Feb. 14, 2005
近世~近代日本の科学技術資料「トヨタコレクション」を初公開
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、2005年3月25日(金)から愛知県にて開催される「2005年日本国際博覧会(愛称:愛・地球博)」の開幕を記念し、産業技術記念館(名古屋市西区)特別展示室において、近世~近代日本の科学技術資料「トヨタコレクション」の初公開となる展覧会を開催する。会期は2005年3月12日(土)~9月25日(日)。当コレクションの総点数524点の内、からくり人形の最高傑作とも言われる「弓曳童子(ゆみひきどうじ)」をはじめ、展示点数は約350点を予定している。
「トヨタコレクション」は、日本のモノづくりの源流ともいえる、江戸中期~明治初期の様々な分野(「からくり」、「測量・天文」、「銃・大砲」、「医療」、「絵画・書画」、「工芸」、「生活」等)にわたる貴重な科学技術資料であり、トヨタはこれらの資料の散逸を防止し、調査・研究に役立てていただくという社会貢献の観点から1999年に取得し、2001年に国立科学博物館へ預託した。現在は、文部科学省特定領域研究「我が国の科学技術黎明期資料の体系化に関する調査・研究(略称:江戸のモノづくり)」の対象となり、国内外の多くの研究組織・研究者による調査・研究が進められている。
こうした中、当展覧会では、「愛・地球博」の開催などに合わせて愛知県に来訪される国内外の多くの方々に、「江戸期の日本のモノづくり技術の独創性・芸術性及び現代に至る連続性」などを紹介し、「モノづくり」への興味をより一層深めていただきたいと考えている。
会場となる産業技術記念館は、トヨタグループ13社が「モノづくり」と「研究と創造の精神」を広く社会に伝えるため、社会貢献事業の一環として設立した施設であり、この度、開設10周年記念事業として建物の増築・改修を実施。新設された特別展示室にて当展覧会を開催する。
また、「愛・地球博」会場内、トヨタグループ館において、「弓曳童子」の等身大レプリカを展示する予定。
なお、当展覧会の前売り券は、2月18日(金)より、チケットぴあ他、主要プレガイドで発売。
当展覧会の開会式は、3月11日(金)に産業技術記念館にて行う予定である。
展覧会の開催概要及び主な展示作品は、別紙参照。
「トヨタコレクション」は、日本のモノづくりの源流ともいえる、江戸中期~明治初期の様々な分野(「からくり」、「測量・天文」、「銃・大砲」、「医療」、「絵画・書画」、「工芸」、「生活」等)にわたる貴重な科学技術資料であり、トヨタはこれらの資料の散逸を防止し、調査・研究に役立てていただくという社会貢献の観点から1999年に取得し、2001年に国立科学博物館へ預託した。現在は、文部科学省特定領域研究「我が国の科学技術黎明期資料の体系化に関する調査・研究(略称:江戸のモノづくり)」の対象となり、国内外の多くの研究組織・研究者による調査・研究が進められている。
こうした中、当展覧会では、「愛・地球博」の開催などに合わせて愛知県に来訪される国内外の多くの方々に、「江戸期の日本のモノづくり技術の独創性・芸術性及び現代に至る連続性」などを紹介し、「モノづくり」への興味をより一層深めていただきたいと考えている。
会場となる産業技術記念館は、トヨタグループ13社が「モノづくり」と「研究と創造の精神」を広く社会に伝えるため、社会貢献事業の一環として設立した施設であり、この度、開設10周年記念事業として建物の増築・改修を実施。新設された特別展示室にて当展覧会を開催する。
また、「愛・地球博」会場内、トヨタグループ館において、「弓曳童子」の等身大レプリカを展示する予定。
なお、当展覧会の前売り券は、2月18日(金)より、チケットぴあ他、主要プレガイドで発売。
当展覧会の開会式は、3月11日(金)に産業技術記念館にて行う予定である。
展覧会の開催概要及び主な展示作品は、別紙参照。
トヨタコレクション展 開催概要
展覧会名 |
トヨタコレクション展 -モノづくりの源流- *愛・地球博パートナーシップ事業 |
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会期 |
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会場 |
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開催の枠組 |
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観覧料 |
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展示点数 |
一部展示入替も含め、会期内で約350点 |
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関連企画 |
会期内にシンポジウムの他、各種モノづくりイベントを実施予定。 適宜、産業技術記念館ホームページ内で告知。 http://www.tcmit.org |
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お問い合わせ |
3/11まで) トヨタ自動車(株) 広報部 TEL:03-3817-9149 勝呂・赤澤・宇野 3/12から) トヨタコレクション展事務局(産業技術記念館内) TEL:052-551-6325 |
トヨタコレクション展 主な展示資料
| 分 類 | 名 称 |
からくり |
弓曳童子、段返り人形、からくり噴水器(盃洗)、からくり花籠「蝶のさえずり」、 うちわ扇ぎ人形、茶汲み人形 他 |
測量 |
分度器、曲尺、見盤、大方儀、小方儀、半円対角線水晶羅鍼盤、測量用望遠鏡、 磁石付き方位計、箱入り測量セット、トランシット型測量器 他 |
天文 |
グレゴリー式反射望遠鏡、天球儀、地球儀、渾天儀、早操羅針盤五段重、暗夜正計 他 |
銃・大砲 |
気砲(風銃・空気銃)、火縄銃、大砲、火薬玉入れ箱、距離測定器(指金)、砲弾 他 |
医療 |
胎児模型、銅人形(人体経穴模型)、解剖図譜、エドワード・S・モース使用の顕微鏡、 エレキテル、手術道具セット、蘭引 他 |
絵画 |
明治天皇肖像画(油絵)、横山松三郎の油絵(葡萄の図)、ドガースバンク海戦図、 カディス海戦図、ナポレオン肖像画(石版画)、異国風景図ガラス絵 他 |
時計 |
大櫓時計、台時計、鶏乗り太鼓ケース入り枕時計、香時計、尺時計、日時計 他 |
通信 |
スーパーヘテロダイン式ラジオ、鉱石ラジオ、モールス電信機 壁掛け電話機 他 |
カメラ 幻灯機 |
東京写真館製箱カメラ、蛇腹箱カメラ、天体用特殊カメラ、硝子写真、 ウィーン万博出展写真、ステレオ式双眼幻灯機 他 |
のぞき |
ソグラスコープ、のぞきからくり、パノラマ鏡 他 |
望遠鏡 |
グラヴィールガラス望遠鏡、乾漆唐草文様望遠鏡、真鍮望遠鏡 他 |
器械 |
摩擦起電機遠心力軌道機 他 |
計器 |
オクトメーテル、温度計、寒暖計、秤 他 |
音楽 |
エジソンGEM蓄音器、ニッポン・ディクタフォン、精工舎小型蓄音機 他 |
生活 |
地球儀、小型扇風機(六吋扇風機)、タイムレコーダー、トースター、レジスター、 源内焼「三春大明神 子育之駒」、無尽灯、ミシン 他 |
陶器 |
開化皿 伊万里「汐留鉄道一覧表之図」、開化皿 伊万里「長崎港外輪船之図」、 伊万里萬国図大皿、伊万里 雲鶴日本地図大皿 他 |
ガラス |
雛飾り用菓子入れ(硝子絵)、コンポート、鉢、徳利、歌舞伎図の裁縫箱 他 |
看板 |
天狗煙草の看板、ビール看板、両替屋看板、金物店看板 他 |
古書 |
石黒信由「測遠要術」、稻富流三十二組相之圖、稲富流目当定、荻野流免状之事、 荻野流大砲切形 百目玉 他 |
文献 |
木版引き札「東京浅草茅町貮丁目六番地 大隅源助」、引き札「日本之蛮人欧米之地買占之圖」、 チラシ「専賣特許昆布入煙草」他 |
交通 |
三輪式自転車(三元車) |
灯火具 |
ねずみ短檠、無尽灯(田中久重系統・大隅源助系統・奥村菅次系統)、座敷ランプ、卓上ランプ 他 |
| 【弓曳童子(ゆみひきどうじ)】 幕末 田中久重作 |
| からくり儀右衛門こと田中久重が、彼のもてる技術の全てを傾注して作り上げたからくり人形の最高傑作です。動力機構を納めた台上の童子が、矢台の4本の矢を次々に弓につがえ、数メートル離れた的に向かって射る自動人形です。能のような簡素な動きで、人間の表情や仕草を見事に表現しています。幕末に見世物で見た人の伝聞も残るほど評判のからくり人形でした。 |
以上



