トヨタ自動車(株)は、4月16日(水)から27日(日)<16~17日:プレスデー、18~27日:一般公開日>まで米国で開催されている、ニューヨーク国際オートショーにおいて、米国向け次期プリウスを出展した。
出展プリウスは、1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車として発売した初代プリウスを一新させたもので、さらに進化させた高効率な新世代ハイブリッドシステムにより世界最高レベルとなる燃費、低エミッションを追求するとともに、走りの魅力を高めている。さらに、ユニバーサルデザインを念頭に先進の電子制御技術を導入した新しい運転操作系の採用、新しい乗用車のかたちを目指したパッケージとデザインなどにより、時代をリードするハイブリッド乗用車を提示している。
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新世代ハイブリッドシステムは、モーター、発電機の電源系の高電圧化をはじめとする制御系の進化などによりモーター出力を1.5倍に高め、なめらかで応答性の良いハイブリッドならではの走りの魅力を一段と向上 |
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環境性能をさらに高め、世界最高レベルの燃費と低エミッションを追求 |
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ハイブリッド制御技術を活かし、VSC*1とEPS*2、ABS、ECB*3、TRC*4を、シームレスに統合制御する新車両運動性制御システムを採用し、操縦性・走行安定性を向上 |
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広く快適なキャビン、ラゲージスペースのユーティリティを追求した新しいパッケージと、これらを包み込む先進のエアロダイナミックフォルムを創造 |
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運転操作を革新する電子制御を装備(シフトレバーの電子化、プッシュ式イグニッションスイッチなど) |
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エンジンフード、バックドアや足廻り部品などへのアルミの採用、ハイブリッドシステムのコンパクト化などにより、大幅な軽量化を実現 |