トヨタ、ファンカーゴをマイナーチェンジ

　外観では、滑らかに横へ広がりを持たせた輪郭形状にグラデーションメッシュを施したフロントグリル、クリアランスランプを独立させたティアドロップ形状のヘッドランプ、ダイヤモンドカットを施したリヤコンビネーションランプなどを採用するとともに、外板色にはアクアマイカメタリック、ホワイトパールクリスタルシャインなど３色を新設定し、存在感と上質感を表現。

　内装では、ステアリングホイール、メーターの意匠変更や内装色の変更などにより、質感を向上。
また、好評のリトラクタブルリヤシートに加えて、「Ｘ」､「Ｇ」の前席に、より幅広い用途に対応できるベンチシートを採用した"ペアベンチバージョン"、後席に６：４分割可倒式タンブルシート(４ＷＤ車は可倒のみ)を採用した"リヤリビングバージョン"を追加設定し、幅広い使い方を提案。

　このほか、傷つきやすいバンパーのコーナー部だけ交換できるプロテクションモールをフロントバンパーに採用したほか、「Ｘ」､「Ｇ」にハロゲンランプの約２倍の光量と伸びと広がりのある配光により、視認性を高めるディスチャージヘッドランプをオプション設定。

　また今回、「Ｘ」をベースに、ワイドマルチＡＶステーションII(ＧＰＳボイスナビゲーション付)＆４スピーカーを装備したうえでお求めやすい価格の特別仕様車 Ｘ"ナビスペシャル"を設定。

　同時に、ウェルキャブ（メーカー完成特装車）についても、ベース車両同様の改良を行ったうえ、「車いす仕様車」"スロープタイプ"は片手でスロープの展開、格納が可能な引き出し方式に変更、助手席回転スライドシート車("Ａタイプ"､"Ｂタイプ")は、車内での前後スライドおよび回転後車外へのスライド機構を追加。助手席リフトアップシート車("Ａタイプ"､"Ｂタイプ")は、リクライニングを電動化し、乗降性、使用性をさらに向上。

　なお、月販目標台数は5,000台、店頭発表会は８月24日(土)、25日(日)を予定している。