Nov. 05, 2004

「トヨタ・子どもとアーティストの出会い in 愛知」の第2回ワークショップを開催

~一宮市の小学校でアーティストによるワークショップを実施、成果を学芸会にて発表~

 

 トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、社会貢献活動プログラム「トヨタ・子どもとアーティストの出会い in 愛知」の第2回ワークショップ(※1)を、愛知県一宮市立神山小学校の3年生の授業の一環として実施することに決定した。今回のプログラムの特徴は、11月21日(日)に同小学校で予定されている学芸会の演目「どろぼう学校」を、4人のアーティストとともに仕上げる点。参加アーティストは、同小学校出身の演出家・天野天街ほか。対象となる5クラス160名の生徒達は演劇バージョンとダンスバージョンに分かれ、同じ台本をもとに、アーティスト達との5回のワークショップを通して異なる2つの作品を完成させる。こうした体験を通じて、子ども達にイメージの幅を広げる楽しさや、多様な自己表現の可能性を感じてもらうのが狙い。

 「トヨタ・子どもとアーティストの出会い」は、子どもがアーティストとの出会いを通じて豊かな感性や価値観を育むことを目的に、NPO法人「芸術家と子どもたち」(※2)とトヨタが連携して2004年1月に創設したプログラム。ダンサーや現代アートのアーティストたちが学校や児童館を訪れ、先生と協力しながら、音楽や体育・総合的な学習の時間等を活用して、子ども対象のワークショップを展開する。
 実施にあたり、開催地の市民と共に実行委員会を組織し、当活動に対する幅広い理解を促進するとともに、学校等とアーティストを繋ぐコーディネーター育成も目指している。

 愛知県では、すでに豊田市でワークショップを実施しており、今回で県内第2回目。
2005年1月30日(日)には、愛知芸術文化センターにて当活動普及のためのシンポジウムを開催予定。
(詳細別途ご案内予定)

【成果発表 学芸会 実施概要】 (詳細別紙)

実施校 一宮市立神山小学校 (愛知県一宮市平和2-12-7)
日 時
11月21日(日) 演劇バージョン  11:45~12:15
ダンスバージョン 12:20~12:50
アーティスト
演劇バージョン 天野天街(演出家)他
ダンスバージョン 山田珠実(ダンス振付家)他
対 象 小学3年生(5クラス160名:演劇バージョン80名、ダンスバージョン80名)
演 目 「どろぼう学校」演劇バージョン/ダンスバージョン (別紙ご参照)
取材申込み先 トヨタ自動車(株)広報部  担当:山本・谷田  TEL:03-3817-9144
<本件に関するお問い合わせ>
「トヨタ・子どもとアーティストの出会い in 愛知」実行委員会 (NPO法人 PAFA内※3
 担当:牛越  E-mail: ushimipo@ybb.ne.jp


トヨタのメセナ活動ホームページ http://www.toyota.co.jp/jp/community_care/domestic/mecenat/

以上

【学芸会 詳細】

ワークショップも取材可能。可能日:11月9日(火)(11:45~12:30/13:50~14:25)

実施校 一宮市立神山小学校 (愛知県一宮市平和2-12-7)
日 時
2004年11月21日(日) 演劇バージョン 11:45~12:15
ダンスバージョン 12:20~12:50
アーティスト等
演劇バージョン 天野天街(演出家)、稲波伸行(舞台美術)
ダンスバージョン 山田珠実(ダンス振付家)、久野周一(衣装)、牛越美保子(脚本アレンジ)
対 象 小学3年生(5クラス160名:演劇バージョン80名、ダンスバージョン80名)
教 科 学芸会用特別編成授業
内 容 「どろぼう学校」(原作:かこ・さとし)
「どろぼう学校」の台本は、既存の絵本を原作に学芸会用に改作されたもので、各地の学校の学芸会のテキストとして使用されている。今回はその台本をもとに、演劇バージョンと、ダンスバージョンの2つに分かれて、作品を作る。アプローチ方法の違いにより、同じ台本から異なる作品が生み出されるという体験を通じて、イメージの幅を自在に広げる楽しさや、多様な自己表現の可能性を感じてもらうことが狙い。
<演劇バージョン>
近隣の毛織物工場などへ子ども達と行って、一宮にゆかりの材料を探し、それを使って子ども達と舞台装置を作る。基本的な台本を覚えた上で、言葉遊びや、動作の連鎖を子ども達から引き出し楽しく作品を作り上げていく。
<ダンスバージョン>
子ども達のアンケートから「盗みたいもの」をテーマに、ダンスの振り付けがしやすいように台本を書き換える。ワークショップでは、言葉に対する身振りや動作にヒントを与え、身体のイメージを広げながら作品を作る。衣装の材料には、輪ゴムや卵ケースなど、身の回りのものを利用。身近なものがいろいろなものに変化していくことを楽しみながら創作する。
取材申込 トヨタ自動車(株)広報部  担当:山本・谷田  TEL:03-3817-9144
主催等
主催 一宮市立神山小学校
「トヨタ・子どもとアーティストの出会い in 愛知」実行委員会
企画制作 NPO法人 PAFA(パフォーミング・アーツ・フェスティバル・あいち)

【アーティストプロフィール】

天野天街(あまの・てんがい):演出
 1982年少年王者舘旗揚げ、名古屋を拠点として活動を開始。1984年より3都市(名古屋・東京・大阪)公演を敢行。舞台演出の傍ら、漫画執筆、デザイン・ワーク、エッセイなどの分野でも活動。1994年短編映画『トワイライツ』を監督、オーバーハウゼン国際短編映画祭グランプリ、メルボルン国際映画祭グランプリ受賞。1997年第9回名古屋市文化奨励賞受賞。1999年『劇終/OSHIMAI~くだんの件』が岸田戯曲賞に最終ノミネート。2005年には『必殺するめ固め』(原作:つげ義春)を映画化予定

山田珠実(やまだ・たまみ):ダンス振り付け
 1968年名古屋市生まれ。自分と異なる年齢や身体性を持つ人とのワークショップや、異なるメディアのアーティストとの共同作業を活動の中心に据えている。1993-96年渡欧。2001年祖母の死に取材し妹、郷実とのデュオ「SIS」を東京、名古屋、新潟で上演。2002年SPAC(静岡県舞台芸術センター)振付家コンクールに入選。2004年長久手町で50歳以上の町民33名に出演を依頼し「密の歳月」を上演。大垣ビエンナーレ、「講義としての芸術展」に他の作家との共同作業「in」「RARA」を出品。

稲波伸行(いなば・のぶゆき):舞台美術
 1975年三重県出身。1999年名古屋芸術大学美術学部デザイン科インダストリアルデザインコース卒業。「子どもに関わるデザイン」と「地域素材」に興味を持ち、ワークショップなどを中心に活動。2000~2003年、アートポート「遊びの倉庫<アジト>」ディレクター。2002年に新堀孝明氏と共作したメディアアート作品「LAN!! 」を「電子芸術国際会議<ISEA>」へ出品、2003年BS1「デジタルスタジアム」へも出品、ベストセレクションに選出される。2003年から名古屋芸術大学非常勤講師。

久野周一(くの・しゅういち):衣装
 <風化><日常の道化><仮説>をテーマにTシャツワンピース等衣服をベースにしたオブジェの製作の傍ら、コンテンポラリーダンス及び舞踏の舞台衣装を数多く手がける。01年『天空プロジェクト』(出演木佐貫邦子、平山素子ほか)、02年『跳ぶ教室』(出演伊藤キム、山下洋輔ほか)、愛知芸術文化センター開館10周年記念事業『スイッチオン』(ユーリ・ン、山下洋輔、アーチ)等


※1)  ワークショップとは:参加者が自ら参加・体験して行う創作活動

※2)  NPO法人 芸術家と子どもたち
2000年7月に、エイジアス活動(ASIAS=Artist's Studio In A School:小学校の授業の中で、プロのコンテンポラリーアーティストと学校の先生が協力しながら実施するワークショップ型授業)を、開始。首都圏を中心に事業が拡大し、2001年7月、NPO法人の認証を受け、「芸術家と子どもたち」を設立。エイジアスの活動のほか、地域の子どもや親子を対象にした事業も展開。
代表:堤 康彦
〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨4-9-1 旧朝日中学校
TEL:03-5961-5737  E-MAIL:asias_info@yahoo.co.jp
ホームページ http://members.at.infoseek.co.jp/ASIAS/

※3)  NPO法人 PAFA (パフォーミング・アーツ・フェスティバル・あいち)
1999年愛知の芸術関係者によって設立された「2005演劇ネットワーク」の活動を引き継いで、2004年新たに設立された特定非営利活動法人。芸術が「社会への応答」であるという視点で、名古屋を拠点に国際演劇フェスティバル「Drakoon Festival=ドラコーン・フェスティバル」を定期的・継続的に開催することを目的とするかたわら、公共空間や小学校・病院等での無料公演の企画を実施。
代表:馬場駿吉
愛知県名古屋市中区新栄2-2-19 canolfan 2F
TEL:070-5640-1721  E-MAIL:pafa@mac.com
ホームページ http://www.geocities.jp/drakoon_festival/