このたび、燃料電池バス「SORA」に使用する一部の部品において、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)が独自に設定した基準を上回る環境負荷物質(カドミウム、六価クロム)が含有されていたことが判明しました。この基準は、一般社団法人日本自動車工業会の自主取り組み目標に準拠したものです。
対象車両を現在ご利用いただいているお客様をはじめ、関係者の皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。車両運行等においては、乗員・乗客および整備担当者の皆さまの人体への影響はありません。
また、本件に関連し、商品カタログにおいて、基準を達成していないにも関わらず、「自工会自主目標達成」という不正確な記載をしていたことも判明しました。
トヨタではサービスキャンペーン(無料修理)を実施し、該当部品を回収します。
お客様に対してはダイレクトメールの送付、および販売店よりご連絡し、速やかに環境負荷物質を含まない部品に交換させていただきます。
なお、現在生産・販売されている車両については、すでに環境負荷物質を含まない部品への切り替えが完了しております。
今後、調達部品の環境負荷物質の有無について、チェック機能を強化し、再発防止を徹底してまいります。
サービスキャンペーンの詳細につきましては下記リンクをご参照下さい。
https://toyota.jp/recall/campaign/240930.html
以上
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