LEXUSは、9月13日から25日<9月13日、14日 : プレスデー、9月15日~25日 : 一般公開日>に開催されるIAA(フランクフルト国際モーターショー)において、次世代レクサスの先駆モデルであり、今後のレクサス車の方向性を象徴するクルマとして開発した次期GSのハイブリッドモデル「GS450h」を出展する。
次期GS450hは、新開発の3.5LV6エンジンと大幅に刷新されたハイブリッドシステムを採用し、FRハイブリッドセダンのパイオニアとして、ハイパワーとエコロジーの融合を一層高い次元で確立。V8ガソリンエンジンに匹敵する胸をすくエモーショナルな加速感を伴った楽しい走りを実現するとともに、CO2排出量145g/km以下(EU複合モード)のクラス*1トップレベルの低燃費を達成する見込みであり、レクサスのリーディングエッジであるハイブリッド技術のさらなる進化を遂げている。
さらに、次世代レクサスデザインの記号性を示す「スピンドルグリル*2」を採用。また、一新されたプラットフォームやサスペンションを採用するなど、次期GS350と同様の基本骨格をベースとしながら、ハイブリッドバッテリーのレイアウト見直しにより荷室スペースを大幅に拡大し、ガソリンモデルとほぼ同等の高いユーティリティを備えている。
GS450h(欧州仕様)
次期GS450hの車両概要は以下の通り。
- 高圧縮化された次世代D-4S*3システムとアトキンソンサイクルを採用した新開発3.5LV6エンジン「2GR-FXE」を搭載し、FRハイブリッド技術との世界初*4となる組み合わせを実現
- パワーコントロールユニットの刷新、2段変速リダクション機構付きのハイブリッド専用トランスミッションの改良、モーター、ジェネレーターの摩擦損失低減などにより、スムーズかつエモーショナルな加速と圧倒的な低燃費を実現
- 次期GS350と同様、「ECO」、「SPORT S」、「SPORT S+」のドライブモードセレクトを採用。専用メーターによる演出も加え、さらなる走りの楽しさを提供
- 「L-finesse*5」の新たな可能性を追求し、確立した「スピンドルグリル」が、次世代レクサスデザインの記号性と、圧倒的な存在感を創出
- 小型化した2段積みハイブリッドバッテリーの採用や、新開発のリヤサスペンションレイアウトにより、ラゲージ容量を現行比約1.5倍の465L(VDA法)に大幅に拡大。ゴルフバッグ4個*6を簡単に収納できる広い荷室空間と優れた積載性を実現
- ロービームに加え、ハイビームもLED仕様となるレクサス初のLEDヘッドランプを設定し、先進性の付与と、高い照射性能を実現。また、ヘッドランプ下部には、L字型LEDクリアランスランプを配置し、L字型LEDテールランプとも合わせて、レクサスブランドとしての一貫性を表現
- 天然の竹を使用したバンブーステアリングを初採用。インストルメントパネル、コンソールなどのバンブー加飾とトータルにコーディネートさせ、環境性能・先進性を追求するとともに、天然素材ならではの温かみと落ち着きのある室内空間を演出
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)と進化したプリクラッシュセーフティシステムを採用し、ドライバーへのサポートをさらに充実
なお、次期GS450hの日本での発売は、2012年春頃を予定している。
また、本モーターショーのレクサススタンドでは、次期GS450hの他、次期GS350やLS600hL、CT200hなどを出展する。
GS450h(欧州仕様)主要諸元
全長(mm) | 4,850 |
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全幅(mm) | 1,840 |
全高(mm) | 1,455 |
ホイールベース(mm) | 2,850 |
エンジンタイプ | 3.5LV型6気筒エンジン |
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm) | 213[290]/6000 |
エンジン最大トルク(N・m/rpm) | 345/4600 |
バッテリー | ニッケル水素 |
燃費(CO2排出量)(g/km) | 145以下 |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | 2WD(FR) |
*1 | 同排気量クラスとの比較 |
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*2 |
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*3 |
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*4 | 2011年8月末現在 トヨタ自動車調べ |
*5 |
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*6 | ゴルフバッグサイズ・形状によっては収納できない場合あり |
以上
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