May. 24, 2000

トヨタ、新型車『オーパ』を発売

 

 トヨタ自動車(株)(以下トヨタ)は、ミディアムクラスの新型車「オーパ(Opa*1)』を開発し、全国のトヨペット店(大阪地区は大阪トヨタ)を通じて本日より発売した。

 オーパは「斬新なスタイル」を追求するとともに、「ミニバンのキャビンスペースと多機能性」「高級サルーンの走り」をクロスオーバーさせ創造した、スタイリッシュ&ルーミーを特長とする次世代ミディアム車である。

 もとより、クラストップレベルの低燃費や排出ガスのクリーン化とともに、高い安全性を確保し、次世代を見据えた環境性能・安全性能としている。

主な特長
  1. ロングホイールベース&ショートオーバーハングのボディをソリッド感のある面質で独創的に表現し、次世代をイメージさせる斬新なスタイルを創出
  2. ラージクラスの車格を感じさせるビッグキャビンは、リヤシートアレンジにより広いラゲージスペースにもできる多機能性を付与
  3. パワートレーンは、2.0リットルVVT-i*2直噴エンジン*3と無段階変速機Super CVT*3および1.8リットルVVT-iエンジンとSuper ECTを組み合わせた2タイプをラインアップし、高剛性ボディ、洗練されたシャシーとあいまって、優れた操縦性・走行安定性と快適な乗り心地、高い静粛性を実現
*1
Opa
ポルトガル語で驚きを表す感嘆詞
*2
VVT-i
Variable Valve Timing-intelligent(連続可変バルブタイミング機構)
*3 8月発売予定
オーパ 2WD 1.8a “Lパッケージ”[TA-ZCT10-ZHSEK(L)]<オプション装着車>

オーパ 2WD 1.8a “Lパッケージ”
[TA-ZCT10-ZHSEK(L)]オプション装着車

車両概要
  1. 斬新なパッケージとデザイン
    1. パッケージ
      • 全長4,250mm、全幅1,695mm、全高1,525mmのコンパクトな車両サイズでありながら、室内長2,025mm、前後のヒップポイント間距離990mm、室内幅1,400mm、室内高1,250mmを確保し、ゆとりのキャビンスペースを実現
      • フロント席は、ヒップポイント地上高600mmに設定し、自然な姿勢で容易に乗降できることを追求するとともに、コラム式シフトレバーおよび足踏み式パーキングブレーキを採用することで左右のウォークスルーを実現
      • フロントシートは、リヤシートとのフルフラット化を可能にするため、フルリクライニング機構を採用するとともに、運転席には上下アジャスターを標準設定
      • リヤシートには、用途に応じた多彩なシートアレンジが可能なリクライニング(角度20°)、スライド(前後120mm)、ダブルフラット、6 : 4分割・折り畳みなどの各機構を設定
      • ゆとりのキャビンスペースを確保しつつ、ラゲージスペースはリヤシートの通常位置でゴルフバック4セットが積載可能なうえ、床下にも収納スペースを設定したほか、リヤシートのアレンジにより最大1,700mmのフラットフロアを構成
    2. エクステリア
      • ロングホイールベース(2,700mm)&ショートオーバーハングとし、タイヤをボディの四隅に配置するとともに、ソリッドな面質でモノフォルムを構成し、独創的かつ安定感のあるスタイリングを創出
      • サイドは、ダイナミックな立体構成と前後に通したキャラクターにより低重心で伸びやかなイメージとし、パノラミックなウインドウグラフィックとすることで広々としたキャビンを感じさせ、同時に、存在感のあるリヤピラーにより車格感を演出
      • フロントは、ボリューム感のあるフード、特徴的なパターンのグリル、光学機器をモチーフとしたヘッドランプで構成し、新鮮さと押し出し感を表現
      • リヤは、縦基調のリヤコンビネーションランプを配置したシンプルで割り切りの良いイメージとし、上下に広げた特徴的なバックウインドウは、開放感を高めるとともに後方視界確保にも寄与
    3. インテリア
      • キャビンは、シックで洗練された室内空間の中に、前後の流れを強調しつつフロントとリヤシート廻りのカラーをゼグメントすることにより、パーソナルでお洒落な雰囲気を演出
      • 前後に大きく流れる面をベースとしたインストルメントパネルは、センターメーターおよび中央部に集中させた操作パネルにより、シンプルで広がりのあるイメージを創出
      • ドアトリムは、インストルメントパネルからつながる質感のある造形と、ツートーン構成により、流れのある心地良い空間を実現
    4. 充実した各種装備・機構
      • 操作性の高いプッシュ式ヒーターコントロールパネルを採用したオートエアコンディショナーを標準設定
      • バックドアには、ハンドル内のスイッチを軽く押すことでロックを電気的に解除し、スマートで高級感ある操作フィーリングを実現した、トヨタ初の電気式バックドアアウトサイドハンドルを標準設定
      • GPSボイスナビゲーションシステム、AM/FM放送やTV放送の受信、カセットやCDの再生などの機能をはじめ、VICSおよびMONETの対応機器を接続できるワイドマルチAVステーションIIをオプション設定
  2. 卓越した基本性能
    1. 優れた動力性能
      1. 新開発2.0リットルBEAMS*1 1AZ-FSE D-4エンジンおよびSuper CVT(8月発売予定)
      • 気流に依存しない新成層燃焼コンセプトのD-4システムを採用し、燃焼効率のさらなる向上と、希薄燃焼領域の拡大を図り、画期的な低燃費を実現するとともに、VVT-iなどとの組み合わせにより、低速から高速まできびきびとした爽快な走りを実現
      • トヨタ初の無段変速機Super CVTは、ワイドな変速比幅やエンジンとの統合制御などにより、滑らかな走りとクラストップレベルの低燃費実現に寄与
      • 前進6レンジの選択が可能で、よりスポーティなシフト操作ときびきびした走行を提供するステアシフトマチックをi“Sパッケージ”に標準設定
*1
BEAMS
Breakhtrough Engine with Advanced Mechanism System(先進機構を備えた画期的エンジン)
  1. 先進の1.8リットルBEAMS 1ZZ-FEエンジンおよびSuper ECT
  • VVT-iや斜めスキッシュ燃焼室による燃焼効率向上、高圧縮比化(10.0)、アルミシリンダーブロックや補機類の駆動レイアウト最適化による軽量・コンパクト化などにより、高い出力性能と低燃費を実現
  • 4速オートマチックトランスミッションSuper ECTは、高効率トルクコンバーター、フレックスロックアップシステムや高精度のクラッチ油圧コントロールシステムの採用により、スムーズかつ高レスポンスな変速フィーリングを達成するとともに、低燃費の実現に寄与
[エンジン主要諸元]
型式
(駆動)
排気量
(cc)
最高出力
(kW/rpm)
最大トルク
(N・m/rpm)
10・15モード
走行燃費
(km/リットル)
1AZ-FSE
(FF)
1,998 112[152PS]/6,000 200[20.4kg・m]/4,000 Super CVT 17.8*2
1ZZ-FE
(FF)
1,794 100[136PS]/6,000 171[17.4kg・m]/4,200 Super ECT 15.0
1ZZ-FE
(4WD)
1,794 92[125PS]/6,000 161[16.4kg・m]/4,200 Super ECT 13.0
*2
等価慣性質量
1,500kgのa“Lパッケージ”、i、i“Sパッケージ”は、16.0km/リットル
  1. 優れた操縦性・走行安定性と快適な乗り心地、高い静粛性
    • フロントサスペンションにはマクファーソンストラット式、リヤサスペンションには、FF車がイータビーム(トーコレクト機能付トーションビーム式)、4WD車は、ダブルウィッシュボーン式を採用し、ジオメトリーの最適化を図るとともに、高剛性ボディとあいまって軽快な操縦性・走行安定性と快適な乗り心地を実現
    • ボディ骨格やパネル構成など、スーパーコンピューターによる解析を活用し、軽量・高剛性のボディとしたほか、制振材、吸・遮音材の効果的な配置によりエンジンノイズやロードノイズなどを抑え高い静粛性を確保
  2. 4WDシステム
    • リヤディファレンシャルのフロント部にビスカスカップリングを配置し、通常の直進状態ではFFに近いトルク配分を行い、滑りやすい路面やコーナリング時などでは前後車輪に最適なトルクを配分するV*3フレックスフルタイム4WDを採用
*3
V
Viscous Coupling(ビスカスカップリング)の意
  1. 多面的なエコロジーの追求
    1. CO2削減と排出ガスのクリーン化
      • 最新設計のエンジン、トランスミッションの搭載や徹底した軽量化、空気抵抗の低減により各排気量でクラストップレベルの低燃費を実現し、特に、2.0リットル直噴エンジン搭載車および1.8リットルエンジン搭載車の4WD車は、平成22年度新燃費基準も達成(自動車取得税軽減対象車*1
      • 2.0リットルエンジン搭載車は、新成層燃焼方式の直噴システムやVVT-iの採用による燃焼改善のほか、電子制御E-EGR、ステンレス製エキゾーストマニホールド一体型触媒およびNOX吸蔵還元型三元触媒の採用により、排出ガスをクリーン化
      • 1.8リットルエンジン搭載車は、VVT-iや小型超高微粒化フューエルインジェクターを採用したほか、後方排気レイアウトにより触媒の暖機性を高め、また、4WD車は触媒の床下へのタンデム配置により、排出ガスをクリーン化
      • これにより、全車本年10月から施行される新排出ガス規制への適合(自動車取得税軽減対象車*2)はもとより、低排出ガス車認定制度における「平成12年基準排出ガス25%低減レベル」を達成
*1、*2 税軽減が重複する場合は購入者が一方を選択
  1. リサイクル、環境負荷物質の低減
    • リサイクル性に優れた熱可塑性樹脂トヨタスーパーオレフィンポリマーを前後バンパーやインストルメントパネル、各種ガーニッシュなどの内外装部品に積極的に採用
    • ラジエーター、ヒーターコア、ガラスセラミックプリント、ワイヤーハーネス被覆材などに鉛を含まない素材を採用
  1. クラス世界トップレベルの安全性の追求
    1. 予防安全
      • 運転中の視線移動が少ないセンターメーターをインストルメントパネル中央上部に配置し、優れた視認性を確保
      • 優れた走行安定性と緊急回避運動性能を確保したうえ、積載状態の変化や減速による荷重変化に応じて適切に前後輪の制動力配分を行うことにより、優れたブレーキ性能を確保し、さらには、コーナリング中のブレーキ時などでも車両の安定性確保に貢献する機能を合わせ持つEBD*3付ABSを全車に標準装備
      • 鏡面上に付着する水滴を親水効果により膜状化することで視認性を確保するとともに、光触媒効果により有機物を分解し、表面の汚れを浄化するレインクリアリングミラーを設定
*3
EBD
Electronic Brake force Distribution(電子制動力配分制御)
  1. 衝突安全
    • 40%ラップオフセット前面衝突試験を64km/h、フルラップ前面衝突試験および側面衝突試験を55km/hにそれぞれ速度を上げて実施し、最新の衝突安全ボディGOA*4を採用
    • 運転席・助手席にSRS*5エアバッグやプリテンショナー&フォースリミッター付シートベルトならびに点滅式シートベルト非着用警告灯を全車に標準装備
    • ピラーやルーフサイドレールの内装材に、衝撃を吸収するリブを内蔵することにより、米国の頭部衝撃緩和基準レベルの性能を確保した構造のインテリアを採用
    • 追突されたときに乗員への首部への衝撃を緩和するWIL*6コンセプトを取り入れたシート構造を前席に採用
    • アンダーボディおよび取り付け部を工夫することで、前面衝突時にブレーキペダルの室内への突出を抑制し、乗員の脚部への衝撃を緩和
*4
GOA
Global Outstanding Assessment(世界トップレベルの安全性評価)
*5
SRS
Supplemental Restraint System(乗員保護補助装置)
*6
WIL
Whiplash Injury Lessening(頸部傷害低減)
ウェルキャブ(TECS : メーカー完成特装車)
  • 高齢者や体の不自由な人を対象とした“ウェルキャブ助手席回転シート仕様(Aタイプ・Bタイプ)”を設定(a“Lパッケージ”およびi)
  • 助手席シートが95°回転し、スイッチ操作で車外にスライドさせることで楽な姿勢での乗降を可能とした“ウェルキャブ助手席リフトアップシート車(Aタイプ・Bタイプ)”を設定(a“Lパッケージ”およびi)
  • “ウェルキャブ助手席回転シート仕様”および“ウェルキャブ助手席リフトアップシート車”の各Bタイプにはラゲージスペースへの車いすの積み下しが容易にできる手動車いす用収納装置(電動式)を標準装備
販売概要
  1. 販売店
    全国のトヨペット店(大阪地区は大阪トヨタ)
  2. 月販目標台数
    3,500台
  3. 店頭発表会
    6月3日(土)、4日(日)
メーカー希望小売価格
(消費税は含まず、単位 : 千円)
グレード エンジン 駆動 トランスミッション 価格*1
a 1ZZ-FE
(1.8リットル)
2WD
(FF)
Super ECT*2 1,750
  “Lパッケージ” 1,835
i 2,000
a 1AZ-FSE
(2.0リットル)
2WD
(FF)
Super CVT 1,890
  “Lパッケージ” 1,975
i 2,140
  “Sパッケージ” 2,180
a 1ZZ-FE
(1.8リットル)
4WD Super ECT 1,970
  “Lパッケージ” 2,055
i 2,220
*1 北海道は14千円高[1ZZ-FE]、13千円高[1AZ-FSE]、沖縄は20千円高。
*2
Super ECT
スーパーインテリジェント4速オートマチック
ウェルキャブメーカー希望小売価格
(消費税は含まず、単位 : 千円)
グレード エンジン 駆動 トランス
ミッション
価格
“ウェルキャブ
助手席
回転シート仕様
(Aタイプ*3)”*1
“ウェルキャブ
助手席
リフトアップシート車
(Aタイプ*4)”*2
a
“Lパッケージ”
1ZZ-FE
(1.8リットル)
2WD
(FF)
Super ECT 1,915 2,133
i 2,080 2,298
a
“Lパッケージ”
1AZ-FSE
(2.0リットル)
2WD
(FF)
Super CVT 2,055 2,273
i 2,220 2,438
a
“Lパッケージ”
1ZZ-FE
(1.8リットル)
4WD Super ECT 2,135 2,353
i 2,300 2,518
*1 北海道は14千円高[1ZZ-FE]、13千円高[1AZ-FSE]、沖縄は20千円高。
*2 北海道は12千円高[1ZZ-FE]、11千円高[1AZ-FSE]、沖縄は20千円高。
*3 Bタイプは111千円高で、消費税は非課税。
*4 Bタイプは101千円高で、Aタイプとともに消費税は非課税。

以上

あわせてカーラインアップウェルキャブのコーナーもご覧ください

ダウンロード(画像)

  • オーパ 2WD 1.8a “Lパッケージ”[TA-ZCT10-ZHSEK(L)]<オプション装着車>
    オーパ 2WD 
    1.8a “Lパッケージ”
    [TA-ZCT10-ZHSEK(L)]
    <オプション装着車>