May. 26, 2011

トヨタ自動車、ナビゲーションに高速道路での逆走を注意喚起する機能を搭載

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、高速道路の料金所や本線、サービスエリアの進入路などでクルマが逆走した場合、ドライバーに音声と画面で注意喚起するナビゲーション機能を6月1日以降順次発売する販売店装着オプションの用品ナビゲーション*1に搭載する。

 本機能は、トヨタ、アイシン・エィ・ダブリュ(株)、(株)デンソーの3社で共同開発したもので、具体的には、全国すべての都市間高速、都市高速および一部有料道路を対象に、料金所・インターチェンジ・ジャンクションの分岐・合流地点、サービスエリア・パーキングエリアの入口・出口で逆走した場合、ナビゲーションの音声と画面で注意喚起する。
 また、本機能の特徴として、本線でUターンした場合の注意喚起も可能としている。

 これらは、通信により地図の更新頻度が高まったことや、センサー(GPS、ジャイロセンサー*2、車速センサーなど)からの情報を基にした高精度な位置確認技術により、正確なクルマの走行状態の検知が可能となり実現した。

 近年、高速道路上での逆走事案件数は年間1,000件レベル*3で推移している。また、逆走が原因の交通事故は、その他の交通事故と比べ、高齢ドライバーの割合が高い*3傾向にある。
 トヨタは今後も、ドライバーや歩行者の安全と安心につながる「人にやさしいクルマづくり」に取り組み、交通事故のない豊かな社会に貢献したいと考えている。

*1 プレミアムナビ(NHZA-W61G)、エクシードナビ(NHZN-W61G)
*2 ジャイロセンサー:クルマの方向を検出する計測器
*3 NEXCO3社(東日本、中日本、西日本)の道路管制センターに通報や報告があった逆走事案件数等を基に分析

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