トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、米国において、今後5年間で最大100億ドルの追加投資を行うことといたしました。今回の追加投資により、約70年前の米国進出以来、総投資額は約600億ドルに達します。

また、海外初のトヨタ内製電池製造会社として2021年11月に設立したToyota Battery Manufacturing, North Carolina(以下、TBMNC)の開所式を行い、改めて生産開始について発表しました。TBMNCは米国における11か所目の生産事業体であり、投資額にして約140億ドル、最大5,100人の新たな雇用を創出します。

トヨタは、事業を行う全ての国・地域において、愛され、頼りにされる「町いちばんの企業」を目指しています。米国においては、約5万人の従業員を雇用し、11の製造工場で3,500万台以上の自動車の開発、製造に携わってきました。引き続きマルチパスウェイ戦略で多様な選択肢をご提供し、お客様のニーズにお応えするとともに、米国企業の一員として、雇用と継続的な投資を通じ、地域に貢献してまいります。

トヨタ北米社長兼CEO小川 哲男は以下の通り述べています。
「トヨタ初となる米国電池工場の生産開始と、米国内で最大100億ドルの追加投資を決定したことは、当社の歴史における大きな節目となります。電動車のパイオニアとして、トヨタは米国およびノースカロライナ州への今回の大規模な製造投資を通じて、従業員やお客様、販売店、地域社会、そしてサプライヤーの皆さまと、より強固で持続的な関係を築いていけると確信しています。」

以上

Sustainable Development Goals

トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。

SDGsへの取り組み
https://global.toyota/jp/sustainability/sdgs/

関連コンテンツ