Feb. 10, 2015
KIBO ROBOT PROJECT 事務局
ロボット宇宙飛行士「KIROBO」、地球帰還へ
株式会社電通、東京大学先端科学技術研究センター、株式会社ロボ・ガレージ、トヨタ自動車株式会社は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力のもと、ロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」を国際宇宙ステーション(以下、ISS)に滞在させて共同研究“KIBO ROBOT PROJECT”を推進してきましたが、この度、KIROBOが地球に帰還することになりましたので、お知らせいたします。
アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、KIROBOはグリニッジ標準時間の2015年2月10日(火)の午後7時09分(日本時間の2月11日(水)午前4時09分)に、スペースX社のドラゴン補給船運用5号機に搭乗してISSから離脱します。そしてグリニッジ標準時間の2月11日(水)の午前0時44分(日本時間の同日午前9時44分)に、太平洋上に着水する予定です。
なお、2015年3月下旬に、日本国内での帰国報告会を予定しています。
KIROBOは若田光一JAXA宇宙飛行士と共に、世界で初めてとなる“宇宙での人とロボットとの対話実験”に成功するなど、人とロボットが共に暮らす未来に向けた研究を行ってきました。KIROBOの基本仕様とこれまでの活動経緯は次のとおりです。
ISS離脱前のKIROBO
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- SpaceX
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- SpaceX
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- SpaceX
KIROBOの基本仕様
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- 本体寸法
- 身長約34cm、全幅約18cm、奥行き約15cm
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- 重量
- 約1,000g
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- 発話言語
- 日本語
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- 主要機能
- 音声認識、自然言語処理、音声(発話)合成、情報通信機能、コミュニケーション動作、顔認識カメラ、記録用カメラ、他
これまでの活動経緯
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- 2012年11月29日
- プロジェクト発表とロボットの愛称募集
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- 2013年6月26日
- 「KIROBO」とバックアップクルー「MIRATA(ミラタ)」が完成し、記者会見で初公開
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- 2013年8月4日
- ISS補給船「こうのとり」4号機に搭載し、種子島からHⅡBロケットにて打ち上げ
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- 2013年8月10日
- ISSに到着
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- 2013年8月21日
- ISSから第一声
「2013年8月21日、未来の希望へ、ロボットの第一歩です。」
第一声を発した際のKIROBO
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- 2013年11月7日
- ロシアの宇宙船「ソユーズ」に乗り、若田光一JAXA宇宙飛行士がISSへ出発。同7日にISSに到着
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- 2013年12月6日
- 若田光一JAXA宇宙飛行士と共に、世界で初めてとなる“宇宙における人とロボットとの対話実験”を実施
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- 2014年5月14日
- 若田光一JAXA宇宙飛行士が地球に帰還
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- 2015年2月11日
- 「KIROBO」が地球に帰還(予定)
以上
本件に関する問い合わせ先
株式会社電通 コーポレート・コミュニケーション局 広報部
長澤、渓(タニ) | TEL03-6216-8041 |
KIBO ROBOT PROJECTに関する問い合わせ先
KIBO ROBOT PROJECT事務局 kibo-robo@dentsu.co.jp
(株)電通内 西嶋 | TEL03-6216-8381 |