Mar. 10, 2003

<ご参考>

トヨタ博物館 特別企画展「博覧会と自動車」を開催

 

 トヨタ自動車(株)の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手町)では、3月25日(火)から7月6日(日)まで、特別企画展「博覧会と自動車 限りない夢と感動の軌跡~愛・地球博まであと2年」及びギャラリー展「博覧会とポスターデザイン~アール・ヌーヴォーからアール・デコ様式へ」を開催する。
 あわせて、3月21日(金・祝)から4月26日(土)においては、恒例の「スプリングイベント2003」を実施する。特に春休み期間中の土曜・日曜・祝日には、オリジナルウレタンクラフト作りなど、お子様にお楽しみいただける企画をご用意している。

 特別企画展及びギャラリー展、イベントの概要は以下のとおり。(詳細は、別紙ご参照)

- 記 -

1.特別企画展の概要
 (1) 期  間:  3月25日(火)~ 7月6日(日)
 (2) 場  所:  トヨタ博物館 本館2階 特別展示室
 (3) 内  容
a. テーマ 「博覧会と自動車 限りない夢と感動の軌跡~愛・地球博まであと2年」
「愛・地球博」の開幕2年前にあたり、万国博覧会及び国内で開催されたおもな博覧会の歴史を「博覧会と自動車」のかかわりにスポットをあて、実車や模型、資料などにより紹介する。
b. 展 示 品
◇実車…
ベンツ パテント モトールヴァーゲン【ベンツ三輪車】<レプリカ>(1886・独)
ロコモビル(1899・米) 他 6台
◇資料…
会場模型、映像、ポスター 等
 (4) 後  援: 愛知万博パートナーシップ事業、名古屋アメリカンセンター、ブリティッシュ・カウンシル、愛知県・長久手町各教育委員会
2.ギャラリー展の概要
 (1) 期  間:   3月25日(火)~7月6日(日)
 (2) 場  所:  トヨタ博物館 新館3階ギャラリー〈無料ゾーン〉
 (3) テ ー マ:   「博覧会とポスターデザイン~アール・ヌーヴォーからアール・デコ様式へ」
特別企画展との連動企画。当館所蔵ポスターより、1890年代~1930年代の万博やモーターショーのポスターおよび工芸品などをデザイン史の観点から紹介する。
3. 「スプリング イベント2003」の概要
 (1) 期  間:  3月21日(金・祝)~4月26日(土)
 (2) 内  容: 
イベント 内 容 開催日 参加人数 場 所
オリジナル
ウレタンクラフト
トヨダAA型乗用車、
フォルクスワーゲンを
ウレタンで作る。
 3/21(金・祝)~
 4/6(日)の
 各土・日・祝日
 先着
 100名/日  
 新館1階
 大ホール 
オリジナル
ペーパークラフト
トヨタミュージアムライナー
(コースターハイブリッドバス)を作る。
 先着
 500名/日
 敷地内
 走行コース
試乗会 ベントレー(1971・英)
センチュリー(1977)
トヨタボンネットバス(1963)に同乗試乗。
 3/29(土)~
 4/26(土)の
 各土曜日
 13:00~14:00
 15:00~16:30
 先着
 70組/日
 
※試乗会・・・ 運転不可、雨天時変更あり
   料金・・・・・ ウレタンクラフトは、入館料は無料。材料費 200円/個       
ペーパークラフトは、入館料・材料費とも無料       
試乗会:1名200円/台、3名~定員500円/台、(ボンネットバスは無料)
◆ご案内
(1) 所 在 地 :   愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41-100
(東名・名古屋IC、東名阪・本郷ICより東4kmグリーンロード沿い)
TEL0561-63-5155 FAX0561-63-5159
(2) 開館時間 :   9:30~17:00(入館受付は16:30まで)
※ 休館日は、原則毎週月曜日。
  (祝日の場合は翌日。但し、4月28日(月)は特別開館)
(3) 入 館 料 :   特別企画展見学は無料ですが、博物館入館料が必要
ギャラリーゾーンは無料
(大人1,000円 中高生600円 小学生400円 団体割引あり)
(4) ホームページ :   http://www.toyota.co.jp/Museum/index-j.html

以上


<別紙>
<特別企画展 展示構成と展示車両>
展 示 構 成 主な展示車両・資料
○はじめに~万国博覧会の歴史とその概要について
 I.最初の万国博覧会
  ガソリン自動車誕生以前の時代
 
〈1851年ロンドン万博〉


◇クリスタルパレス〈模型〉
 II.万博にみる自動車の発展と普及
(1) ガソリン自動車の誕生と万博への出展
  〈1889年パリ万博〉
  〈1900年パリ万博〉
(2)万博の発展とモータリゼーションへの道
 〈1893年シカゴ万博〉
 〈1915年パナマ太平洋万博〉
(3)万博の隆盛と自動車社会の進展
 〈1933~34年シカゴ万博〉
 〈1939~40年ニューヨーク万博〉
〈1889年パリ万博に出展〉
◆ベンツ パテント モトールヴァーゲン【ベンツ三輪車】(1886・独)
ドイツのカール・ベンツによってつくられた世界最初のガソリン自動車。
〈1900年パリ万博に出展〉
◆ド ディオン ブートン(1899・仏)
パナール社と並ぶフランス大手の自動車メーカード・ディオン社によってつくられた、ドライバーは後ろで、前席がパッセンジャーシートになっている4輪車。
〈1915年パナマ太平洋万博に出展〉
◆フォード モデルT(1914・米)
大量生産方式によるコストダウンや、運転を簡素化する数々のメカニズムによって1,500万台が生産された世界のベストセラーカー。
〈1934年シカゴ万博に出展〉
◆デ ソート エアフロー(1934・米)
多くのメーカーがまだ流線化を本格的に図っていなかった1934年、流線型スタイルをいち早く取り入れシカゴ万博に出展された。
 III.日本における博覧会に見る
    自動車の発展と普及
(1)博覧会事始め
(2)博覧会で花ひらいた黎明期の
  国産車
 〈1877年第1回内国勧業博覧会~
  1903年第5回内国勧業博覧会〉
(3)その後の博覧会
 〈1914年東京大正博覧会~
  1922年平和記念東京博覧会~
  1937年名古屋汎太平洋博〉
(4)国内で開催された万国博覧会
 〈1970年日本万博(EXPO'70)
◆ロコモビル スチーマー(1899・米)
1903年第5回内国勧業博覧会で米国ロコモビル社が出展した車両と同型の蒸気自動車。
◆山羽式蒸気自動車〈模型〉(1904・日)
1903年第5回内国勧業博覧会で自動車の展示に触発を受けた岡山県の資産家、森房造の依頼で電気技師の山羽虎夫がつくった蒸気自動車。
◆トヨダAA型乗用車(1936・日)
1937年名古屋汎太平洋平和博覧会のトヨタ特設館に出展された、トヨタ初の生産型乗用車。
◆スズキ軽四輪 電気自動車(1970・日)・・・スズキ株式会社より借用
1970年日本万博(通称 大阪万博)に合わせてスズキが、湯浅電池(現ユアサコーポレーション)と共同でジウジアーロのデザインした軽四輪「キャリィバン」をベースに開発した車両。
◆アポロ15号月面車 ルナーローバ〈レプリカ〉
(1971・米)・・・コスモアイル羽咋より借用
1971年7月30日、月面北半球に着陸したアポロ15号に搭載されていた4輪独立駆動式の有人月面車。
 ○2005年「愛・地球博」に向けて
  ~21世紀最初の博覧会にふくらむ夢

◇万博会場地図、模型、映像 等
〈参考展示〉
 1990年花博出展 ダイハツ電気自動車2台
 ・・・ダイハツ工業株式会社より借用
※万博年表、万博ひとくち話等も各コーナーで展示
<ギャラリー展 展示構成と展示ポスター>
展 示 構 成 主な展示品「作品名」(年式/作者)
○プロローグ~デザイン改革とパリ万博の関係










(1)1889年 パリ万博
  「アール・ヌーヴォーの始まり」
  1900年 パリ万博
  「アール・ヌーヴォー 絶頂期」
アール・ヌーヴォー様式の紹介とともに、自動車黎明期の自動車ポスター、モーターショーのポスターなど16点を紹介。

 

 ・「サンプソン自転車チェーン」
  (1900年/アンリ・ド・トゥルーズ・ロートレック)
 ・ 「パリ自動車ショー」
  (1895年/E.クルエ)
 ・ 「第3回 国際自動車・自転車・スポーツ見本市-グラン・パレ」
(1901年/ジョルジュ・アントワーヌ・ロシュグロッス)
 ・「第9回 国際自動車・自転車・スポーツ見本市
  -グラン・パレ」
  (1906年/G.ピカール)
 ・ 「フランス自動車クラブ」
  (1903年/T.プリヴァ=リヴモン)   他
(2)1925年 パリ万博
  「アール・デコ様式の始まり」
万博ポスターやアール・デコ期を代表するカッサンドルやマッソウの作品を中心に、自動車ポスターなど18点により紹介。
 ・「ノルマンディー号」
  (1935年/A.M.カッサンドル)
 ・ 「トリプレックス」
  (1931年/A.M.カッサンドル)
 ・ 「アムステルダム自動車・オートバイショー」
  (1930年/A.M.カッサンドル)
 ・「コート・ダジュール〈PLM鉄道〉」
  (不明/ピェール・フィクス=マッソウ)
 ・ 「シカゴ万国博覧会」
  (1933年/ワイマー・パーセル)     他
〈試乗会出展車両〉
車  名(年式・国)  車    両    解    説
 ベントレー(1971・英)  
1965年にロールスロイスシルバーシャドウの双子車として登場したベントレーの主力モデル。ボディがフレーム付きからモノコック(一体構造)式に変更されたほか、自動車高調整装置を備えたサスペンションや全輪ディスクブレーキを採用するなど一挙に近代化がはかられた。
 センチュリー(1977・日)  
世界の高級車に匹敵するプレステージサルーンを目標に設計された、3リッターの高出力V8エンジンを搭載し高性能と豪華さを兼ね備えた車両。ネーミングは、豊田佐吉の生誕100年や明治100年にちなんで命名された。