主な特長
- 1.5Lエンジンのハイブリッドシステムを搭載。34.4km/L*1の優れた環境性能に加え、エンジンとモーターとの融合による爽快な加速を実現
- ワイド&ローを表現したフロントビュー・リヤビューなど、個性を追求した外形デザインを創出
TOYOTAは、ヴィッツをマイナーチェンジし、全国のネッツ店を通じて1月12日に発売した。
- HYBRID U<オプション装着車>
ヴィッツ*2は、1999年の発売以来欧州をはじめ約80の国と地域で販売し、これまでの累計世界販売台数が700万台*3を超すTOYOTAブランドの基幹モデルである。
今回のマイナーチェンジでは、ヴィッツが属するコンパクト2BOX市場においてハイブリッド車の市場規模が拡大傾向*4にある中、お客様から強い要望があったハイブリッド車を追加。さらに、市場の中でより強い存在感を発揮すべく、外形デザインの大幅な変更を実施した。
また、「持ちうる最大限の知恵と技術を注ぎ込み、通常のマイナーチェンジの枠を超えた大幅な改良を実施した」と開発チームが語るように、ハイブリッドシステムの改良をはじめ、ショックアブソーバーの改良やボディ各部の高剛性化による優れた走行性能の実現、加飾をブラックで統一した内装デザインの採用など、商品の魅力をより高めている。
あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施している。
なお、ヴィッツは、「Toyota Compact Car Company」が担当する車両である。発売にあたって、宮内一公プレジデントは、「我々は、先進技術による安全・安心や環境への配慮はもちろんのこと、キビキビと走る楽しさも併せ持つコンパクトカーづくりに邁進することで、これからもお客様にクルマのワクワク感をお届けしていく」と語った。
*1 | JC08モード走行燃費。国土交通省審査値 |
---|---|
*2 | 海外名はヤリス |
*3 | 2016年12月現在。トヨタ調べ |
*4 | コンパクト2BOX市場におけるハイブリッド車の市場規模は、2011年で約8万台、2015年で約31万台。トヨタ調べ |
販売概要
-
- 販売店
- 全国のネッツ店
-
- 月販目標台数
- 9,000台
-
- 店頭発表会
- 2017年1月21日(土)、22日(日)
- 店頭試乗会
- 2017年1月28日(土)、29日(日)
メーカー希望小売価格
(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
エンジン | トランス ミッション |
駆動 | 価格*1 (消費税込み) |
||
---|---|---|---|---|---|
“Mパッケージ” | 1KR-FE(1.0L) | Super CVT-i | 2WD (FF) |
1,181,520 | |
1,325,160 | |||||
F | 1NR-FKE(1.3L) | 1,481,760 | |||
1NR-FE(1.3L) | 4WD | 1,589,760 | |||
“SMART STOPパッケージ” | 1KR-FE(1.0L) | 2WD (FF) |
1,405,080 | ||
Jewela | 1KR-FE(1.0L) | 2WD (FF) |
1,473,120 | ||
1NR-FKE(1.3L) | 1,703,160 | ||||
1NR-FE(1.3L) | 4WD | 1,811,160 | |||
“SMART STOPパッケージ” | 1KR-FE(1.0L) | 2WD (FF) |
1,553,040 | ||
U | 1NR-FKE(1.3L) | 2WD (FF) |
1,798,200 | ||
1NR-FE(1.3L) | 4WD | 1,906,200 | |||
“Sportyパッケージ”*2 | 1NR-FKE(1.3L) | 2WD (FF) |
1,952,640 | ||
HYBRID F*2 | リダクション機構付のTHSⅡ(1NZ-FXE 1.5L) | 2WD (FF) |
1,819,800 | ||
HYBRID Jewela*2 | 1,983,960 | ||||
HYBRID U*2 | ◎2,087,640 | ||||
“Sportyパッケージ”*2 | 2,237,760 |
◎ : 掲載写真<除くオプション>
ウェルキャブ メーカー希望小売価格
(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
ベースグレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動 | 価格*1 (消費税は非課税) |
|
---|---|---|---|---|---|
助手席 リフトアップ シート車 “Aタイプ” |
F | 1KR-FE(1.0L) | Super CVT-i | 2WD (FF) |
1,520,000 |
1NR-FKE(1.3L) | 1,665,000 | ||||
1NR-FE(1.3L) | 4WD | 1,765,000 | |||
リダクション機構付のTHSⅡ(1NZ-FXE 1.5L) | 2WD (FF) |
1,978,000 | |||
助手席 リフトアップ シート車 “Bタイプ” |
1KR-FE(1.0L) | Super CVT-i | 2WD (FF) |
1,594,000 | |
1NR-FKE(1.3L) | 1,739,000 | ||||
1NR-FE(1.3L) | 4WD | 1,839,000 | |||
リダクション機構付のTHSⅡ(1NZ-FXE 1.5L) | 2WD (FF) |
2,052,000 |
- Super CVT-i
- Super Continuously Variable Transmission-intelligent(自動無段変速機)
- THSⅡ
- TOYOTA Hybrid System Ⅱ
*1 | 価格にはリサイクル料金は含まれない |
---|---|
*2 | 新設定 |
車両の主な特長
- 軽量・コンパクトなハイブリッドシステムの搭載により、低燃費と広さを追求
ハイブリッドシステム
- エンジン・モーター・インバーターなどの制御を改良した、1.5Lエンジンのハイブリッドシステムを搭載。ハイブリッド車はクラストップレベルの走行燃費34.4km/L*1を実現。「平成32年度燃費基準+20%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象
ハイブリッドシステムの主要諸元
エンジン | 型式 | 1NZ-FXE | |
---|---|---|---|
排気量 | (cc) | 1,496 | |
最高出力 | (kW[PS]/rpm) | 54[74]/4,800 | |
最大トルク | (N・m[kgf・m]/rpm) | 111[11.3]/3,600~4,400 | |
モーター | 最高出力 | (kW[PS]) | 45[61] |
最大トルク | (N・m[kgf・m]) | 169[17.2] | |
システム全体*2 | 最高出力 | (kW[PS]) | 73[100] |
バッテリー | ニッケル水素 |
パッケージ・取り回し
- 駆動用バッテリーをリヤシート下に配置することで、ガソリン車と同等の居住空間・荷室の広さを確保。また、パッケージは全長3,945mm(従来型比+60mm)・全幅1,695mm・最小回転半径4.7m*3とし、取り回しにも配慮
*1 | JC08モード走行燃費。国土交通省審査値 |
---|---|
*2 | エンジンとモーターにより、システムとして発揮できる出力。社内測定値 |
*3 | HYBRID U“Sportyパッケージ”は5.6m。ガソリン車の165/70R14タイヤ装着車は4.5m |
- 「躍動感」と「洗練」を付与した、より強い印象を放つ外形デザイン
- HYBRID U<オプション装着車>
フロント・リヤ・サイド
フロント
- 主な変更箇所は、フロントバンパー・ロアグリル・ヘッドランプ・フォグランプカバー
- ワイド&ローの構えを強調し、ダイナミックさ・低重心感を付与
- Bi-Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付・スモークメッキ加飾)をオプション設定し、ライン発光のLEDクリアランスランプとあいまって、精悍さを強調
リヤ
- 主な変更箇所は、バックドア・バックドアガーニッシュ・リヤコンビネーションランプ・リヤバンパー・リヤワイパー
- フロントビューと同様、ワイド&ローの構えを強調
- LEDライン発光テールランプをオプション設定。ストップランプに6個のLEDを組み込み、印象的なリヤビューを演出
サイド
- ホイールデザインを一新し、変わり映え感を付与*4
カラーバリエーション
- 新規開発色クリアブルークリスタルシャイン(オプション)、新規設定色アバンギャルドブロンズメタリックを含む全17色の外板色を設定
- シャイニーデコレーション*5限定カラーに、新規設定色としてダークブルーマイカとオリーブマイカメタリックを追加
*4 | 「Jewela」(含む“SMART STOPパッケージ”)設定の14スチールホイール(専用樹脂フルキャップ付)は継続採用 |
---|---|
*5 | ドアミラーとアウトサイドドアハンドルにメッキ加飾を施す、「HYBRID Jewela」・「Jewela」(含む“SMART STOPパッケージ”)専用のオプション |
- 統一感ある洗練された内装デザイン
-
- 内装色 : バレルブラウン(設定色)
<オプション装着車>
-
- 内装色 : マルサラ(設定色)
<オプション装着車>
- 加飾箇所をブラックで統一し、洗練されたインテリアを実現
- 「U」(含む“Sportyパッケージ”)に茶系色のバレルブラウンを新規設定し、モダンかつ上質な空間を演出。また、「HYBRID Jewela」・「Jewela」(含む“SMART STOPパッケージ”)に赤茶系色のマルサラを新規設定し、より質感を向上
- その他
基本性能の大幅な向上
- 走行性能については、新構造のショックアブソーバーの採用に加え、ボディ各部のスポット溶接増し打ちなどによるボディ剛性の強化、インストルメントパネル周りのブレースの板厚アップにより、優れた操縦安定性と乗り心地を両立
- 安全性能については、従来から設定の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」に加え、ヒルスタートアシストコントロールを全車標準装備し、より安全な運転をサポート
新設定の“Sportyパッケージ”
- 16インチアルミホイールとエアロパーツを装着した“Sportyパッケージ”を新設定し、スポーティな外観を演出
- ヴィッツ 車両情報はこちら
- http://toyota.jp/vitz/
- ヴィッツ ウェルキャブ 車両情報はこちら
- http://toyota.jp/vitz/welcab/
以上
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