- 2024年に発表したLY680の海外販売を開始し、「Fort Lauderdale International Boat Show」(2026年10月28日~11月1日、米国フロリダ州にて開催)に出展
- モビリティの可能性を広げるLEXUSの新たな提案として、「DISCOVER ESCAPISM」をテーマに、海というプライベート空間で素の自分に戻れる体験を提供
-
- LY680
2026年3月に実船が世界初公開され、日本国内で販売が開始されていたLY680。半年が経った2026年9月、LY680の販売をグローバルに拡大する。
LY680は、LEXUS初のラグジュアリーヨット「LY650」から約1,400mm長くなったフライブリッジ、700mm延長されたスイミングプラットフォームにより全長約68フィートとなった改良モデルである。
LEXUSが目指す360度モビリティ
「移動」とは、陸だけに限った話ではない。人は海を渡り、空を飛び、そのすべての過程で何らかの体験をしている。その体験すべてでLEXUSは、「本物を知る人が素の自分に戻れる」時間・空間の提供を目指す。
昨年10月に行われたJapan Mobility Show 2025で「私たちが思い描いている未来のLEXUSは、クルマづくりだけにとどまりません。次なる舞台は、海と空です。言い換えれば、360度のモビリティです」と語っていたサイモン・ハンフリーズCBO(Chief Branding Officer : チーフ・ブランディング・オフィサー)。
さらに遡ること8年、2017年1月、「クルマ屋」から「モビリティカンパニー」への変革を進める中で、トヨタマリンとLEXUSがコンセプトモデル「Lexus Sport Yacht Concept」を発表している。
-
- 2017年に発表されたコンセプトモデル「Lexus Sport Yacht Concept」
そして、LEXUS Sport Yacht Conceptの発表から約2年後の2019年、モビリティの可能性を海にも広げるLY650が発表された。
「LEXUS Sport Yacht Concept」の流れを汲み、LEXUSのデザインフィロソフィーを、65フィートヨットという新たな形で具現化したモデルである。
トヨタ自動車の豊田 章男会長(当時社長)は「LY650は、ラグジュアリーライフスタイルブランドを目指すLEXUSのクルマにとどまらない挑戦の象徴です。先進的で高品質なLY650が、世界中の海でその美しい姿を披露することを、本当に楽しみにしています。私たちは、モビリティカンパニーとして、海においても新しいモビリティの可能性を追求してまいります」とコメントしている。
LY680は新たなモビリティ体験を提供する先駆者として、“ラグジュアリーの中心”で、さらに自由に進化するLEXUS自身の象徴として、「DISCOVER ESCAPISM」をテーマに掲げる。
信号も渋滞もなく、他人の視線もない究極のプライベート空間となる海上で、乗る人に多忙な日常から解放された「本物を知る人が素の自分に戻れる、隠れ家のような空間」を提供する。
マリン事業部の林 豪副部長はグローバル展開の意味についてこのように話す。
「LY680は、レクサスが培ってきた価値を海へと拡張し、陸・海・空をシームレスにつなぐ新たなモビリティの未来を体現する存在です。広大な海を舞台に、家族や仲間と過ごすかけがえのないプライベート空間と特別な時間を創出し、人々の心に深く残る感動体験をお届けします。そして、その体験価値を通じてお客様の人生を豊かにし、レクサスブランドの可能性を世界へ広げていきます。」
LEXUSのデザインフィロソフィーであるL-finesseを具現化したエクステリアと、細部までつくり込んだ快適な居住空間を実現。
パフォーマンスにおいては、LEXUSの追求する「すっきりと奥深い」航走性能を目指し、安定した操縦性や優れた乗り心地、静粛性を実現している。
ドリームチームでつくる Horizon Groupとの協業
LEXUSだけでこの挑戦を成し遂げているわけではない。海のモビリティはLEXUSの内製に限定せず、世界のトップパートナーと組むことで実現を目指した。
LY680を生産するのは、カスタムビルドを得意とし、高い技術力と生産能力を持つ、ラグジュアリーヨット市場におけるアジアのリーディングブランドである「Horizon Group」だ。
LEXUSが担うのはデザインと体験価値の設計、Horizon Groupが担うのは、大型ヨットの建造で培った「造る力」。
この二つが交わり、TPS(TOYOTA Production System : トヨタ生産方式)を応用したヨット生産手法を重ね合わせて、両ブランドの強みを活かしたLY680が誕生した。
Horizon GroupのJohn Lu(ジョン・ルー)CEOは、グローバル展開について、このように話す。
「LEXUSのパートナーとして選ばれたことを大変光栄に思っています。「Horizonのコアバリューは何か」と問われれば、それは設備や資産ではなく『人』です。私たちの製品を世界中へ発信できることは、Horizonにとっての誇りであるだけでなく、台湾の誇りでもあり、とても楽しみにしています。」
LY680主要諸元
| 全長 | [m] | 20.63 |
|---|---|---|
| 全幅 | [m] | 5.76 |
| エンジン | 種類 | Volvo Penta IPS 1350/1050×2基 |
| 燃料タンク容量 | [L] | 4,012 |
| 清水タンク容量 | [L] | 852 |
| 客室数 | 部屋 | 3部屋(ベッド6名対応) |
| 乗員数 | 人 | 15 |
以上
トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。
