Mar. 23, 2007

トヨタ自動車 インドで「トヨタ工業技術学校」の設立を発表

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)のインド現地法人であるトヨタ・キルロスカ・モーター(Toyota Kirloskar Motor Private Limited、以下、TKM)は、「モノづくり」の技能を教育する学校、「Toyota Technical Training Institute (以下、トヨタ工業技術学校)」を本年8月に、インド・バンガロールに開校すると発表した。

 トヨタ工業技術学校は、能力はあるが経済的理由等で高等学校への進学が難しい中学校卒業生を対象に、「モノづくり」の専門技術を教育することを目的に設立される。同校は、全寮制で履修期間は3年間。工業科目を履修すると共に、塗装、溶接、自動車組立て、メカトロニクスの4つの専門コースに分かれ技能を修得する他、TKMでの技能実習も行なう。入学金や授業料についてはTKMが全額補助する。なお、4月初旬より、主にカルナタカ州在住の中学校卒業生を対象に応募を受け付ける。2007年の入学定員は60名。

 TKMでは、トヨタ工業技術学校の卒業生が、将来、TKMの生産オペレーションの中核になる人材として活躍することを期待し、TKM入社の門戸を積極的に開放していく。

<ご参考:Toyota Technical Training Institute (TTTI)概要>
学校名 トヨタ工業技術学校
開校時期 2007年8月
所在地 カルナタカ州バンガロール市(TKM敷地内)
敷地面積 48,726m2(含、寮、グラウンド)
建屋面積 1,851m2
学校長 Mr. V Ramamurthy
教職員数 教員17名、職員他8名 計25名
専門コース 塗装、溶接、自動車組立て、メカトロニクス
生徒数 1学年:約60人(全校:約180人)
以上