トヨタ、ハリアーをマイナーチェンジ

トヨタ自動車(株)は、ハリアーをマイナーチェンジするとともに、トヨペット店（大阪地区は大阪トヨタ）専売とし、本日より全国一斉に発売した。

今回、直列4気筒エンジンを2.2リットルから2.4リットル BEAMS^＊2AZ-FEに改め、動力性能を大きく向上させている。

またエクステリアでは、フロントグリルやリヤコンビネーションランプなどの意匠変更、新外板色4色の採用とあわせ、インテリアでは、新意匠のステアリングホイール、新内装色ブラックの採用などにより、高級感を演出している。

さらに、専用チューニングのユーロチューンドサスペンションを採用したスポーティで魅力的な“iRバージョン”を各グレードに新設定したほか、DVDボイスナビゲーションシステムの新採用、燃料タンクの容量拡大など、各種快適・機能装備を充実させている。

あわせて、先進のBEAMSエンジンの搭載などにより低燃費を追求し、特に2.4リットル2WD車では平成22年度新燃費基準を先行して達成。また、NOx、HCを低減し、低排出ガス車認定制度における「平成12年基準排出ガス25％低減レベル」を全車（2.4リットル車ならびに3.0リットル車）で達成するなど、環境にも配慮している。

なお、月販目標台数は2,000台、店頭発表会は11月18日（土）、19日（日）を予定している。

2. デザインのリファイン
   • エクステリア
     • 力強さを強調したフロントグリル、色を変更したヘッドランプエクステンションや形状を一新したリヤコンビネーションランプの採用などにより、高級感を向上
     • 外板色には、グレーイッシュブルーメタリック、ホワイトパールクリスタルシャイン（オプション設定）、ダークグレーマイカメタリック、ダークブルーマイカメタリックなどの新色4色を含む全7色を設定
   • インテリア
     • 中央にクローム調のオーナメントを配した新意匠の本革巻き3本スポークステアリングホイール（“Gパッケージ”は、シフトレバーノブとともに木目調を採用）、新しい模様の木目調パネルやクローム調のエアコンレジスターノブ、インサイドドアハンドルを採用したほか、内装色にブラックを新設定し、より高級感のあるインテリアに変更

3. ラインアップ・各種装備の充実
   • スポーティで魅力的な“iRバージョン”を各グレードに新設定
     • 欧州仕様車をベースに専用チューニングを施したユーロチューンドサスペンションやスポーツステアシフトマチックを採用し、スポーティな走りを実現
     • ハーフミラータイプのUVカット機能付プライバシーガラス（リヤドア、リヤクォーター、バックドア）、リヤスポイラー、カラードマッドガードなどにより、スポーティイメージを強調
     • アルミインパネオーナメント、アルミ調のドアスイッチベースや専用シート＆ドアトリム表皮を採用し、スポーティな室内空間を創出
     • バニティミラーランプ（運転席＆助手席）、コンライトなど便利な装備も充実
   • 各種快適・機能装備を充実させ、高級感を演出
     • DVDボイスナビゲーション付エレクトロマルチビジョン（オプション設定）は、5.8インチワイドディスプレイをタッチパネル式とすることで、操作性を向上。さらに新採用のDVDにより、経路探索処理速度の大幅な短縮、目的地の住所戸番レベルでのピンポイント検索の実現とともにFM多重放送への接続、販売店装着オプションのVICS受信機器ならびに自動車向け情報サービスのトヨタ情報通信システム・モネ（MONET）にも対応
     • 熱負荷を低減してエアコン使用時の低燃費に寄与するUVカット機能付ソフトプライバシーガラス（リヤドア、リヤクォーター、バックドア）を標準装備
     • 車両の姿勢変化にかかわらず、照射軸を一定に保つオートレベリングシステムを採用したディスチャージヘッドランプを標準装備（除くベースグレード）
     • クルーズコントロールを3.0“Gパッケージ”にオプション設定
     • 燃料タンク容量を75リットルに拡大（従来型比＋10リットル）
     • ロゴ入りステンレススカッフプレート、大型フロントシートアームレスト、トノカバーグリップなどを新採用したほか、アシストグリップについてフロントは2ヶ所に増設、リヤはコートフック付とするなど装備を充実

4. 安全・環境への配慮
   • 障害物回避のための急激なハンドル操作時や滑りやすい路面での旋回時の横滑りを抑制する車両安定性制御システムVSC^＊1を3.0リットル車にオプション設定
   • ブレーキを踏み込む速度と量から、コンピューターがドライバーの緊急制動の意思をくみ取り制動力を高めるブレーキアシストを全車に標準装備
   • 雨天時の視認性を高める撥水機能付フロントドアガラスやレインクリアリングドアミラーを新採用
   • 3点式シートベルトを全車のリヤ中央席にも標準装備
   • チャイルドシートとベビーシートがワンタッチで確実に固定できる、ISO FIX^＊2対応のチャイルドシート固定専用バーをリヤ左右席に設定することで、利便性・安全性を向上
   • 先進のBEAMSエンジンの搭載などにより低燃費を追求し、特に2.4リットル2WD車では平成22年度新燃費基準を先行して達成
   • 低排出ガス車認定制度における「平成12年基準排出ガス25％低減レベル」を全車（2.4リットル車ならびに3.0リットル車）で達成

5. ウェルキャブ（メーカー完成特装車）の新設定
   • 高齢者や身体の不自由な人の乗降を容易にする「ウェルキャブ 助手席リフトアップシート車」を新設定（除く“iRバージョン”）
     • “Aタイプ”は、助手席シートが約90度回転し、スイッチ操作で車外にスライドダウンさせることにより座ったままでの乗降を実現
     • “Bタイプ”は“Aタイプ”の装備に加え、車いすの積みおろしが容易にできる手動車いす用収納装置（電動式）を標準装備

SuperECT

スーパーインテリジェント4速オートマチック

以上