Feb. 09, 2000

トヨタ、国内フォークリフト年間シェアで初の40%超えを達成

-さらなるお客様へのサービスの充実を目指し、「トヨタL&Fカスタマーズセンター」を開設-

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、昨年の国内フォークリフト販売が25,538台(前年比94.3%)となり、市場占拠率が40.2%と、事業開始以来初めて40%超えを達成した。

(社)日本産業車両協会およびトヨタ調

 トヨタは、1956年にフォークリフトの販売を開始。その後、1966年に国内販売台数第1位を達成して以来、今日まで34年連続で国内販売第1位を達成している。

 今回初めて40%超えを達成したのは、市場全体が伸び悩む中、一昨年より発売開始した「GENEO」、また昨年8月に新登場し大変好評をいただいているバッテリーフォークリフト「GENEO-B」等作業効率と安全性を両立し、環境にも配慮した商品が好調に推移したものと考えられる。

 トヨタでは、2000年のフォークリフト販売を26,000台とし、2年連続でシェア40%達成を目標とするとともに、今後もフォークリフトの販売をベースに、ラックなどの保管機器や情報通信も含めたシステム機器など、お客様の物流合理化にきめ細かく対応できる総合物流機器メーカーを目指す意向である。

 この度、その一環として、フォークリフトなどロジスティックスの総合展示およびお客様の物流コンサルティング、カスタマイズ機能の体感施設として2001年4月に「トヨタL&F(ロジスティックス&フォークリフト)カスタマーズセンター」を千葉県市川市に開設する予定である。

 カスタマーズセンターでは、お客様のニーズに合わせた物流の効率化、コスト低減を提案するため、トヨタが考える合理的な物流システムを展示する。
 さらに、物流エンジニアを常駐した「コンサルティングルーム」を設置するとともに「物流ライブラリー」を併設し、各種物流情報の提供を予定である。

 なお、当施設に関連する情報や予約受付けなどは、今後ホームページを開設してインターネット上でも積極的に案内していく予定である。

『トヨタL&Fカスタマーズセンター』の主な施設概要
場所
千葉県市川市二俣新町(JR京葉線・二俣新町駅前)
敷地面積
約1,400坪(約4,600m2
建築概要
鉄骨造・地上4階建(延床面積 : 約6,300m2
駐車台数
約50台
営業開始
2001年4月頃
館内レイアウトイメージ
多目的ホール セミナー・イベント会場 (4階フロアー)
各種物流機器展示/コンサルティングルーム 物流ライブラリー (3階フロアー)
トヨタが考える合理的な物流システム展示 オフィスフロアー (2階フロアー)
ロビー (1階フロアー)
〔展示棟〕 〔事務棟〕  

以上

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