても降車確認ボタンが押されない場合、ホーンの吹鳴とハザードランプの点滅で車外へ警報します
- 幼児など置き去り発生時車外警報(ここだよボタン)
- 万一幼児などが置き去りにされた場合、幼児などが自らボタンを押すことで、ホーンの吹鳴とハザードランプの点滅で車外へ警報します
- ハイエース(集中ドアロック付車)では、ここだよボタンに連動してドアロックが解除されます
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降車確認ボタン
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ここだよボタン
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配置イメージ
トヨタは車内に置き去りにされた幼児が犠牲になるという大変痛ましい事故を一件でも防ぎたいという思いから、本商品の開発を進めてきました。今後も「安全・安心」なクルマ社会を実現していくために、あらゆる努力を進めてまいります。
対象車種
コースター(幼児専用車)年式 2004年7月~
ハイエース(幼児バス)年式 2004年8月~
車両仕様等の条件により対象は限られます
価格
10万円前後を予定
(消費税込み、取付工賃など諸費用は含まない。車種・型式によって異なる。)
以上
トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。
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