Apr. 17, 2002
<ご参考>
トヨタ、インドで自動車部品生産合弁会社設立
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、(株)豊田自動織機(以下、織機)及びキルロスカ・グループのキルロスカ・システムズ(株)(以下、KSL)とインドのカルナタカ州バンガロール市に、マニュアルトランスミッションの生産会社を設立した。
現地時間4月16日16:30(日本時間同日20:00)、バンガロール市にあるリーラパレスホテルで行われた新会社の設立に関する会見には、トヨタの岡部取締役、キルロスカ・トヨダ・テキスタイル・マシナリー(株)の 高橋社長、キルロスカグループのアツール会長 他 関係者が出席した。また、州政府からはクリシュナ州政府首相、デシュパンデ工業大臣らが出席した。
新会社では、トヨタの開発技術、織機の生産技術、KSLの人材および既存資産を組合わせ、高品質のマニュアルトランスミッションを効率的に生産することになる。尚、新会社は、現在、Fr/Rrアクスル及びプロペラシャフトを生産しているKSLの部品製造事業を分離し、そこへ新たにトヨタと織機が出資することになる。
[新会社の概要]
| 会 社 名 | トヨタ・キルロスカ・オートパーツ株式会社 (Toyota Kirloskar Auto Parts Private Limited ) |
| 所 在 地 | バンガロール市ビダディ地区(KSL社敷地内) |
| 資 本 金 | 設立時10万ルピー(26万円*) 今後、新会社は増資をし、33.75億ルピー(約88億円)となる予定 増資後の資本構成は、トヨタ64%、織機26%、KSL10% |
| 役 員 | 社 長 伊藤清道(トヨタ 出向) 副社長 森野秀樹(織機 出向)、 京田靖(トヨタ・キルロスカ・モーター(株) 兼任) |
| 生 産 品 目 ( )内は生産能力 |
マニュアル・トランスミッション(年間16万基) Fr/Rr アクスル、プロペラシャフト(年間 各5万基) |
| 敷 地 面 積 | 約200,000m2 |
| 建 屋 面 積 | 約13,000m2 |
| 投 資 額 | 23億ルピー(約60億円) |
| 設 立 時 期 | 2002年4月10日 |
| 生 産 開 始 | 2004年6月頃 |
| 従 業 員 数 | 400名 (KSL部品事業に関わる180名に加え新規雇用220名) |
*1ルピー=2.6円で換算
以上



