Nov. 18, 2011

トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ミシシッピが、ラインオフ式典を実施

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)の米国における生産拠点であるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ミシシッピ(Toyota Motor Manufacturing, Mississippi, Inc.、 以下、TMMMS)は、現地時間11月17日11:45より(日本時間18日2:45~)、ミシシッピ州のハーレー・バーバー州知事、トヨタの豊田章男社長、TMMMSの浜口昌史社長らの出席のもと、同工場のラインオフ式典を実施した。

 トヨタは、2007年2月にTMMMSの建設を決定。その後世界的な景気低迷もあり、2008年に工事を延期としたものの、2010年6月に再開、建設の発表から約4年を経てラインオフを迎えるに至った。TMMMSの年間生産能力は15万台、生産車種はカローラ、従業員数は2012年中に計約2,000名を予定している。

 式典にて、豊田社長は、「紆余曲折があったが、ラインオフ式を迎えることができ大変嬉しく思う。ここに至るまで、バーバー州知事およびミシシッピ州関係者の方々には多大なご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げる。今後も、皆様に喜んでいただける『もっといいクルマづくり』を行い、地域社会や経済に貢献していく所存」と語った。また、バーバー州知事は、「今日はミシシッピ州にとって記念すべき日。トヨタファミリーの一員となることを誇りに思う」と述べた。

 今回のTMMMSの生産開始をもって、2010年4月に北米から日本に移管された北米向けカローラ生産を、現地に戻すことになる。
 北米は、当社の持続的成長のために重要な拠点であり、トヨタは、開発から生産、販売、サービスにいたる現地化および自立化を一層推進していく考えである。
<ご参考①> 式典概要
日時 11月17日(木)11:45-12:30 <日本時間:18日(金)2:45-3:30>
場所 TMMMS工場敷地内
プログラム ▽ カローラ生産1号車の登場
▽ バーバー州知事ご挨拶
▽ TMMMSチームメンバー挨拶
▽ 豊田社長挨拶
▽ 1号車ナンバープレートの取付け
出席者 州政府)バーバー州知事
トヨタ関係)トヨタ豊田章男社長、TMMMS浜口昌史社長 他
<ご参考②> TMMMS概要
会社名 Toyota Motor Manufacturing, Mississippi, Inc. (TMMMS)
所在地 米国ミシシッピ州 ユニオン郡 ブルー・スプリングス
会社設立 2007年4月1日
生産開始 2011年10月
生産車種 カローラ
生産能力 年間15万台(定時)
敷地面積 約1,700エーカー(約700万平方メートル)
従業員数 約2,000名(2012年中の予定)

以上