May. 10, 2004
トヨタ、「ダイナ」ならびに「トヨエース」の2t~4t積系をマイナーチェンジ
― 新開発ディーゼルエンジンと高性能触媒を組み合わせ、PMを画期的に低減 ―
トヨタ自動車(株)(以下トヨタ)は、ダイナ200、ダイナ300、ダイナ400ならびにトヨエースG25、トヨエースG35、トヨエースG45をマイナーチェンジし、ダイナ系は全国のトヨタ店、トヨエース系は全国のトヨペット店を通じて、5月10日より発売した。
今回のマイナーチェンジでは、トヨタの最新のクリーンディーゼルテクノロジーD-CAT*1をコンセプトに、新開発のディーゼルエンジンとPM*2を画期的に低減する高性能触媒を組み合わせたクリーンディーゼルシステムDPR*3を採用し、ディーゼルエンジン搭載のダイナならびにトヨエースの全車種(2t~4t積系)が、国土交通省の低排出ガス車認定制度における超低PM排出ディーゼル車「平成12年基準粒子状物質85%低減レベル(☆☆☆☆)」を達成した。
同時に、平成15年(新短期)排出ガス規制の適合はもとより、八都県市*4および京阪神六府県市*5の指定低公害車の認定を取得した。
また、オートマチックトランスミッションについては、従来の4速に加えて、今回、国内2・3トンクラスのトラック系で初めての採用となる新開発の6速を搭載し、燃費・動力性能の向上を図っている。さらに、4WD車では、ビスカス式4WDの採用による走行性向上、フロントサスペンションの独立懸架採用で乗り心地を向上させるとともに、荷台の低床化により使用性も高めている。
このほか、ハイブリッド車については、デッキ付き車を設定しバリエーションの充実を図っている。
TECS(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様にクリーンディーゼルシステムDPRを採用するなど環境性能の向上や装備の充実を図っている。
| *1 | D-CAT:Diesel-Clean Advanced Technology |
| *2 | PM:Particulate Matter(ススなどの粒子状物質) |
| *3 | DPR:Diesel Particulate active Reduction system |
| *4 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市 |
| *5 | 大阪府、京都府、兵庫県、大阪市、京都市、神戸市 |
標準キャブ 標準デッキ フルジャストロー
2.0トン積 4.0L ディーゼル車
ワイドキャブ セミロングデッキ フルジャストロー
2.0トン積 4.9L ディーゼル車
1.環境性能の向上
| ▽ | エンジンは、新開発ディーゼルエンジン(4.0L:N04C-A、4.9L:S05D-D)ならびに新開発ディーゼルターボエンジン(4.7L:J05D-TB)を新搭載 |
| ▽ | これらの新開発エンジンは、高圧燃料噴射を精密に制御するコモンレール式燃料噴射装置、過給圧を連続制御するインタークーラー付可変ノズル式ターボチャージャー(J05D-TBのみ)、高効率EGR*6クーラーを採用したクールEGRシステムをきめ細かく電子制御するとともに、PMを画期的に低減する高性能触媒を組み合わせたクリーンディーゼルシステムDPRを採用し、排出ガスのクリーン化を実現 |
| ▽ | これにより、昨年追加設定した低公害ディーゼル車を含め、ディーゼルエンジン搭載の全車種(2t~4t積系)が「平成12年基準粒子状物質85%低減レベル(☆☆☆☆)」を達成 |
| *6 | EGR:Exhaust Gas Recirculation(排出ガス再循環) |
| N04C-A | S05D-D | J05D-TB | |
| 排気量(cc) | 4,009 | 4,899 | 4,728 |
| 燃焼室形式 | 直接噴射式 | 直接噴射式 | 直接噴射式 |
| 燃料噴射装置形式 | コモンレール式 | コモンレール式 | コモンレール式 |
| 吸気方式 | 自然吸気 | 自然吸気 | インタークーラー付
可変ノズル式 ターボチャージャー |
| 最高出力(kW/rpm) | 77[105PS]/3,200 | 99[135PS]/3,000 | 132[180PS]/2,900 |
| 最大トルク(N・m/rpm) | 255[26.0kg・m]
/1,800 |
343[35.0kg・m]
/1,600 |
461[47.0kg・m]
/1,600 |
| ▽ | 新開発6速オートマチックトランスミッションをS05D-DおよびN04C-TB*7、N04C-TD*7エンジン搭載車に設定し、燃費・動力性能を向上 |
| ▽ | N04C-Aエンジン搭載車に4速オートマチックトランスミッションを設定 |
| ▽ | 4WD車では、ビスカス式4WDの採用により、路面状況に応じて必要なときだけ4WD走行となり、旋回性やタイヤ耐磨耗性を向上。また、フロントサスペンションの独立懸架採用で乗り心地を向上させるとともに、荷台床面を約90mm低床化 |
| ▽ | ハイブリッド車(N04C-TE*7エンジン搭載)にデッキ付き車を設定し、バリエーションを充実 |
| *7 | 昨年追加設定した新型ディーゼルターボエンジン(4.0L) |
| ▽ | TECS車についても、クリーンディーゼルシステムDPRの採用、新開発6速オートマチックトランスミッションの搭載、4WD車のビスカス式4WDやフロントサスペンション独立懸架の採用など、ベース車と同様のマイナーチェンジを実施 |
| ▽ | さらに、冷凍車・保冷車では荷室内抗菌仕様を、またアルミバンを含めワンタッチキー付バックドアハンドルを標準とするなど装備を充実 |
| 1.販売店 | : | ダイナは全国のトヨタ店、トヨエースは全国のトヨペット店 |
| 2.月販目標台数 | : | ダイナ 1,000台、トヨエース 300台 |
| 駆動 | エンジン | キャブ | デッキタイプ | 最大 積載量 (トン) |
リヤ タイヤ |
フロント サスペンション |
トランス ミッション |
価 格 (消費税込み) |
|||
| デッキ長 | 材質 | 形状 | |||||||||
| カ | ゴ |
2WD | N04C-A (4.0L) |
標準 シングル |
標準 | スチール | 低床 | 2.0 | シングル | リジッド | 5速 マニュアル |
2,836,050 |
| 木製 | フル ジャストロー |
ダブル | 4速オート マチック |
3,111,150 | |||||||
| 標準 ダブル |
独立懸架 | 5速 マニュアル |
3,135,300 | ||||||||
| S05D-D (4.9L) |
標準 シングル |
3,198,300 | |||||||||
| 6速オート マチック |
3,447,150 | ||||||||||
| ロング | 高床 | 3.0 | リジッド | 5速 マニュアル |
3,466,050 | ||||||
| ワイド シングル |
セミ ロング |
フル ジャストロー |
2.0 | 3,366,300 | |||||||
| ロング | 3.0 | 6速オート マチック |
3,825,150 | ||||||||
| J05D-TB (4.7L) |
超ロング | 3.5 | 6速 マニュアル |
4,134,900 | |||||||
| 超超 ロング |
高床 | 4.0 | 4,474,050 | ||||||||
| 4WD | N04C-A (4.0L) |
標準 シングル |
標準 | フル ジャストロー |
2.0 | 独立懸架 | 5速 マニュアル |
3,325,350 | |||
| ダ ン プ |
2WD | S05D-D (4.9L) |
標準 シングル |
標準 | スチール | フル ジャストロー |
2.0 | ダブル | リジッド | 5速 マニュアル |
3,429,300 |
| ル | ト バ ン |
2WD | N04C-A (4.0L) |
4ドア | 標準ルーフ(3人乗り) | 2.0 | ダブル | 独立懸架 | 5速 マニュアル |
2,872,800 | ||
| 駆動 | エンジン /モーター |
キャブ | デッキタイプ | 最大 積載量 (トン) |
リヤ タイヤ |
フロント サスペンション |
トランス ミッション |
価 格 (消費税込み) |
|||
| デッキ長 | 材質 | 形状 | |||||||||
| カ | ゴ |
2WD | N04C-TE (4.0L) / 6A |
標準 シングル |
標準 | 木製 | 高床 | 2.0 | ダブル | リジッド | 5速 マニュアル |
4,578,000 |
| ワイド シングル |
ロング | フル ジャストロー |
6速 マニュアル |
4,935,000 | |||||||
| 駆動 | エンジン | キャブ | デッキタイプ | 最大 積載量 (トン) |
リヤ タイヤ |
フロント サスペンション |
トランス ミッション |
価 格 (消費税込み) |
||
| デッキ長 | 形状 | |||||||||
| アルミ バンS |
2WD | S05D-D (4.9L) |
標準 シングル |
標準 | フル ジャストロー |
2.0 | ダブル | 独立懸架 | 5速 マニュアル |
3,628,800 |
| 中温 冷凍車 |
4,433,100 | |||||||||
以上



