Apr. 24, 2017
トヨタ自動車、「第28回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を開催
-パレードスタートに、トヨタ 2000GT “ボンドカー”が登場-
トヨタ自動車(株)の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、自動車文化の醸成と継承を目的に、地域に根ざしたイベントとして「第28回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を5月28日(日)、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で開催する。愛・地球博記念公園をメイン会場に、1987年以前に製造された日米欧の一般参加のクラシックカーによる公道パレードの他、多彩なプログラムを展開する。
今年はパレードのスタートに、発売後50周年を迎えるトヨタ 2000GTの、“ボンドカー”が登場。年代順に一般参加車両約150台が続き、トヨタ i-ROADなど次世代のクルマも走行するなど、クルマの進化を感じていただけるものとなっている。
あわせて同会場では、東京オリンピック以降日本でモータリゼーションが急速に進み、本格的な国産スポーツカーが誕生したことを受け、「夢と憧れ-1960年代のスポーツカー」をテーマとした企画展示も行う。当館収蔵のクラシックカーから、映画「007は2度死ぬ」のために作られたトヨタ 2000GT “ボンドカー”、2000GT同様、50周年となるロータリーエンジンを搭載したマツダ コスモスポーツ*1、宝石のように鋭くカットされたボディラインのニッサン シルビア、大ベストセラーとなったフォード マスタング、その後のスポーツカーに影響を与えたジャガー Eタイプ ロードスターの、日米欧の5台を展示し、Classic Car Circuit(CCC)で走行披露する。
また、今年は名古屋商工会議所の協力を得て、『「モノ+スゴ」プロジェクト*2』として次世代モビリティ(i-ROAD、コムス、Winglet)の体験試乗を行う。
*1 | マツダ コスモスポーツは展示のみ。 |
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*2 | 「産業のちから」が生み出す最先端技術を観光資源と結び付けてまちなかに展開することを目指す名古屋商工会議所の企業コラボレーションプロジェクト。 |
開催概要は、以下のとおり。
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- 日時
- 5月28日(日) 8:45~16:00(入場無料)、雨天決行
(但し、天候等諸事情によりプログラムが変更となる場合があります)
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- 会場
- 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
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- 参加車両
- 一般参加車両 約150台、当館収蔵車両 10台 他
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内容
- パレード
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- 出発式(8:45~9:00)
- 愛・地球博記念公園北駐車場にて主催者挨拶等
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- スタート(9:00~9:45)
- 一般参加車両約150台が順次スタート
- ゴール(9:50~11:00)
- 車両展示、走行披露、記念撮影、同乗試乗会
- 車両展示(11:00~15:30)
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- Classic Car Circuit(CCC)
- クラシックカーが会場内を走行(11:50~、13:40~)
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- Classic Car Studio(CCS)
- 特設ブースから会場の様子を実況(11:35~14:40)
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- 記念撮影(9:30~16:00)
- 乗車しての撮影が可能
- 同乗試乗会(12:30~、13:30~、14:30~の各回30分)
- 次世代モビリティ体験試乗(9:30~15:30)
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i-ROAD、コムス、Wingletは9時より試乗場所にて受付。定員に達し次第、終了。
(i-ROAD、コムスの試乗には普通運転免許が必要。Winglet試乗にも諸要件あり。)
- 各種イベント
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交通安全ゾーン交通安全について親子で楽しく学べるイベントを実施。
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マーケットゾーン(大芝生広場、三日月休憩所の2ヶ所)キッチンカーや長久手市内の飲食店などが出店。
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東日本大震災・熊本地震被災地支援コーナー特製ピンバッジとメモ帳を販売し日本赤十字社を通じ収益を寄付。
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JR東海さわやかウォーキング/リニモ新緑ウォーキング(スタート・受付時間 : 8:30~11:00、ゴール時間 : 15:00まで)愛知環状鉄道瀬戸口駅から愛・地球博記念公園にゴール。チェックポイントでスタンプを集めた先着2000名様に特製ピンバッジを進呈。
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トヨタ博物館ミュージアムショップ「ミニカー」や人気の「トヨタ博物館カレー」などを出張販売。
- 当日、イベント会場で配布されるパンフレットと入館券(当日のみ)をトヨタ博物館本館受付に提示いただくと先着500名様に粗品をプレゼント。
- 交通案内
会場周辺の渋滞が予想されるため、リニモ利用者への特典や無料巡回バス等、利用促進施策を実施。
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リニモ利用者への特典リニモ「愛・地球博記念公園駅」改札内で配布(8:30~15:00)する「乗車証明書」を、愛・地球博記念公園大芝生広場のインフォメーションか、トヨタ博物館本館受付に提示いただくと「トヨタ博物館当日無料ご招待券」をプレゼント。
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長久手市内無料巡回バス長久手市内3箇所のバス停を8:45~17:00の間、15分間隔で運行。
バス停 … 愛・地球博記念公園駅、長久手温泉ござらっせ、トヨタ博物館
当館の南側に「臨時駐車場(400台・無料)」をご用意。最寄りの芸大通駅からリニモに乗り、愛・地球博記念公園駅まで(4分)。
- 後援・協賛等
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- 後援
- 愛知県、長久手市、愛知県教育委員会、長久手市教育委員会、長久手市観光交流協会
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- 協賛
- 公益財団法人愛知県都市整備協会、愛知高速交通株式会社、株式会社長久手温泉 ござらっせ・あぐりん村
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- 協力
- 公益財団法人豊田市文化振興財団 豊田市ジュニアマーチングバンド、長久手市商工会、名古屋商工会議所、トヨタ車体株式会社
(お車でお越しの方には駐車券を送付いたします。ご連絡がない場合は有料駐車場をご利用いただくことになります。)
- 問い合わせ先)
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- トヨタ博物館企画・広報G
- 大部・吉田
- TEL
- 0561-63-5151 当日のみ 090-3556-6508
以上
別紙
プログラム | 時間 | 内容 | |
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クラシックカーパレード | 9:00~11:00 |
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車両展示 | 11:00~15:30 | パレードから帰ってきた一般参加車両・トヨタ博物館収蔵車を展示 | |
Classic Car Circuit(CCC) |
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会場内のコースを周回。当館収蔵車は①②とも走行(下記参照)。一般参加車両はテーマごとに4グループに分かれ、①②合わせて約20台が走行。 | |
Classic Car Studio(CCS) | 11:35~14:40 | CCCやオーナーインタビュー、会場の様子を実況。 | |
記念撮影 | フォード モデルT デポヘック (1914・アメリカ) |
9:30~16:00 | フォード・モデルTのシャシーに架装専門業者が人と荷物を運ぶボディを架装したもの。現代のステーションワゴンの原形となった。 |
オースチン ヒーレー スプライト (1958・イギリス) |
英国のライトウェイトスポーツカーの中でも最もコンパクトな車の一つ。英国では“Frog-eye”、米国では“Bug-eye”、日本では“カニ目”というニックネームで多くの人から愛された。 | ||
フォード マスタング コンバーチブル (1964・アメリカ) MEGA WEB出展 |
それまでの米国車には無いスタイルと斬新なマーケット戦略で、若者を中心に爆発的な人気を博し、後のポニーカーブームの火付け役となった。 | ||
特別参加 トヨタ MIRAI (2014・日本) |
燃料電池自動車。 また同コーナーにてi-ROAD、コムスも展示。 |
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同乗試乗会 | ジープニー (1991・フィリピン) |
フィリピンで庶民の足として活躍している乗合バス。米軍払い下げのジープを改造したのが始まり。人目を引く派手な装飾も特徴。 | |
トヨタ メガクルーザー “JAF災害対策指揮車” (1997・日本) |
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通常の4WD車では困難な場所の走破も可能。420mmもの最低地上高などから高い機動性を誇る。 | |
LTI TX1 “ロンドンタクシー” (2001・イギリス) |
1958年以来、ロンドンタクシーとして40年近く親しまれたオースチンFXの後継として1997年に誕生。狭い所まで入り込むロンドンタクシーの伝統で、最少回転半径3.8m。 | ||
『「モノ+スゴ」プロジェクト』 次世代モビリティ体験試乗 |
9:30~15:30 | i-ROAD、コムス、Wingletの試乗。9:00より試乗場所にて受付。試乗には諸要件あり。i-ROAD、コムスは普通運転免許要。 | |
各種イベント | 9:30~16:00 |
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- CCC 企画展示車「夢と憧れ -1960年代のスポーツカー」
車両名(年式・国名) | 特徴 |
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ジャガー Eタイプ ロードスター (1965・イギリス) |
1961年ジュネーブショーで発表され大変な人気を博して、ジャガーの評価を決定的に高めた。ロングノーズ、ショートデッキのスタイルは、その後のスポーツカーに影響を与えた。 |
トヨタ 2000GT “ボンドカー” (1966・日本) |
今年で発売後50周年を迎える2000GT。本車両は、映画「007は二度死ぬ」(1967年公開)のために作られた2台のうちの1台。映画を通じ、実用車の印象が強かった日本車のイメージを変え、工業国として発展する日本を世界に示すことにつながった。 |
ニッサン シルビア CSP311 (1966・日本) |
ダットサン フェアレディのシャシーをベースに新開発の1600ccエンジンを載せ1965年に登場。継ぎ目のないボディパネルに、磨き上げられた宝石のように鋭くカットされたボディラインは、クリスプカットと呼ばれた。 |
フォード マスタング ハードトップ (1967・アメリカ) |
戦後のベビーブーマーに向けて、1964年に登場。コンパクトで低価格でありながら、スポーティなスタイリングと性能を持っていた。本体価格を抑えて幅広いオプションを用意し、T型フォード以来といわれる大ヒットとなった。 |
トヨタ 2000GT MF12L (1969・日本) MEGA WEB出展 |
2000GT後期型の輸出仕様だが、整備が容易な2.3L SOHCエンジンを搭載したモデル。残念ながら量産には至らずプロトタイプが僅か9台のみ生産されたといわれている。 |
マツダ コスモスポーツ (1969・日本) 展示のみ |
1963年、全日本自動車ショウで実用量産ロータリーエンジン搭載車として発表され、1967年に発売。小型高出力というロータリーエンジンの長所を生かした、低く流れるようなスタイリングと未来的なプロポーションは、強烈なインパクトを与えた。 |