トヨタ、カムリをマイナーチェンジ

　トヨタ自動車(株)は、カムリをマイナーチェンジし、全国のトヨタカローラ店を通じて、７月６日より発売した。

　今回のマイナーチェンジでは、外観は、フロントのバンパー、グリル、ヘッドランプ、フォグランプ、リヤのコンビネーションランプのデザインを変更し、高級感とスポーティ感を向上させている。
　特に、ヘッドランプを、彫りの深い４連の円筒形に変更するとともに、「ツーリング」はエクステンション、リヤのコンビネーションランプをブラックアウト処理するなど、精悍さを強調し、グレード間の差別化を図っている。
　また、新デザインの９本スポークホイールキャップ（15インチのみ）を採用したほか、外板色にベージュマイカメタリック、ダークブルーマイカメタリックの新色２色を設定している。
　室内は、フロントコンソールにプッシュオープン式ドアを設定したほか、４眼式オプティトロンメーターにLED照明を新採用している。
　さらに、ステアリングホイールから手を離すことなくオーディオなどのスイッチ操作が可能なステアリングスイッチ(除く「ツーリング」)、電動のランバーサポート(運転席)などの快適装備を新たに採用している。この他、ケナフ繊維を基材にしたポケット付シートバックボードを採用したほか、マニュアルレベリング機能を備えたマルチリフレクター４灯式ヘッドランプや、シートベルト非着用を警告音でも知らせるシートベルトリマインダーなどにより、環境・安全性向上にも配慮している。

　なお、月販目標台数は500台､店頭発表会は７月17日(土)､18日(日)､19日(月・祝)を予定している。