Sep. 28, 2000

トヨタ、米国インディアナ新工場建設の鍬入れ式を実施

-大型SUV「シクォイア」のラインオフ式も実施-

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、9月27日10時25分(日本時間、28日0時25分)より、米国のトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナ社(以下、TMMI)において、新工場(東工場)建設のための鍬入れ式及び、大型SUV「シクォイア」のラインオフ式を実施した。

 式典には、トヨタの張富士夫社長、TMMIの岡本精造社長らが参加、ラインオフ式には、フランク・オバノンインディアナ州知事も出席した。

 TMMIでは、今回の「シクォイア」のほか、98年末よりフルサイズピックアップトラック「タンドラ」を生産しており、二車種合せての生産能力は、年産15万台になる。

 今回、鍬入れ式を実施した新工場では、2003年初頭より、ミニバン「シエナ」を年間15万台規模で生産する予定で、TMMI全体の生産能力は年産30万台となる。尚、今回の生産能力増強のための投資額は、約8億ドルを見込む。

 トヨタの北米での生産能力は、現在、年産125万台だが、TMMIの能力増強などにより、2003年頃までには、年産145万台規模になる予定。

 TMMIの概要は以下のとおり。

会社名 TOYOTA MOTOR MANUFACTURING, INDIANA, INC.
所在地 米国インディアナ州ギブソン郡プリンストン
生産開始 1998年12月
生産車種
生産能力
西工場 : タンドラ、シクォイア(二車種合計年産15万台)
東工場(2003年より生産開始) : シエナ(年産15万台)
累計投資額 約12億USドル(生産能力拡張後にはトータル約20億USドルになる見込み)
従業員数 約2400名(生産能力増強による新規雇用は約2000名を計画)

以上