Mar. 17, 2000

トヨタ、インドの工場で開所式を実施

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、インドにおける車両生産拠点であるトヨタ・キルロスカ・モーター(Toyota Kirloskar Motor Ltd. 以下TKM)の工場の開所式を、3月17日(金)10時30分(日本時間同日14時)より、同工場敷地内において実施した。

 開所式は、カルナタカ州クリシュナ首相、デスパンデ州工業大臣ほかのご来賓を迎え、トヨタの豊田章一郎名誉会長、山崎幸雄TKM社長らの出席のもと、盛大に取り行なわれた。

 同工場は1999年12月よりインド専用多目的車である「クオリス」の生産を開始、2000年1月より販売を開始している。TKMの生産能力は年産約5万台程度(フル稼働時)を予定している。また、今回の工場建設等に関わる初期投資額は、約164億円。

TKMの概要は以下のとおり。

TKMの概要
会社名 Toyota Kirloskar Motor Ltd.
会社設立 1997年10月6日
所在地 Plot No.1, Bidadi Industrial Area, Ramanagar Taluk, Bangalore District, Karnataka State PIN-562 109
生産開始 1999年12月
生産車種 クオリス
生産能力 立ち上がり2万台/年、フル稼働時5万台/年
資本金 70億ルピー(約180億円)
出資比率 トヨタ自動車 : 89% キルロスカグループ : 11%
社長 山崎幸雄(トヨタより出向)
初期投資額 約164億円
面積 全体用地 : 約420エーカー(約170万m2)、
内 建屋(工場、事務所) : 約10エーカー(約4万m2
従業員数 1,300人(2000年3月現在)

以上