トヨタ、DUO店を新規出店

　トヨタ自動車(株)(以下トヨタ)は、トヨタ車両販売店により全国展開するフォルクスワーゲン車販売店舗DUO(デュウオ)店を本年11月以降、大阪府に２店舗新規出店する。
　今回の出店は、トヨタとフォルクスワーゲンとの友好関係強化の考え方のもと、大阪府下のトヨタ車両販売店に募集を行い、開設を決定したものである。これにより、DUO店は全国138店舗のネットワークとなる。

　トヨタは、国際協調の一環として積極的な輸入拡大の考えのもと、1991年７月にドイツのフォルクスワーゲンAG、同社の日本法人フォルクスワーゲングループジャパン(株)との販売提携に合意した。
　その後、３次にわたる出店募集を行い、トヨタ車両販売店の積極的な参画により、1998年までに全国43都道府県にわたるDUO店ネットワークを完成させ、1992年４月の開業以来の販売累計も33万台に達している。
　今回、開業後12年が経過し、当事業を取り巻く環境の変化を受けて大阪府で２店舗のDUO店が閉鎖したことに対し、これまでに販売したお客様への十分なアフターサービスと、日本におけるフォルクスワーゲンビジネスのさらなる拡大を目指し、大阪市住吉区と箕面市に各１店舗（計２店舗）を新規に開設するものである。

　なお、今回の新店舗はいずれも、フォルクスワーゲン専売店の新しいCD(コーポレート デザイン)を採り入れ、ドイツをはじめ世界的に展開している「マーケットプレイスコンセプト」に基づいて設計されている。