Oct. 05, 2004
トヨタ、新安全運転講習施設の名称を決定、企業・団体向けプログラムの予約受付を開始
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、このほど、2005年4月に富士スピードウェイ内にオープンする新安全運転講習施設の名称を「トヨタ 交通安全センター モビリタ(mobilitas)*1」(以下、モビリタ)と決定した。
また、この施設で開催する安全運転講習会「トヨタ ドライバーコミュニケーション*2」の企業・団体向けプログラムの概要を公表するとともに、予約受付を本日より開始した。
なお、一般・個人向けのプログラムについては、内容および受付開始時期を追って公表する予定。
トヨタでは、モビリティ社会の究極の目標である「交通事故死傷者ゼロの実現」に貢献するため、クルマ・人・交通環境を三位一体と捉えた総合的な安全への取り組みを推進しており、モビリタは、その一環としてオープンするもの。トヨタ独自設計の総面積約13万m2の広大な施設内には、多様な実技メニューの設定が可能な10万m2のフラットコースや低ミュー路、3つの教室を備える研修棟、迅速なメンテナンスが可能な車両整備場など、質の高い安全運転講習を提供するための設備が充実している。
今回のプログラムは、トヨタが企業や団体における交通事故低減に寄与すべく独自に開発したもので、一般社員の他、営業ドライバーや安全運転管理者、指導者など対象別に4つのコースで構成している。その中で「走る」「曲がる」「止まる」という車の基本操作の習得から、モビリタの特徴を活かした高速からのブレーキングなどダイナミックな挙動体験、環境に配慮した運転ノウハウの習得、トヨタの最新安全技術の体験に至る多彩なメニューを実施する予定。
インストラクターは、トヨタのテストドライバーを養成している講師陣が務め、車両開発を通して培ったドライビングのノウハウを安全運転に応用し、年間を通じて定常的にプログラムを提供していく。
モビリタの施設概要、企業・団体向けプログラムの概要・予約申込みは別添のとおり。
| モビリタ | |||
| *1 | mobilitas | : | ラテン語の「移動性」「機動性」「動きやすさ」"mobilitas(モビリタス)"からの造語で、「健康で豊かなモビリティ社会」に貢献したい気持ちを表現 |
| *2 | トヨタ ドライバーコミュニケーション:1987年より開催しているトヨタの安全運転講習会の総称 | ||
以上
【マークについて】
クルマのカタチを親しみやすいイメージでデザイン
3つの円は、交通安全実現のための3要素「クルマ」「人」「交通環境」を
表し、トヨタが推進する安全への総合的な取り組みを象徴
| 1. | 所在地 | : | 静岡県駿東郡小山町大御神645-4(富士スピードウェイ敷地内) | ||
| 2. | 総面積 | : | 約13万m2 | ||
| 3. | コース概要 | : | ・ | アスファルト平面(約10万m2) | |
| ・ | ワインディング低ミュー路*(約500m) | ||||
| ・ | 直線低ミュー路(75m) | ||||
| ・ | 周回路(約1,150m、35度バンク付設) | *低ミュー路:滑りやすい路面 | |||
| 4. | 建物 | : | ・ | 研修棟(延べ床面積 約1,900m2 教室;3室、ラウンジ、管制室、車両整備場など) |
| ・ | コース内管制棟 | |||
| ・ | 車両保管庫 |
<トヨタ ドライバーコミュニケーション概要>
《企業・団体向けプログラム》| 1. | 開催日 | : | 平日(年末年始、祭日、休館日を除く) |
| ※詳しい開催カレンダーは下記モビリタ準備室にお問い合わせください。 |
| 2. | 講習内容: |
| 講習コース | 日数 | 1人あたりの受講料 (税込) |
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1日 | 21,000円 | ||
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2日 | 48,300円 (宿泊費込) |
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1日 | 21,000円 | ||
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2日 | 48,300円 (宿泊費込) |
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- | ご相談 |
〔トヨタ 交通安全センター モビリタ 準備室〕(富士スピードウェイ株式会社 内)
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