LEXUSは、第1回「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」にて、2023年10月25日(水)10時30分よりプレスブリーフィングを実施しました。その模様を動画でご覧いただけます。
JAPAN MOBILITY SHOW 2023 LEXUSプレスブリーフィング
日時
2023年10月25日(水)10:30~10:45
出席者
トヨタ自動車株式会社 Chief Branding Officer Simon Humphries
内容
プレゼンテーション
Chief Branding Officer Simon Humphries(サイモン・ハンフリーズ)プレゼンテーション(日本語訳)
みなさま、おはようございます。
LEXUSはラグジュアリーカーの常識を打破する存在として誕生しました。
そして30年以上に渡り、さまざまな常識を変えてきました。
伝統や格式にとらわれないラグジュアリーカーを提案してきました。
また高度にパーソナライズされたサービスが、ゲームチェンジャーとなると示してきました。
電動化が、とてもエコロジーでありながらも、日常をプレミアムな体験へと高め、刺激的なものにできることを示してきました。
シンプルに言えば、LEXUSはあらゆる場面や時代において、常識や限界を超える挑戦をしてきました。
その哲学はかつてなく、時代にふさわしいものとなりました。
世界中の人々の生活は変化しており、人生のあらゆる場面で、これまで以上に自分らしい選択ができることを重視しています。
自分自身の価値観を大切にできる時代になり、環境にやさしくありながら、移動すること、走りの爽快感も味わいたい。
デジタルライフに直感的に、シームレスにつながりたい。
変化し続けるライフスタイルに応えてくれる多様なソリューションを期待しています。
2021年、私たちは2035年までにバッテリーEV100%のブランドへと変革する約束をいたしました。
私たちは、バッテリーEVだからこそ、切り拓ける未来の可能性があり、お客様により上質な体験をご提供できると信じています。
全てが一体となってシナジーを発揮する、そんな未来をレクサスブランドは目指します。
みなさま、電動化による変革のきっかけとなる、全く新しいクルマをご紹介します。
いかがでしょうか?
LF-ZCは、2026年に世の中に送り出す、未来へのコミットメントです。
ハードとデジタルの技術が融合されることで、まったく新しいソリューションが導き出され、3つの領域で根本的な変革をもたらします。
まず1つ目は、エモーショナルさを失うことなく、最も機能的なエンジニアリングを実現します。
決して妥協はしません。
より小さく、より広く、もっとエモーショナルなデザイン、もっと広いスペースとフレキシビリティ、もっとドライバーに寄り添うクルマ。
それらすべては、より小さく、軽く、空力的に優れた構造から生み出されます。
パッケージングとレイアウトを根本から再定義し、乗員はより前方に、より低く、クルマのプロポーションは劇的に変化します。
画期的なスペース効率と視界の広さを実現するだけでなく、流麗で美しいシルエット、直感的で正確な走りを実現します。
創意工夫を凝らしたエンジニアリングは、日本が得意とすることです。
これらのブレークスルーを実現するカギは、あらゆる部品の小型化と、簡素化によるものです。
より小型で高効率なバッテリー、かつパワフルで、長い航続距離を実現します。
2つ目は、LEXUSの未来はあらゆるものをシームレスにつなげることで実現します。
新しいハードとArene OSが一体となってシナジーを発揮し、全く新しい体験を創造します。
デジタル時代のコンテンツやサービスは、ユニークな選択肢を生み出すのに不可欠です。
ドライバーを含むすべての人に、新しい体験を、安全に楽しんでもらいたいと思っています。
根本的に新しいアプローチでは、ニーズを先読みして、状況に応じてコンテンツを表示する直感的でシンプルなインターフェースが生まれます。
また、ソフトと統合したハードにより、可能性を無限に拡げます。
クルマはまさに、動くセンサーであり、見たり、触ったり、聞いたり、匂いを嗅いだりすることさえできます。
それらのセンサーからの入力情報により、かつてないパーソナル化が可能になります。
また、アプリケーションの作り手は、それぞれのクルマやお客様の状況、場所に応じて、これまでにないサービスを開発できます。
クルマ全体をセンサーと捉えることで、その動きからユニークなコンテンツを創造できます。
そして3つ目に、人々は常に新しい楽しみや自己表現を求めています。
バッテリーEVの時代は、始まったばかりですが、そう遠くない未来には、新しいライフスタイルの提案が求められるでしょう。
次世代バッテリーEVのアーキテクチャーは、とてもフレキシブルで、あらゆるセグメントの常識を打破していくことを可能にします。
それが美しいスポーツカーや、ラグジュアリー・モビリティの未来を示すフラッグシップとして、LF-ZLはいかがでしょうか。
未来のオーナーは、1台のクルマだけにとどまらず、好みを学び、先読みしたサービスにより、一人ひとりに最適な体験をご提供する、お客様のライフスタイルにお応えするモビリティ・ソリューションを準備します。
どのようなカタチであっても、持続可能性なしにラグジュアリーの未来はありません。クルマが地球にとってより良いものであるほど、お客様への喜びにも繋がっていきます。
持続可能な社会に貢献するカーボンニュートラルな新素材や、モビリティが、社会のエネルギー・データマネジメントにおいて積極的な役割を果たすことにもなるでしょう。
みなさま、LEXUSはこれからも、本物を知るお客様に、期待を超える商品とサービスを提供することに挑戦をし続けていきます。
本日、ご覧いただきましたように、私たちはバッテリーEVそのものにとどまらず、未来のモビリティ体験を変えていきます。
電動化で実現するLEXUSの未来を皆さまと一緒に歩んでまいりたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。
以上
~マイナスからゼロへ、ゼロを超えた新たな価値を~
トヨタは、「地球という美しい故郷(Home Planet)を次世代に引き継ぐ」ために、社会や個人が抱える様々な課題の解決(マイナスをゼロにする)に取り組むだけではなく、ゼロを超えた新たな価値の創出・提供を目指し、「回答のない未来へ弛まぬ挑戦」を続けていきます。
- BEYOND ZERO
- https://global.toyota/jp/mobility/beyond-zero/
トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。