TOYOTA、ラクティスをマイナーチェンジ

　TOYOTAは、ラクティスをマイナーチェンジし、全国のトヨペット店ならびにカローラ店を通じて、12月20日より発売した。

　今回のマイナーチェンジでは、フロントヘッドランプ・リヤコンビネーションランプ・ホイールキャップの意匠を変更するとともに、フロントグリル・リヤライセンスガーニッシュの色変更により、スポーティなイメージを一段と強調し車格感を向上させたほか、外板色に新色コバルトブルーメタリックなどを含む全８色を設定している。

　室内においては、シート・ドアトリム色に従来のダークグレーに加えて明るく上品な印象のグレージュを採用するとともに、運転席アームレストを標準装備(Ｇグレード)するなど、上質で快適な空間を実現した。

　装備については、SRSサイドエアバッグ（運転席・助手席）＆SRSカーテンシールドエアバッグ（前後席）を全車に標準装備することにより、高い安全性能を追求している。
　また、ライトを自動で点灯・消灯するコンライト、後退時にシフトポジション「Ｒ」に連動して鏡面の角度を変えるリバース連動ドアミラーを新設定(除く一部グレード)し、利便性を向上させている。

　なお、月販目標台数は4,000台、店頭発表会は１月12日(土)、13日(日)、14日(月)を予定している。

　あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施すとともに、車いす仕様車“タイプＩ”に、“助手席側リヤシート無”を新設定した。

　また、助手席リフトアップシート車は、新リフトアップユニットの採用により、後席の足元スペースを拡大するとともに、シートスライドスイッチ・リクライニングスイッチを、リフトアップシートの右側(運転席側。従来は左側のみ)にも設定し、使用性を向上させている。

　さらに、足の不自由な方が手だけで運転できるフレンドマチック車を新設定。フレンドマチック車およびフレンドマチック取付用専用車“タイプII”には、車いすからの移乗性向上のため、座面下降機能を追加した新型専用運転席パワーシートを採用し、2008年３月下旬の発売を予定している。