トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、知能化、電動化、多様化を軸に、モビリティカンパニーへの変革に向けた中国での取り組みを紹介するとともに、お客様のニーズに寄り添った商品、サービスを通じて、新しい価値を創造していくことをテーマに、北京国際モーターショー*に出展しました。
そして、マルチパスウェイを通じたカーボンニュートラルの実現に向けて、バッテリーEV(BEV)の新型車「bZ3C」ならびに「bZ3X」を世界初公開しました。
トヨタ副社長・Chief Technology Officerの中嶋 裕樹は、同日行われたプレスカンファレンスで登壇し、「中国のお客様が笑顔になるBEVとは何か。このテーマを中国のパートナーとともに探求し、送り出すのが『bZ3C』と『bZ3X』です」と新型車を紹介しました。
昨年の上海国際モーターショーでコンセプトカーを公開し、量産化に向けてアップグレードを行ったモデルになり、この2モデルは今後1年以内に中国での発売を予定しています。
「bZ3C」は、トヨタと、BYD TOYOTA EV TECHNOLOGY カンパニー有限会社、一汽トヨタ自動車有限会社、トヨタ知能電動車研究開発センター(中国)有限会社(以下、IEM by TOYOTA)が共同開発し、「Reboot」をコンセプトに、アクティブで象徴的なスタイリングを採用したクロスオーバーBEVで、Z世代と呼ばれる若い世代のお客様向けのパーソナルな空間を楽しんで頂ける機能を追求しています。
「bZ3X」は、トヨタと広州汽車集団有限公司、広汽トヨタ自動車有限会社、IEM by TOYOTAが共同開発し、心地が良い動く家を意味する「COZY HOME」をコンセプトに、大空間で快適な居住性を実現したファミリー向けSUVタイプのBEVです。
どちらのモデルも、最新の運転支援システム、スマートコックピットを搭載し、安全で快適なドライブに加え、新しい体験価値を提供します。
トヨタは、これからもそれぞれの地域のお客様に寄り添った、多様性と笑顔にあふれるモビリティの未来の実現に向けて取り組んでまいります。
* | プレスデー : 4月25日~26日、トレードデー : 4月27日~28日、一般公開日 : 4月29日~5月4日 |
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以上
~マイナスからゼロへ、ゼロを超えた新たな価値を~
トヨタは、「地球という美しい故郷(Home Planet)を次世代に引き継ぐ」ために、社会や個人が抱える様々な課題の解決(マイナスをゼロにする)に取り組むだけではなく、ゼロを超えた新たな価値の創出・提供を目指し、「回答のない未来へ弛まぬ挑戦」を続けていきます。
- BEYOND ZERO
- https://global.toyota/jp/mobility/beyond-zero/
トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。