Jan. 14, 2008

トヨタ自動車、北米国際自動車ショーでリチウムイオン電池搭載のプラグインハイブリッド車販売を発表

 

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、1月13日(日)、2008年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において、2010年までに、リチウムイオン電池を搭載したプラグインハイブリッド車を、米国を始めとした地域でフリートユーザー向けに販売することを発表した。搭載されるリチウムイオン電池は、トヨタ自動車と松下グループが共同出資している、パナソニックEVエナジー(株)(本社:静岡県湖西市、社長:林 芳郎)の大森工場における量産化を検討している。

 トヨタは、2007年より、日米欧でニッケル水素電池を搭載したプラグインハイブリッド車の公道実証実験を行っており、米国では、加州政府の環境技術開発支援プログラムの下、11月よりカリフォルニア大学(アーバイン校、バークレー校)と協力し、公道実証実験を開始している。
 今回の発表はプラグインハイブリッド車の普及に向け、次のステップに進むものである。

 トヨタは、今後も人や地球と共生するクルマ社会「サステイナブル・モビリティ」の実現に向け、様々な先進技術開発に取り組み、また、そうした技術を商品として市場に普及させていくことが重要であると考えている。プラグインハイブリッド車の他、FCHV、FFV、ディーゼルエンジン等についても取り組みを進めており、今回、近い将来に、北米市場向けに販売されている大型ピックアップトラック「タンドラ」、及び大型SUV「セコイア」に、新型V8クリーンディーゼルエンジンを投入することを併せて発表した。

以上