環境への取り組み

美しい故郷、地球を未来につないでいくために

トヨタは、創業以来の「豊田綱領」の精神を受け継ぎ、1960年代から継続して「環境」への取り組みを行ってきました。COP21でパリ合意がなされた2015年には、トヨタの地球環境に対する2050年までの長期的な取り組みを「トヨタ環境チャレンジ2050」として発表しました。

一方、世界へ目を向けると、各地では熱波や洪水、巨大台風や渇水等による被害が相次ぎ、人々の気候変動に対する危機感は、これまでにないほど強くなっています。世界の人々の暮らしを脅かす多くの課題は、複雑に関係しあっており、それらの課題を解決するために、2030年の目標SDGsの実現に向けて、世界は走り始めました。

トヨタ自身も、今、変わらなければなりません。2030年を超えて更に先まで続く持続可能な未来のために、トヨタは日々チャレンジし続けます。そして様々な課題の解決にもつながると考え、環境への取り組みを加速していきます。

COP21
気候変動枠組条約第21回締約国会議
主な更新箇所(2020年12月)
  • 環境への基本的考え方 P6
  • 工場CO2ゼロチャレンジ(2013年比のCO2削減割合) P20-21

トヨタ環境チャレンジ2050

  • トヨタ環境チャレンジ2050
    トヨタ環境チャレンジ2050
    環境報告書2020 P8
    「CO2ゼロ」と「プラスの社会」を成し遂げ持続可能な社会の実現に貢献します。
  • 2030マイルストーン
    2030マイルストーン
    環境報告書2020 P9
    トヨタが取り組む6つのチャレンジについて2030年時点の姿を示しています。
  • 6つのチャレンジ
    6つのチャレンジ
    トヨタが取り組む「6つのチャレンジ」を具体的に紹介しています。
  • 2030マイルストーン
    2030マイルストーン
    人とクルマと自然が共生する社会を目指して
  • 2050年カーボンニュートラルに向けたチャレンジ
    2050年カーボンニュートラルに向けたチャレンジ
    トヨタは2050年カーボンニュートラルに向けて全力でチャレンジしてまいります。

戦略・マネジメント

活動事例

自然共生

  • オールトヨタ グリーンウェーブプロジェクト
    グリーンウェーブプロジェクト
    オールトヨタ自然共生ワーキンググループが「地域をつなぐ自然共生活動」として取り組んできた活動を紹介しています。

「TOYOTAの森づくり」

森は地域・社会の重要な基盤です。トヨタは森が抱える課題や背景に向き合い、様々な活動を通して持続的な森づくりに取り組んでいます。

詳しくはこちら

主な取り組み
  • トヨタの森
    トヨタの森
    「人づくりや地域との連携」「森と共生する仕組みの構築」を通じて、持続的な森づくりに向けて様々な活動を展開しています。
  • トヨタ白川郷自然學校
    トヨタ白川郷自然學校
    白山麓の豊かな自然のもと、様々な自然体験プログラムやこどもキャンプなどを通じて、未来のための人づくりに取り組んでいます。
  • トヨタ三重宮川山林
    トヨタ三重宮川山林
    古くからの林業地帯である宮川山林の特徴を生かし、木材の生産やその利用、また森林空間の新たな活用を推進しています。

職場での取り組み

  • オフィスでの使い捨てプラスチック削減取り組み
    オフィスでの使い捨てプラスチック削減取り組み
    オフィスでの使い捨てプラスチックの削減にグローバルで積極的に取り組んでいます。

取り組み紹介動画

  • アメリカ
    アメリカ(英語のみ)
    カーボンニュートラル、水、廃棄物、生物多様性の4つにフォーカスして様々な活動を行っています。
  • アルゼンチン
    アルゼンチン
    トヨタ環境マネジメント体制を構築し、環境負荷を最小限に抑えるため、日々環境提案・改善などの取り組みを行っています。
  • タイ
    タイ(英語のみ)
    プラスチックごみによる海洋汚染を減らすため、沿岸域の清掃やマングローブ植林など様々な取り組みを行っています。また、今回、海洋生態系保全に向けた啓発動画も制作しました。
  • インド
    インド(英語のみ)
    こどもたちの環境意識と行動を促すため、テーマパーク「トヨタ・エコゾーン」を建設し、水やエネルギーを守るための環境教育を行っています。
  • フィリピン
    フィリピン(英語のみ)
    海の環境保全のために、沿岸域の清掃活動やマングローブ植林活動を行っています。
  • インドネシア
    インドネシア(英語のみ)
    クルマの製造と野生生物が共生するために、植林活動や鳥などが住みやすい生息地づくりを行っています。
  • ベトナム
    ベトナム(英語のみ)
    環境NGOに車両を寄贈し、野生生物種の調査や保全活動を支援しています。

トピックス

衣浦工場においてコアジサシの巣立ちを確認(自然と共生する工場)

衣浦工場においてコアジサシの巣立ちを確認(自然と共生する工場)

トヨタの工場は「自然と共生する工場」を目指して様々な取り組みを行っており、その一環としてコアジサシの保全を行っています。

コアジサシは、春から夏にかけて、繁殖のために日本にやってくる渡り鳥です。埋立地や砂浜に集団でたくさんの巣を作りコロニー(集団)を形成します。昔は身近な環境で姿を見ることができましたが、現在は繁殖環境の減少から絶滅が危惧されています。

そのため、沿岸地域に立地する衣浦工場では、2017年より工場遊休地を営巣環境とするため砂地設置などの整備を開始しました。これまでは天敵に襲われるなどヒナの巣立ちは2018年に1度見られただけでしたが、2021年は天敵から守るために電気柵の設置などを行ったことにより、10羽のヒナの巣立ちを確認することができました。

なお、この取り組みは有識者の指導の下、トヨタだけでなく近隣のトヨタグループと協働で活動を行い、繁殖時期の一斉調査や意見交換会も定期的に実施しています。

これからも、コアジサシの保全活動をはじめとした自然共生活動を実施することにより、「自然と共生する工場」の実現に向け活動を推進していきます。

活動紹介
衣浦工場においてコアジサシの巣立ちを確認(自然と共生する工場)

サラテ工場敷地内のラグーン整備 生物多様性を保全(アルゼンチン)

サラテ工場敷地(工場 : 写真上部、「トヨタ・サラテ自然保護エリア」 : 写真下部)
サラテ工場敷地(工場 : 写真上部、「トヨタ・サラテ自然保護エリア」 : 写真下部)
ラグーンの様子
ラグーンの様子

森林破壊や海洋汚染による絶滅など、世界的に生物多様性の損失が進み、深刻化しています。

2021年6月、アルゼンチントヨタでは、サラテ工場敷地内の21万平方メートルの「トヨタ・サラテ自然保護エリア」に、1万平方メートルの広さのラグーン(潟湖)をつくりました。

ラグーンには、水草が育ち、放流した魚が生息しています。また、水辺の泥地や砂地に水草などを植え、両生類のいきものや水鳥が訪れやすい環境づくりに努めています。

なお、この「トヨタ・サラテ自然保護エリア」には、もともと多くの在来種の動植物が生息していました。現在は、このエリアを活用して、現地従業員による植樹や教育ワークショップが行われています。

トヨタは、人とクルマと自然が共生する社会の実現を目指して、企業として生物多様性の保全に今後も取り組んでいきます。

サラテ工場敷地(工場 : 写真上部、「トヨタ・サラテ自然保護エリア」 : 写真下部)
サラテ工場敷地(工場 : 写真上部、「トヨタ・サラテ自然保護エリア」 : 写真下部)
ラグーンの様子
ラグーンの様子

生態系について遊びながら学ぶ「トヨタ環境こどもプログラム(トンボ篇)」を学童施設で実施

生態系について遊びながら学ぶ「トヨタ環境こどもプログラム(トンボ篇)」を学童施設で実施

トヨタは、未来を担う子どもたちが、環境問題を自分事としてとらえ、自らの行動へつなげてくれることを願い、環境教育活動を行ってきました。この活動の一つとして、千代田区の学童保育施設「二番町こどもクラブ(運営 : 株式会社日本保育サービス)」の子どもたちを対象に、「トヨタ環境こどもプログラム(トンボ篇)」の出張授業を実施しました(共催 : 朝日新聞社)。小学1年生~6年生までの子どもたち、計40名が参加し、推理クイズや3コママンガを通じて、楽しみながらトンボの置かれている状況や人間の生活が環境に及ぼす影響を学び、自分たちにできることを考えました。子どもたちからは、「川にゴミを捨てないようにする」、「自然を大切にする」などの声があがり、大きな発見もあったようです。ワークショップでは、一人ひとりが挑戦する環境宣言を記入し、たくさんのトンボが飛び交うポスターを完成させました。

人とクルマと自然が共生する社会の実現を目指して、今後も環境教育活動を実施してまいります。

下記サイトで、当プログラムの簡易版ダウンロード、および教材配布の申込が可能です。(協力 : 朝日新聞社「放課後たのしーと」)
https://houkago.asahi.com/kids_supporter/toyota_esd.html?iref=toyotaHP

なお、当プログラムは「トヨタ環境チャレンジ2050」のひとつ『人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ』の方針に基づき、ESDプロジェクトの一環として行われます。

ESDEducation for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)
生態系について遊びながら学ぶ「トヨタ環境こどもプログラム(トンボ篇)」を学童施設で実施