TOYOTAは、クラウン(“ロイヤル”シリーズ、“アスリート”シリーズ)をフルモデルチェンジし、全国のトヨタ店(東京地区は東京トヨタおよび東京トヨペット)を通じて、12月25日に発売*1した。
クラウンは、1955年の誕生以来、「安心」・「信頼」といった伝統を積み重ね“日本の高級車を力強く牽引する正統派セダン”として進化してきた。14代目となる新型クラウンは、原点に立ち返り、クラウンの本質である優れた乗り心地や高い静粛性を磨き上げたうえに、現代においてクラウンに求められる要件を積み上げていくことを念頭に置き開発した。“新たな革新への挑戦”をキーワードとして、お客様の期待を超える「もっといいクルマづくり*2」の先頭に立つクルマである。
具体的には、一目で新型クラウンと分かる個性と躍動感に満ちたスタイルをはじめ、高出力と低燃費を両立する新開発2.5Lハイブリッドシステム、熟成した足回りなど、主要コンポーネントを見直している。
また、トヨタマルチオペレーションタッチなどの様々な先進装備や技術を投入し、時代の先を見つめた大胆な進化を遂げている。
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- クラウンロイヤルサルーンG
(ハイブリッド車・2WD)
<オプション装着車>
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- クラウン アスリートG
(ハイブリッド車・2WD)
<オプション装着車>
主な特長
- 新たな時代のクラウンにふさわしい個性と躍動感に満ちたスタイル
- 水平基調の堂々として伸びやかな低重心の基本骨格と躍動感を両立したサイドビューと、王冠をモチーフとした迫力あるフロントフェイスが、揺るぎない存在感と品格を兼ね備えたクラウン独自の個性を強調
- フォーマルな“ロイヤル”シリーズと、高級車に求められるスポーティさを追求した“アスリート”シリーズ。個性異なる2つのスタイルを創造
- インテリアは、日本の美意識をいかした造形や手工芸品の趣がある質感を表現する一方、対照的な、先進のトヨタマルチオペレーションタッチを採用。その対比と調和によって、伝統と革新が融合したモダンな室内空間を表現
- 水平基調の堂々として伸びやかな低重心の基本骨格と躍動感を両立したサイドビューと、王冠をモチーフとした迫力あるフロントフェイスが、揺るぎない存在感と品格を兼ね備えたクラウン独自の個性を強調
- 高級セダンとして充実の基本性能
- 新世代直噴技術D-4S*3搭載の2.5L直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンと、高トルクモーターの組み合わせにより、V6・3.0L車に匹敵する動力性能とクラス*4トップレベルの優れた環境性能を両立する、新開発FR専用ハイブリッドシステムを搭載
- JC08モード走行燃費23.2km/L*5[CO2排出量 : 100g/km*6]を実現し、大幅なCO2排出量削減に寄与
- 路面からの振動をいなし、しなやかな走行安定性を目指して、前後サスペンションのアーム剛性を最適化。新設計のタイロッドエンド(フロント)、サスペンションアーム(リヤ)、トーコントロールアーム(リヤ)を採用し、高い車両安定性としなやかな乗り心地を高次元で両立
- 徹底した振動・騒音対策を追求したボディ構造。ハイブリッド車では、ハイブリッドならではの静粛性も加わり、従来のV6エンジン以上の静粛性*7を実現
- 新世代直噴技術D-4S*3搭載の2.5L直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンと、高トルクモーターの組み合わせにより、V6・3.0L車に匹敵する動力性能とクラス*4トップレベルの優れた環境性能を両立する、新開発FR専用ハイブリッドシステムを搭載
- 時代の先をゆく先進装備
- 夜間に前方車両(先行車、対向車)の動きに合わせて遮光範囲を自動調整しながら、ハイビームによる良好な視界を確保する「アダプティブハイビームシステム」や、運転席からの目視だけでは確認しにくい車両周囲の状況を、シフト操作と連動してナビゲーション画面に表示する「パノラミックビューモニター」など、ドライバーの負荷を軽減し、周囲の安全確認を支援する先進のシステムを設定
- プリクラッシュブレーキアシストおよびプリクラッシュブレーキに改良を加え、実際に発生している追突事故の90%以上の相対速度域に対応するよう減速性能を向上させた「プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)」、駐車場でのペダルの踏み間違いなどの場合に衝突被害の軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」や、歩行者との衝突時、フード後方を瞬時に持ち上げ歩行者頭部への衝撃を緩和する「ポップアップフード」など、一層の衝突被害軽減を目指した先進の安全装備を設定
*1 | ハイブリッド車は2013年1月下旬から生産予定 |
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*2 | トヨタグローバルビジョン実現に向けたトヨタのクルマづくりのキーワード |
*3 |
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*4 | 同排気量クラスでの比較。トヨタ自動車(株)調べ |
*5 | 国土交通省審査値 |
*6 | 1km走行当たりのCO2排出量換算値 |
*7 | 自社製V6エンジン同一回転数での比較。トヨタ自動車(株)調べ |
販売概要
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- 販売店
- 全国のトヨタ店(東京地区は東京トヨタおよび東京トヨペット)
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- 月販目標台数
- 4,000台
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- 店頭発表会
- 2013年1月12日(土)、13日(日)、14日(月・祝日)
生産工場
トヨタ自動車(株) 元町工場
メーカー希望小売価格
(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
“ロイヤル”シリーズ
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価格* (消費税込み) |
---|---|---|---|---|
ロイヤル | 4GR-FSE (V6・2.5L) |
6 Super ECT | 2WD(FR) | 3,530,000 |
ロイヤルサルーン | 4,090,000 | |||
ロイヤルサルーンG | 4,820,000 | |||
ロイヤル i-Four | 4WD | 3,800,000 | ||
ロイヤルサルーン i-Four | 4,360,000 | |||
ロイヤルサルーンG i-Four | 5,050,000 | |||
ロイヤル | リダクション機構付のTHS II | 2WD(FR) | 4,100,000 | |
ロイヤルサルーン | 4,690,000 | |||
ロイヤルサルーンG | 5,360,000◎ |
◎ : 掲載写真(除くオプション)
* | 価格にはリサイクル料金は含まれない |
---|
“アスリート”シリーズ
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価格* (消費税込み) |
---|---|---|---|---|
アスリート | 4GR-FSE (V6・2.5L) |
6 Super ECT | 2WD(FR) | 3,570,000 |
アスリートS | 4,130,000 | |||
アスリートG | 4,900,000 | |||
アスリート i-Four | 4WD | 3,800,000 | ||
アスリートS i-Four | 4,360,000 | |||
アスリートG i-Four | 5,130,000 | |||
アスリートS | 2GR-FSE (V6・3.5L) |
8 Super ECT | 2WD(FR) | 4,970,000 |
アスリートG | 5,750,000 | |||
アスリート | リダクション機構付のTHS II | 4,100,000 | ||
アスリートS | 4,690,000 | |||
アスリートG | 5,430,000◎ |
◎ : 掲載写真(除くオプション)
* | 価格にはリサイクル料金は含まれない |
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- 6 Super ECT
- スーパーインテリジェント6速オートマチック
- 8 Super ECT
- スーパーインテリジェント8速オートマチック
車両概要
- 新たな時代のクラウンにふさわしい個性と躍動感に満ちたスタイル
- エクステリア
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- 水平基調の堂々として伸びやかな低重心の基本骨格と躍動感を両立したサイドビューと、王冠をモチーフとした迫力あるフロントフェイスが、揺るぎない存在感と品格を兼ね備えたクラウン独自の個性を強調
- “ロイヤル”シリーズ
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- フードと両サイドのボディからグリルへと向かう力強い立体により、押し出し感ある強い塊を表現したフロントビュー。縦に厚みを持たせたアッパーグリルとワイド感を強調するロアグリルを融合し、威厳ある新たなクラウンの顔を象徴的に演出
- 伸びやかで低重心な基本骨格としたうえで、水平基調のショルダーラインに、フロント重心を低く、リヤを高く構えることで、前方への勢いを感じさせるサイドビュー
- キャビンを絞り込むとともに、アーチヘミング*1(工法)によって従来型よりタイヤを張り出した、踏ん張り感のある堂々としたリヤビュー。ホイールアーチのフランジ部を縮小し、ヘム部をさらに内側に曲げ込むも、歪みのないフレア面を実現
- “アスリート”シリーズ
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- 低く構えたセンター部やタイヤの存在を強く意識させるフェンダーにより躍動感を演出したフロントビュー。王冠を連想させ、スポーツモデルとしての機能性も感じさせるグリル形状が鮮烈な印象を付与
- ボディとの段差がなく、一体化したサイドロッカーモールによって低重心かつ走りの良さを強調するサイドビュー
- 丸を基調としたリヤコンビネーションランプでアグレッシブさを表現したリヤビュー。サイドロッカーモールからリヤへと連なる低重心を表現したリヤバンパースポイラーに加え、整流効果を持つロアガーニッシュの採用で、走りの良さを演出
- インテリア
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- 「包む」「重なり」「表と裏」などの日本の美意識をいかした造形や手工芸品の趣がある質感を表現する一方、対照的な、各種操作スイッチをタッチパネルに集約することでシンプルな操作性を実現した先進のトヨタマルチオペレーションタッチを採用。その対比と調和によって、伝統と革新が融合したモダンな室内空間を表現
- 隣り合うパネルとの位置合わせに高い精度が要求される輝度の高い金糸柄を重ねた新開発の茶木目や、デジタル処理で表現した木目と幾何学模様を緻密に重ねる新たな表現など、今までにない加飾意匠と細部にまで高い質感を追求した室内空間を創出
- 内外装色
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- “ロイヤル”シリーズには、新色プレシャスシルバーを含む6色のボディカラーと、新色のフラクセンとチェスナットのインテリアカラーを設定
- “アスリート”シリーズには、新色のプレシャスシルバーとプレシャスブラックパールを含む6色のボディカラーと、新色テラロッサ含む2色のインテリアカラーを設定
- 高級セダンとして充実の基本性能
- パワートレーン
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- 新世代直噴技術D-4S搭載の2.5L直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンと、高トルクモーターの組み合わせにより、V6・3.0L車に匹敵する動力性能とクラストップレベルの優れた環境性能を両立する、新開発FR専用ハイブリッドシステムを搭載
- 低燃費と高出力の両立を目指し、クラストップレベルの最大熱効率*238.5%を実現した新開発2AR-FSEエンジン
- JC08モード走行燃費23.2km/L[CO2排出量 : 100g/km]を実現し、大幅なCO2排出量削減に寄与
- 「平成27年度燃費基準+20%」を達成。「平成17年基準排出ガス75%低減レベル*3」の認定取得とあわせ、「環境対応車 普及促進税制」の減税措置の対象
- 新世代直噴技術D-4S搭載の2.5L直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンと、高トルクモーターの組み合わせにより、V6・3.0L車に匹敵する動力性能とクラストップレベルの優れた環境性能を両立する、新開発FR専用ハイブリッドシステムを搭載
FR専用ハイブリッドシステム主要諸元
エンジン | 型式 | 2AR-FSE | |
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排気量 | (cc) | 2,493 | |
最高出力 | (kW[PS]/r.p.m) | 131[178]/6,000 | |
最大トルク | (N・m[kgf・m]/r.p.m) | 221[22.5]/4,200~4,800 | |
モーター | 型式 | 1KM | |
最高出力 | (kW[PS]) | 105[143] | |
最大トルク | (N・m[kgf・m]) | 300[30.6] | |
システム全体* | 最高出力 | (kW[PS]) | 162[220] |
ハイブリッドバッテリー | ニッケル水素 |
* | エンジンとモーターにより、システムとして発揮できる出力。社内測定値 |
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- V6・2.5Lエンジンと“アスリート”シリーズのV6・3.5Lエンジンに、駆動力統合制御システム(DRAMS*4)を備えた6 Super ECTおよび8 Super ECTをそれぞれ組み合わせることで、滑らかで力強い走りを実現
- シャシー
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- 前後サスペンションのアーム剛性を最適化。開断面構造のサスペンションアーム(リヤ)が路面から伝わる振動をいなし上質な乗り心地を確保するとともに、オフセット形状としたタイロッドエンド(フロント)およびトーコントロールアーム(リヤ)が、コーナリング時の高い車両安定性としなやかな乗り心地を高次元で両立
- ボディ
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- スポット溶接打点の増加など、ボディ剛性を効果的に高め、操舵時の車両応答性やグリップ感、乗り心地の質感を向上
- リヤコンビネーションランプ側面にエアロスタビライジングフィンを採用。車体側面を流れる気流に小さな渦を発生させることで、車体を左右から押さえつけ、優れた操縦安定性を確保
- 徹底した振動・騒音対策を追求したボディ構造。ハイブリッド車では、ハイブリッドならではの静粛性も加わり、従来のV6エンジン以上の静粛性*5を実現
- 時代の先をゆく先進装備
- 運転支援
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- 夜間、前方に車両を検知すると直接ハイビームを当てないように遮光範囲を自動調整し、ハイビームによる視界を確保することで夜間の優れた視認性を実現する「アダプティブハイビームシステム」を設定
- 運転席からの目視だけでは確認しにくい車両周囲の状況を、車両前後左右に搭載した4台のカメラの映像を合成、シフト操作と連動してナビゲーション画面に表示し、車両コーナー付近4か所の拡大表示が可能な「パノラミックビューモニター」を設定
- 安全・安心
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- プリクラッシュブレーキアシストおよびプリクラッシュブレーキに改良を加え、実際に発生している追突事故の90%以上の相対速度域に対応するよう減速性能を向上させた「プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)」を設定
- 駐車場などでの発進時に、クリアランスソナーが進行方向に障害物を認識した場合、クリアランスソナーの警報に加え、状況に応じてエンジンやモーターの出力を制御。さらに自動的にブレーキをかけ、万一のアクセル踏み間違い・踏み過ぎなどによる障害物との衝突時の被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」を設定
- 万一の通常とは異なるシフト操作時に、画面表示などでドライバーに注意を促すと同時にエンジンやモーターの出力を制御し、急発進の抑制や衝突時の被害軽減に寄与する「ドライブスタートコントロール」を全車標準装備
- 歩行者との衝突時に、フード後方を瞬時に持ち上げ、歩行者頭部への衝撃を緩和する「ポップアップフード」を設定
- パッケージオプション
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- 先進装備を含め、お客様のニーズに合わせて選べる4つのパッケージオプションを設定*6
主な装備内容 | |
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アドバンスト パッケージ |
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ドライバーサポート パッケージ*7 |
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リヤコンフォート パッケージ*8 |
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レザーシート パッケージ*9 |
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*1 |
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*2 | エンジン作動のために与えられた熱エネルギー(=使用した燃料)の内、動力を生み出すために有効に利用された熱量(=実際の走行距離につながった燃料)の割合。この割合を高めることが燃費向上につながる |
*3 | 国土交通省の低排出ガス車認定制度 |
*4 |
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*5 | 自社製V6エンジン同一回転数での比較。トヨタ自動車(株)調べ |
*6 | ロイヤルおよびロイヤル i-Four、アスリートおよびアスリート i-Fourには設定なし |
*7 | ロイヤルサルーンGおよびロイヤルサルーンG i-Four、アスリートGおよびアスリートG i-Fourは標準装備 |
*8 | ロイヤルサルーンGおよびロイヤルサルーンG i-Fourは標準装備。“アスリート”シリーズには設定なし |
*9 | アスリートGおよびアスリートG i-Fourは標準装備 |
*10 | ハイブリッド車は、標準装備 |
以上