Jan. 07, 2002

<ご参考>

トヨタ、メキシコに新工場建設

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、メキシコのバハ・カリフォルニア州ティファナ市近郊に、工場を建設する。この工場は、トヨタにとってメキシコにおける初の生産拠点となり、用地面積は約700エーカー(約280万m2)になる。

 これは、メキシコ時間1月4日正午(日本時間5日午前5時)、バハ・カリフォルニア州ティファナ市で行われた記者会見の席上で明らかにしたもの。
 同会見には、トヨタ側から田口俊明TMA(Toyota Motor North America)社長や箕浦輝幸TMMNA(Toyota Motor Manufacturing North America)社長らが出席。また、来賓としてバハ・カリフォルニア州知事や連邦政府関係者らが参加した。

 新工場では、NUMMI(New United Motor Manufacturing)で生産されているピックアップトラック「タコマ」用のデッキ(荷台)を生産する。生産開始は2004年を予定しており、今春より工場の建設を始める。従業員数や投資額、生産規模などは今後、決定し、公表していく。

 トヨタは、昨年5月に、「メキシコトヨタ自動車販売(有)(Toyota Motor Sales de Mexico, S. de R.L. de C.V.)」をメキシコシティに設立。本年第2四半期より、メキシコ国内において「カローラ」や「カムリ」の販売を開始する予定となっている。

以上