Jun. 28, 2016
「TOYOTA C-HR」の洗練されたインテリアデザインを公開
-欧州仕様車の内装公開イベントをイタリア・ミラノにて開催-
6月20日~24日にイタリア・ミラノで開催されたメディア向けイベントにて、新型クロスオーバー「TOYOTA C-HR」の欧州仕様車のインテリアデザインを披露しました。3月のジュネーブ国際モーターショーで世界初披露した「TOYOTA C-HR」は、個性際立つスタイリングに高い操縦安定性を実現した、独特な存在感を持つ新世代のコンパクトクロスオーバーです。
インテリアは「センシュアル-テック(Sensual-Tech)」をコンセプトに、ハイテクかつ高い機能性を、ファッショナブルでかつ大人の色気を感じさせるスタイルに仕上げ、軽やかに広がるキャビンの中に、運転に集中できるドライバーズ空間を実現しています。
タッチスクリーンパネルを独立させながら、ダッシュボードを低く設計することで、見通しの良さを確保しました。インストルメントパネルからドアトリムまでなめらかに繋がる、ソフトパッド・ファッション性の高いオーナメント・ピアノブラックパネルをレイヤー状に構成し、シームレスで広がりのある空間を表現。温かく迎え入れるような雰囲気と共に、艶やかな面質と切れのよいラインの心地よい刺激が、乗員を常にリフレッシュさせます。
運転席は、メーターを中心として、ディスプレイオーディオ・操作パネルをドライバー方向に向けコンパクトに配置し、運転中の視認や操作の負担を少なくした、運転に集中できるドライバーズ空間を実現。更にドライバーを囲むような非対称形状のコンソールにより、車両との一体感が感じられるような空間を演出しています。
インテリア各部にダイヤ形状を取り入れ、使用性と大人の洒落っ気としてのファッション性を高めつつ、エクステリアとの調和を図っています。
シートは、生地の組み合わせ、張り方にもこだわり、スレンダーかつホールド性の高いスポーティなデザインに仕上げました。
室内色は、ミステリアスな室内空間と先進性を素材と配色の組み合わせで演出しており、3つのグレード毎に、黒を基調とした、リコリスブラウン(濃い茶色)、アナダイズドブルー(発光をイメージしたブルー)、ブラックの3種類があります。
「TOYOTA C-HR」は、トヨタの米国・欧州のデザイン拠点とトヨタ自動車のデザイン部が協力してデザインを開発しました。インテリアデザインのコンセプト「センシュアル-テック(Sensual-Tech)」に基づいて、質感、形状、色など細部にこだわり、新たなデザインへ挑戦してきました。
なお、「TOYOTA C-HR」は、欧州地域では2016年9月から事前受注を開始し、2016年末から販売を始めます。また、順次世界各国・各地域での販売を計画しています。
- 古場博之
「TOYOTA C-HR」開発責任者からのメッセージ - 「恰好と走りを突き詰めたのが『TOYOTA C-HR』。走りのコンセプトとして、1つ目は、ドライバーが操作したときにクルマが瞬時に反応する、レスポンス。2つ目は、ドライバーの操作量に応じてクルマがその通りに応答する、リニアリティ。最後は、コンシステンシー。どんな路面状況でも、どんな速度でも、車両の応答に統一感があること。この3点に磨きをかけることで、ドライバーは信頼感・安心感を持って走ることができます。」
- 伊澤和彦
「TOYOTA C-HR」プロジェクトチーフデザイナーからのメッセージ - 「『TOYOTA C-HR』は、独自性の高いデザインでコンパクトクロスオーバーセグメントにおけるトヨタの存在感を新たに印象づけます。そのために、先駆的でかつ革新的なデザインに挑戦しています。ユーザーが個性を表現できるような、オリジナリティに溢れたデザインです。」
以上