Oct. 19, 2016

クラシックカー・フェスティバル ロゴ

トヨタ自動車、「2016 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑」を開催

-東京開催10周年記念の特典として特別観覧エリアを設置-

 

 トヨタ自動車(株)の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、自動車文化の醸成・継承とクルマファンの交流を目的に、「2016 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑」を11月26日(土)に、恒例となった東京・明治神宮外苑(東京都新宿区)で開催する。

 今年は東京開催10周年を記念し、10個の星をあしらった記念ロゴを制作するとともに、一般来場者への特典を用意する。スカーフとサングラスの両方を身に着けた来場者先着100名様に「トヨタ博物館入場券(2名様分)」を進呈する他、パレードスタートの様子を真近で見ていただける特別観覧エリアを設置する。

 本イベントは、明治神宮外苑聖徳記念絵画館の前をメイン会場とし、一般参加のクラシックカー約100台による銀座中央通りを通過するパレードや展示をはじめ、トヨタ博物館が収蔵するクラシックカーの展示や走行披露など多彩なプログラムを展開する。また今回、Honda Collection Hallにご協力いただき、当時の軽自動車の性能を大幅に上回りベストセラーカーとなったホンダN360が出展される。

 企画展示のテーマは「見て、聴いて、感じる 突き抜けたクルマたち-'50s、'60s」。世界中の車に影響を与えたテールフィンの頂点を極めたキャデラック エルドラド ビアリッツ(1959・米)、大衆車の既成概念を変えたモーリス ミニ マイナー(1959・英)、第1回日本グランプリクラス優勝を飾ったダットサン フェアレディ SP310(1963・日)、3つの世界記録と13の国際記録を樹立したトヨタ 2000GT“スピードトライアル”「レプリカ」(1966・日)などの走行する姿やエンジン音などを楽しんでいただける。

 なお、トヨタ博物館は“世界と日本の自動車産業がどう絡み合い進化してきたか”をより分かりやすく伝えることを目的に、本館常設展のリニューアルを推進中。来年1月には本館3F常設展をリニューアル予定であり、今回の企画展示はこれに関連したものである。

今回の企画展示テーマの1950年代をイメージ

 開催概要は、以下のとおり。

  1. 日時
    2016年11月26日(土)10:00~15:30(入場無料)
    (雨天決行 : 但し、諸事情によりプログラムが変更となる場合あり)
  2. 会場
    明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前(東京都新宿区霞ヶ丘町1-1)
  3. 内容
    1. オープニングセレモニー(10:00~10:20)
    2. クラシックカーパレード&展示(一般参加車両約100台)
    • クラシックカーパレード(10:20~12:00頃)
    • クラシックカー展示(パレードから帰ってきた一般参加車両・トヨタ博物館車両)(11:00頃~15:30)
    1. Classic Car Circuit(CCC)
      クラシックカーが会場内を走行(12:30~15:00)
    2. Classic Car Studio(CCS)
      特設ブースでのMCによるトークショー。オーナーインタビュー、会場の様子も実況(12:30~15:00)
    その他のプログラムは別紙参照

以上

別紙

プログラム
プログラム 時間 内容
クラシックカーパレード
(一般参加車両約100台)
10:20~12:00頃 都内約11キロのコースをパレード :
絵画館~外苑いちょう並木~銀座中央通り
クラシックカー展示 11:00頃~15:30 パレードから帰ってきた一般参加車両・トヨタ博物館車両を展示
クラシックカー人気投票 11:30~14:45 一般参加車両の中から投票。
投票用紙は10:00からインフォメーションにて配布。
Classic Car Circuit(CCC) 12:30~15:00
クラシックカーが会場内を走行
  • トヨタ博物館収蔵車両など6台(下記参照)
  • オーナー車両走行 20台(予定)
Classic Car Studio(CCS) 12:30~15:00 特設ブースでのトークショー。
オーナーインタビュー、会場の様子などを実況
記念乗車撮影 エドセル サイテーション
(1958・米)
10:00~15:00 「リンカーン」、「マーキュリー」、「フォード」に次ぐ第4のディビジョンとして緻密なマーケティング理論に基づいて開発されたが、予想外な結果だった。しかし、個性的なデザインや斬新な機構など、黄金期のアメリカ車を感じさせる。
フォード サンダーバード
(1962・米)
1962年に登場した3代目。ケネディ大統領就任時には50台のサンダーバードがパレードを行った。インパネのきらびやかな作りなど、この時代のアメリカ車の良さが垣間見られる。
ディーノ 246GTS
(1973・伊)
MEGA WEB 特別出展
ディーノの車名は創業者の息子の愛称からつけられた。ボディには、「Ferrari」の文字と跳ね馬のマークがなく、「Dino」の名前のみであることが特徴。
その他出展 10:00~15:00
  • 交通安全体験コーナー
  • 東日本大震災、熊本地震被災地支援
  • ミュージアムショップ
  • フードガレージ
クラシックカーパレード先導車
車両名(年式・国名) 特徴
トヨペット クラウン RS21型
(1960・日本)
初代クラウンの改良型。エンジン性能の向上他、内外デザインも細部が変更され、ボディパネルの品質も向上。オーバードライブ付き3速オートマを国産で初採用。
企画展示
「見て、聴いて、感じる 突き抜けたクルマたち-'50s、'60s」展示・走行披露車両(6台)
車両名(年式・国名) 特徴
キャデラック エルドラド ビアリッツ
(1959・米)
1948年型キャデラックに初めて採用されたテールフィンは、世界中のクルマに影響を与え、このクルマはその頂点を極めた。アメリカ車の黄金期の象徴。
モーリス ミニ マイナー
(1959・英)
石油危機は合理的な「ミニ」を誕生させた。王室やアーティストなどが興味を示し、車のヒエラルキーの既成概念を変え、大衆車にとどまらない独自の文化を築いた。
ダットサン フェアレディ SP310型
(1963・日)
日本の本格的なスポーツカーの先駆け。1963年の第1回日本グランプリでは、ポルシェ、トライアンフTR4など外国製スポーツカーを相手にクラス優勝した。
トヨタ 2000GT“スピードトライアル”〔レプリカ〕
(1966・日)
欧米との技術格差があった時代に世界に通用するスポーツカーを目標にした2000GTは、国際自動車連盟公認スピードトライアルに挑戦。3つの世界記録13の国際記録を樹立し、世界を驚かせた。
トヨタ 2000GT“ボンドカー”
(1966・日)
映画「007は二度死ぬ」(1967年公開)のために作られた車両。2000GTの登場シーンは、実用車の印象が強かった日本車のイメージを変え、工業国として発展する日本を世界に示した。
ホンダ N360
(1967・日本)
Honda Collection Hall 特別出展
Honda初のFF(前輪駆動)方式を採用した軽自動車。二輪をベースとしたエンジンと技術で31馬力を発揮。当時の軽自動車の水準を大幅に上回る性能と安価な設定により、記録的なベストセラーカーとなった。
都合により車両、時間等変更となる場合がございます。

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  • 2015年パレード
    2015年パレード
  • 2015年会場
    2015年会場
  • 2015年記念乗車
    2015年記念乗車
  • ミュージアムショップ
    ミュージアムショップ
  • キャデラック エルドラド ビアリッツ
    キャデラック エルドラド ビアリッツ
  • トヨタ 2000GT スピードトライアル(レプリカ)
    トヨタ 2000GT スピードトライアル
    (レプリカ)
  • トヨタ 2000GT ボンドカー
    トヨタ 2000GT ボンドカー

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  • チラシ
    チラシ