トヨタは2000年より本プログラムを通じ、環境問題の解決とそれを担う人材の育成に対し支援してまいりましたが、2020年度をもちまして終了致しました。20年以上に亘り継続できたのは、ひとえに助成団体の皆様方のおかげであり、心より感謝申し上げます。

今、世界では気候変動と同様に生物多様性の毀損が問題となっております。野生生物に由来する感染症の拡大など、人と自然の調和が崩れたことが原因の一つとされています。こうした中、私どもは「誰一人取り残さない」という姿勢で国際社会が目指しているSDGsへの取り組みや、カーボンニュートラル達成、人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジに、「意思」と「情熱」を持って取り組んでいます。

環境への取り組みについてはこちら

助成プロジェクトの例

浜辺の決して消えないごみ

瀬戸内海の船でしか行くことができない浜辺や無人島には、大量のプラスチックごみが蓄積しています。このごみを、未来の子どもたちに残せない!これらのごみがマイクロプラスチックやマイクロビーズになって魚が食べてしまう前に、船で拾い集めています。この活動では、海のプラスチック問題の啓発活動を行い、海洋生物の環境負荷軽減をめざしています。

プログラム概要(2020年度まで)

プログラムの目的

トヨタ環境活動助成プログラム

トヨタは、豊かな社会の実現とその持続的な発展のため、社会の幅広い層と力を合わせ、持てる資源を有効に活用しながら、次の世代を担う人材の育成と社会的課題の解決に向け、各国・各地域の実情に合わせた活動を展開することを社会貢献の基本理念としています。
このような基本理念に基づき、トヨタ環境活動助成プログラムは、環境保全のための次の世代を担う人材の育成と環境問題の解決を目指す民間非営利団体等が実施するプロジェクトを助成しています。

「トヨタ環境活動助成プログラム」
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トヨタ環境活動助成プログラム

助成対象

トヨタ自動車は、「ものづくりは人づくり」と考え、技術開発、生産活動を通じた人材育成を企業活動の中心においてきました。本プログラムは、「ものづくりは人づくり」という視点から、環境課題の解決に取り組む人材育成、実践的に環境課題解決に資するプロジェクトやESDを推進する民間非営利団体の活動を助成します。

助成対象テーマ

「生物多様性」・「気候変動」。

応募資格

民間非営利団体を助成対象とします。
NPO・NGO、公益法人および法人格を持たない任意団体やグループを含みます。
[営利企業、国、地方自治体、学校(幼稚園から大学を含む)、国際機関(政府間協定で成立した機関)等は、助成対象外とします]

助成枠

  • 海外プロジェクト

    日本国内在住の団体、または日本国内在住団体と海外在住団体の協働によるプロジェクトを助成します。海外在住団体のみでの活動は対象外です。ただし、弊社海外事業体との協働の活動は対象とします。

  • 国内プロジェクト

    日本国内在住団体による、環境を保全するための地域に根差した活動を助成します。

  • 国内小規模プロジェクト

    今まで当助成プログラムで助成を受けたことがない日本国内在住団体による、環境を保全するための地域に根差した活動を助成します。

お問い合わせ

トヨタ環境活動助成プログラム事務局

E-mail
tmc-ecogrant@g500.jp
こちらからはトヨタ環境活動助成プログラム関連のお問い合わせのみ受け付けております。

公益財団法人 トヨタ財団では、以下のプログラムで助成を実施しております。

  • 国内助成プログラム
  • 研究助成プログラム
  • 国際助成プログラム

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