トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、新型車ポルテ“Porte*1”を開発し、全国のトヨタ店ならびにトヨペット店を通じて7月26日より発売した。
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- ポルテ 130i“Cパッケージ”
新型車は、『Smart Life Supporter』をコンセプトに、人々のライフスタイルの変化や、生活シーンを徹底的に分析し、クルマによってユーザーの生活をもっと楽しく快適にすることを目指して開発した、これまでにない革新的なパッケージが特長の新コンセプト2BOXである。
全車、助手席側にワイヤレスで作動する大開口電動スライドドアを装備し、フロア地上高を300mmと低くするとともに乗降口の段差を無くすことによって、優れた乗降性を実現。また、高い室内高とフラットフロアから生まれる、2BOXとしては格段に広い室内空間によって、優れた使用性も実現するなどユニバーサルデザインの視点を踏まえ、ユーザーにクルマの新しい様々な使い方を提案するものである。
主な特長
- 誰にでも使いやすい、革新的なパッケージ
- 開口幅1,020mm、開口高1,265mmの大開口ワイヤレス電動スライドドアにより、この1つのドアから乗る人全ての乗り降り、荷物の積み下ろしが可能となり、従来の「乗員はそれぞれのドアから乗り込む」「荷物は人の乗り降りとは別のドアから積み下ろしをする」といった概念にとらわれない、画期的な乗降性・使用性を実現
- 乗降口の段差を無くした地上高300mmのフラットフロアと、ミニバン並みの1,390mmの高い室内高から生まれる、圧倒的な室内空間の広さにより、スムーズな乗り降りと室内の移動を可能とする、「ウォークイン・ウォークスルー」を実現
- 助手席に前後750mmものロングスライド機構を備えることによって、多彩なシートアレンジを可能とし、室内空間の新たな使い方を提案
- さわやかでスマートなデザイン
- トヨタデザインのフィロソフィ「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」に基づき、「スマート・モダン」をデザインテーマとして、外観はシンプルでさわやかな存在感、内装は開放感あふれるリビング感覚を演出
- シート色には新鮮で明るいオレンジとアイボリーのツートーンと、シックなライトブラウンのモノトーンの2種類を設定
- 乗員に優しい快適装備
- プラズマクラスター*2をエアダクトに装備し、室内の空気を快適に保つとともに、フレシール加工シートの採用により、乗員の肌にも配慮
- 大容量マルチボックス、アンブレラホルダーなど様々な収納スペースや、スマートドアロックリモートコントロールなどにより、優れた使用性を追求
*1 |
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*2 | プラズマクラスターはシャープ株式会社の商標 |
販売概要
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- 販売店
- 全国のトヨタ店ならびにトヨペット店
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- 月販目標台数
- 4,000台
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- 店頭発表会
- 7月31日(土)、8月1日(日)
生産工場
トヨタ自動車(株) 高岡工場
メーカー希望小売価格
(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
グレード | 駆動 | エンジン | トランスミッション | 価格 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
消費税抜き | ||||||
130i | 2WD (FF) |
2NZ-FE (1.3L) |
Super ECT | 1,386,000 | 1,320,000 | |
“Cパッケージ” | 1,491,000 | 1,420,000 | ||||
150r | 1NZ-FE (1.5L) |
1,575,000 | 1,500,000 |
- Super ECT
- スーパーインテリジェント4速オートマチック
車両概要
- 誰にでも使いやすい、革新的なパッケージ
- 人も荷物も1つのドアから乗降・積載できる「何でもドア」
-
- 運転席側と助手席側、内側と外側どちらからでも、スイッチ操作ひとつで開閉できる、開口幅1,020mm、開口高1,265mmの大開口ワイヤレス電動スライドドア(助手席側)[全車標準装備]
- 軽く閉めるだけで確実にドアを閉めることができる、スライドドアイージークローザー
- スムーズな乗降・車内移動を実現する「ウォークイン・ウォークスルー」
-
- 乗降口に段差がなく、乗り込みやすい300mmの低いフロア高と、スムーズな車内の移動を実現するフラットフロアならびに高い室内高
- 「リビング感覚の自由空間」
-
- 1,390mmの高い室内高と、1,050mmの長い前後席間距離による、居住性に優れた空間
- 助手席には前後750mmのロングスライド機構とシートバックテーブル、後席シートにはクッションチップアップ機構、ならびにシートバック6:4分割可倒機構を採用[130i“Cパッケージ”・150r]。それらによって実現する、運転席・助手席・運転席側後席の3席間のスムーズなコミュニケーションを可能とする「トライアングルモード」などの多彩なシートアレンジ
- さわやかでスマートなデザイン
- アーチ型キャビンや大きくラウンドしたフロントマスクなど、張りがあるさわやかな面質によるシンプルで存在感のあるスタイル
- 開放感あふれるリビング感覚の空間と、新感覚の幾何学パターンの表面処理や明快なデザインのシート表皮を採用することによって生まれる、ユニセックスでフレッシュなインテリア
- 乗員に優しい快適装備
- キーを出さずに全ドアロックの解錠・施錠が簡単に行えるスマートドアロックリモートコントロール[130i“Cパッケージ”・150rに標準装備]
- 除菌効果のあるイオンを放出するとともに、イオンバランスを最適に整え、室内を爽やかな空気で満たすプラズマクラスター[130i“Cパッケージ”・150rに標準装備]
- 敏感な肌に優しいフレシール加工シート表皮[130i“Cパッケージ”・150rに標準装備]
- アンブレラホルダーや大容量マルチボックスなど、使用性にきめ細かく配慮した収納スペース
- 軽快なパフォーマンスと高い安全・環境性能
- 優れた動力性能の1.5L・1.3LVVT-i*1エンジンと、滑らかな加速と低燃費をもたらすSuper ECT
- 軽快な走りを支える、熟成を重ねたサスペンションと高剛性ボディ
- 全方位コンパティビリティ構造を追求した衝突安全ボディGOA*2と歩行者傷害軽減に配慮したボディ構造
- 全車、「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」(国土交通省の低排出ガス車認定制度)ならびに「平成22年度燃費基準」(省エネ法に基づき定められている燃費目標基準)を達成
- リサイクル性に優れた材料を採用するとともに、世界で初めて*3水銀フリーとしたディスチャージヘッドランプを採用するなど環境負荷物質を低減
*1 |
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*2 |
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*3 | 2004年6月現在。トヨタ調べ |
ウェルキャブ
- ベース車の特長である大開口電動スライドドアを活かした多彩な仕様を設定。サイドアクセス車には、助手席位置に脱着シートもしくは専用車いすで乗車できる日本初*の仕様を設定。
設定仕様
- 助手席リフトアップシート車“Aタイプ”/“Bタイプ”
- サイドアクセス車(脱着シート仕様)“Aタイプ”/“Bタイプ”
- サイドアクセス車(専用車いす仕様)
- サイドアクセス車(脱着シート+専用車いす仕様)
- 専用パワーステアリング車“タイプI”/“タイプII”/“タイプIII”
* | 2004年6月現在。トヨタ調べ |
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ウェルキャブ メーカー希望小売価格
(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
ベースグレード | 駆動 | エンジン | トランスミッション | 価格 | |
---|---|---|---|---|---|
助手席リフトアップシート車 “Aタイプ”*1 |
130i“Cパッケージ” | 2WD (FF) |
2NZ-FE | Super ECT | 1,690,000 |
150r | 1NZ-FE | 1,770,000 | |||
サイドアクセス車 (脱着シート仕様) “Aタイプ”*1 |
130i“Cパッケージ” | 2NZ-FE | 1,820,000 | ||
150r | 1NZ-FE | 1,900,000 | |||
サイドアクセス車 (専用車いす仕様)*2 |
130i“Cパッケージ” | 2NZ-FE | 1,970,000 | ||
150r | 1NZ-FE | 2,050,000 | |||
サイドアクセス車 (脱着シート+専用車いす仕様)*2 |
130i“Cパッケージ” | 2NZ-FE | 2,100,000 | ||
150r | 1NZ-FE | 2,180,000 | |||
専用パワーステアリング車 “タイプI”*3 |
130i“Cパッケージ” | 2NZ-FE | 1,760,000 |
*1 | 消費税は“Aタイプ”“Bタイプ”とも非課税。“Bタイプ”は70,000円高 |
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*2 | 消費税は非課税 |
*3 | 消費税は“タイプI”“タイプII”は非課税、“タイプIII”は車両購入時に指定の運転補助装置を取り付けた場合のみ非課税。“タイプII”は610,000円高、“タイプIII”は310,000円安(非課税の場合) |
以上
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