Jun. 04, 1999

トヨタ、国連環境計画(UNEP)「グローバル500賞」を受賞

 

 トヨタ自動車(株)(以下トヨタ)は5日、国連の機関である国連環境計画(United Nations Environment Program;以下UNEP)から、世界で初めて量産型のハイブリッド車「プリウス」を発売したこと、環境監査の国際規格であるISO14000への対応に積極的なことなどを評価され、「グローバル500賞」(Global 500 Award)を受賞する。

 この「グローバル500賞」は、持続可能な開発の基盤である環境の保護および改善に功績のあった個人または団体を表彰する制度として、UNEPが制定したもの。当初1987年から1991年までの5年間に、約500の個人または団体を表彰する計画であったことから、グローバル500賞と呼ばれているが、1992年以降も継続されている。1998年までに、全体で670の個人または団体が受賞している。

 本年は、12カ国から17の個人または団体がこの賞を受賞するが、企業はトヨタ1社であり、過去においても一般企業が受賞した前例はほとんどない。

 「グローバル500賞」の授与式は6月5日(土)の14時から16時、東京プリンスホテル「鳳凰の間」にて行われる。出席者は内閣総理大臣、最高裁判所長官、衆議院・参議院議長、関係大臣など。トヨタからは取締役会長の豊田章一郎が出席し、会社を代表して受賞する予定。

以上

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