いすゞ自動車株式会社
トヨタ自動車株式会社

いすゞ自動車株式会社(以下、いすゞ)とトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、次世代燃料電池路線バス(以下、次世代FC路線バス)の実用化に向けて、共同で開発を進めることに合意しました。2026年度より、いすゞと日野自動車株式会社(以下、日野)が50%ずつ出資するジェイ・バス株式会社(以下、ジェイ・バス)宇都宮工場(栃木県宇都宮市)で生産を開始する計画です。

今回新たに開発する次世代FC路線バスは、2002年よりバス事業の協業を進めてきたいすゞ・日野両社が2024年度にそれぞれ市場投入したBEVフルフラット路線バス(いすゞが企画・開発・設計、ジェイ・バスが製造)のプラットフォームをベースに、トヨタが開発した燃料電池システム(FCシステム)を組み合わせるものです。いすゞとトヨタは、路線バスのゼロエミッション化の一環として次世代FC路線バスを共同で開発しており、BEVとFCEVの部品の共通化により、コストの低減を図っていきます。

いすゞは、カーボンニュートラルの実現に向けて、BEVに続く新たな技術として、次世代FC路線バスの実用化に取り組み、路線バスの選択肢を拡充します。トヨタは、水素を重要なエネルギーと位置づけ、「つくる/はこぶ/ためる/つかう」の各領域において、水素利活用の促進に向けて、多くの仲間とさまざまな取り組みを進めています。両社は連携し、2025年5月に経済産業省が選定した「燃料電池商用車の導入促進に関する重点地域」をはじめ、各地域の行政や事業者の皆さまと連携し、次世代FC路線バスの利用拡大により、CO2の着実な削減に貢献してまいります。

以上

BEYOND ZERO

~マイナスからゼロへ、ゼロを超えた新たな価値を~

トヨタは、「地球という美しい故郷(Home Planet)を次世代に引き継ぐ」ために、社会や個人が抱える様々な課題の解決(マイナスをゼロにする)に取り組むだけではなく、ゼロを超えた新たな価値の創出・提供を目指し、「回答のない未来へ弛まぬ挑戦」を続けていきます。

BEYOND ZERO
https://global.toyota/jp/mobility/beyond-zero/
Sustainable Development Goals

トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。

SDGsへの取り組み
https://global.toyota/jp/sustainability/sdgs/

今回の取り組みを通じて特に貢献可能なSDGsの目標

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • パートナーシップで目標を達成しよう

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